戦争の心得

Last-modified: 2016-08-24 (水) 21:18:57

準備

戦なくして統一なし。常に準備は怠らないようにしよう。
オーソドックスモードは三国志3と同じなのでそちらの攻略を参照すればよい。
DSオリジナルモードにすると変化する主な点は以下。

  • 常時発動の「特性」と士気を消費して使う「戦技」が導入される。
    • 戦技がないと、移動、攻撃、弓矢、退却くらいしかできない。
  • 毎ターン士気が上昇する。
    • 回復量は隣に味方がいれば多く、敵がいれば少なくなる。
  • 敵の動きはすべて丸見え。
  • 敵の情報は無条件で見れる。(伏兵してる敵は無理)
  • 矢の数は無制限。
  • 移動方法の操作が変わる。
  • 移動攻撃は残り機動力0でも可能。
  • 敵のZOCが機能していない(説明書と違う)
  • 城壁超えした後で開門して味方を引き込む作戦ができなくなる。
  • 戦闘時の影響度合いが武力>指揮となる。

情報を集める

周辺国の兵力、武将数はできる限り把握しておこう。
隣接する都市と同程度の兵士、その倍の兵糧は確保しておきたい。

兵を集める

徴兵・募兵とあるが、徴兵が基本。募兵はコストパフォーマンスが悪い。
兵を集めると、金はもちろん兵糧も減るので、雇いすぎて兵糧不足にならないよう気を付けよう。

兵を鍛える

集めたばかりの兵は非常に弱い。ガンガン鍛えよう。
軍事コマンドで、訓練100、士気100まで上げる事ができる。
まずは訓練で訓練100、士気70まであげて、そこから戦争準備で士気100にしよう。
DSモードでは毎ターン士気+なので別に上げなくてもいい。

兵を編成する

野戦だろうが水戦だろうが基本的には敵は自軍の大将を狙ってくるので
総大将は戦闘力が高い騎兵にするのがおすすめ。ただし知力が低い場合は同討や火計に注意。
強弩、弩も最大限に活用すると良いだろう。
水上戦の場合は騎兵にしても強くないので歩兵でいいが大将にはできれば大きい船を使わせよう。

勝利条件

戦いに勝つための条件は、基本的に以下の7つに分かれる

  1. 敵部隊が全て撤退する。
  2. 敵部隊を全滅させる。
  3. 全ての城を制圧する。攻城戦のみ。攻撃側勝利。
  4. 敵君主を捕らえる。
  5. 敵の兵糧、士気が共に底を突く。
  6. 経過日数が20日を越える。野戦・水戦のみ。防衛側勝利。
  7. 停戦成立。防衛側勝利

敵部隊が全て撤退する。

おそらくこの形の勝利が最も多いと思われる。

多くの場合、敵総大将を集中的に攻撃することでこの条件を満たすことができる。
COM総大将は、兵数が少なくなると撤退し、それと同時に他の部隊も全て撤退する。
敵総大将の捕縛が成功しても同様。
その為、攻城戦の部隊編成は、総大将戦を想定して行うのがよいだろう。
逆に、不利な防衛戦でも、総大将の狙い打ちさえできれば撃退できる。

また、敵の兵糧が尽きかけた時にも、COMは総撤退をする。

敵部隊を全滅させる。

COM総大将は捕獲される前にほとんど撤退してしまうので、
敵に撤退先がない場合に、勝利方法の選択肢になる。

しかし、攻城戦の場合、この手法はあまりオススメできない。
というのも、撤退先がない敵の城を落とした時は、
敵の所持兵を含む全ての登用を成功させることができるからである。
全滅させると兵がもったいない。
敵を全滅させようとすると、こちらの被害も大きくなりがちなので、
出来る限り別の方法を採ったほうがいいだろう。

防衛戦の場合、自軍の状態に余裕があれば積極的に狙っていってもいいだろう。
ただし上記のとおり、総大将を先に狙うと他の部隊も撤退してしまうので、順番だけは気をつけて。

全ての城を制圧する。

敵の総大将はいずれかの城に陣を構えているため、
城の制圧前に総大将が撤退して勝利してしまうことが多い。
条件2と同様に、敵に撤退先がない場合に採ることになるだろう。

任意の攻撃側部隊が城の上で待機することで、城を制圧できる。
制圧した城は、色が青から赤に変わる。
防衛側は、再度城の上に待機することで取り戻すことができるが、基本的にCOMは奪還に来ない。

全ての城を制圧すると、そこで戦闘終了になる。
敵部隊は自動的に捕縛される。

ちなみにプレイヤーが防衛側で、撤退できる都市が残っていれば、総撤退する事になる。

敵君主(太守)を捕らえる。

基本的には

  • 敵の君主(太守)の1部隊のみで自軍兵力の1/8以下かつ接近していれば退却する。
  • その他の部隊は3999以下で自軍と隣接していれば退却する。
  • 兵数がもっと少ない部隊は接近しただけで退却する。

退却成功率は武将能力、兵数、移動力、訓練士気、隣接部隊数などの影響が大きいと思われる。
なおDSモードでは毎ターン士気+があるため兵を持った武将はあまり捕まらない。
捕まえたいのなら偽令をかけてから狙撃や誘引で士気を削ってやろう。
一方でオーソドックスモードでは余裕があれば包囲して捕獲を狙っていくといい。
 どちらにしても城にいる部隊は強いので逃げられるとしても戦うよりは退却させた方がいいだろう。

例外 

  • 敵に大将以外の部隊がいると1/8以下でも逃げない事がある。
  • 自軍の兵力が3-4万程度?までは1/8以上でも逃げる事がある。
  • 自軍の兵力が4-5万程度?まではその他の部隊の退却ラインはもっと低い。
  • 兵力差が10倍程度?になると接近しなくても退却する。

君主は逃がしても斬首しても、所有兵士は人口になるので逃がしてもいい。
太守以下は逃がすと兵士も一緒なので斬首の余地もある。

敵の兵糧、士気が共に底を突く。

俗に言う兵糧攻め。

通常、COMは兵糧が尽きる直前で撤退するが、
撤退できる都市がない場合は士気が続く限り抵抗してくる。
兵糧がない状態で戦闘を継続すると、毎ターン士気が下がり続け、
士気0となった時点で戦闘継続不能となる。
全ての城を制圧した時と同様、その時点で敵部隊は全て捕縛される。
ただしDSモードでは鼓舞と毎ターンの回復があるのでなかなか終了しない。

敵を最後の一都市に追い詰めたものの、大量の兵を保有していて攻めづらい場合などに、
この方法を採るといいだろう。

経過日数が20日を越える。野戦・水戦のみ。防衛側勝利。

戦場で戦う場合、時間切れは防衛側の勝利になる。
大抵はその前に勝負がつくのだが、普通に戦っても勝ち目が薄いと判断したら、
伏兵などを用いて積極的に狙ってみるのもいいだろう。

ちなみに攻城戦で10日を経過すると、次の月に持ち越して戦闘が継続される。

侵攻戦

十分な兵力、武将が揃ったら敵国に侵攻しよう。
出陣する都市が複数の都市に隣接している場合、残す兵数にも十分気を配ろう。

  • 米は増援を含む総兵数の2倍以上
  • 金は情報1回=10、説得(一般)=100なので数百程度

あと1月(金)と7月(米)の収支に配慮して持っていく量を決めよう。
貧しい都市に大兵力で攻める時には注意しよう。

敵に退却できる都市がないと最後まで抵抗されて損害がでるので
兵糧0の都市に逃げれるようにしておくのもいいだろう

野戦

敵が戦場に迎撃に出た場合、野戦に勝利して戦場を確保しなければ都市に侵攻する事はできない。
ちなみに20日以上経過すると自動的に守備側の勝利になるが、まずそこまで長引く事はない。
野戦・水戦はターン数が多いが兵糧消費が半分なので特に気にする必要はない。

敵は兵力が自軍より多ければ寄ってくるし、少ないと逃げるので
劣勢の間は有利な地形で待ち構えて一斉、伏兵、弩などで攻撃。
優勢になったら1マスを空けて包囲して動けなくしてから弩を撃ち込んだり
伏兵して相手が寄ってくるのを待ったりすればいい。
オーソドックスモードだと包囲状態で退却させれば捕獲も十分期待できる。

水戦

大河の戦場が少ないため、水戦になる機会はほとんどないが、野戦とは若干ルールが異なる。
移動力は船の種類に依存し、士気は関係ない。
弩・強弩は水上でも弓を使うことができ、攻守とも船の種類は関係ない。
軍馬にしても攻撃力・機動力は上がらず、火計に弱いので使わないほうがいい。
船に火がつくと、移動しても付いて回る。
そのかわり消火コマンドが行えるが、必ず成功するわけではない。
また、オーソドックスモードでは一騎討ちは行えない。
DSモードであれば水神を持った武将に弩を撃たせればすごいダメージが出る。

城門まで

まず

  • 敵の援軍は必ず自軍に近づいてくる。
  • 敵のほうが兵力が多い、もしくは兵糧不足だと守備側も近づいてくる。

なので近づいてくる敵がいるならどこで戦うかを決めよう。
援軍が大軍なら急いで城内に入って城門に蓋をして弩、偽令、大火計等で迎え撃ってもいいし
城外に水地形があるなら大将をつかって敵をそこに誘導して戦う手もある。

向かってくる敵を始末するなりしたら進軍だが
城門までの間には落とし穴がある場合があるので大きく迂回するか
兵1もしくは160程度の囮部隊を利用しよう。
DSモードでは「先読み」の武将を先行させればいい。

城門に着いたらDSモードでは壁越えしても他部隊を引き込めないので大して意味はないが
オーソドックスモードなら士気101以上の騎兵以外で移動力9以上にして城壁越えを
狙ってもいいだろう。名馬を持っていれば簡単。

城内戦

まず敵の総大将から5マス離れた地点まで進出しよう。(建業など5マス以内に城門がある都市ではその城門の外)

4マス離れた地点まで入ると城の周りの部隊がその部隊に攻撃する、もしくは退却する。(が、DS版ではなぜか動かない場合もある。)

なので5マス地点に集結してから

  • 囮(できれば騎兵)を1-2歩進めて敵を引き寄せる。 又は
  • 一気に敵部隊と隣接させて退却させるか交戦する。
    ということになる。

城の周りにすぐ逃げる兵数の部隊しかいないなら一気に接近して逃がせばよいし
4000以上の部隊がいるなら引き寄せてから包囲してボコればいい。

 敵総大将が篭る城は非常に地形効果が高く、また兵力最大の事がおおいので、
うかつに仕掛けると大きな被害を受ける。
弓矢は敵兵力が多いほど威力が高くなるので、総大将戦までに使いきる事がないようにしたい。
直接攻撃をする場合は、一斉を仕掛けるのが望ましい。
城の隣に砦や民家があれば、できる限りそこに陣取ろう。
敵総大将を撃破すれば、ほとんどの場合は残りの敵が撤退して勝利となるが、
孤立した都市を攻めた場合などは、全ての城を占領するまで抵抗してくる。

侵攻戦では、総大将が篭る城をいかに少ない被害で落とすかが重要である。
そこに重点を置いた編成の例を以下に記す。

  • 例1
    総大将歩兵10000以上
    3部隊以上歩兵4000程度
    国力がない初期からでも組める編成。
    一斉は仕掛ける部隊の被害が一番大きく、敵総大将は確実に自軍総大将を攻撃してくるので、
    総大将の兵力は、低くとも10000程度は欲しい。
    2,3部隊での一斉はあまり効果が上がらないので、それ以上、できれば完全に城を囲める6部隊を揃えたい。
    騎兵は防御力が非常に高いので、騎馬が揃い次第、総大将だけでも騎兵編成にするべきだろう。
  • 例2
    総大将騎兵最大
    5部隊騎兵10000程度
    残り強弩兵任意
    全て騎兵で囲めば被害も少なく、また一斉の効果は非常に高くなる。
    外からの火矢を仕掛ければ鬼に金棒だ。
    馬は買えばいいが、訓練された兵の補充は手間がかかるので、
    財力に余裕ができてきたら、歩兵からは脱却していったほうがいいだろう。
  • 例3
    総大将騎兵最大
    5部隊強弩兵最大
    高価な強弩を揃える事ができれば面白い編成である。
    敵総大将は必ず味方総大将を狙うので、それを逆手に取っている。
    強弩兵は直接攻撃に強くないが、総大将がいれば狙われる事はない。
    隣接した強弩兵の弓矢はかなり強力で、火矢一撃で2000程度削れる事もある。
    ただ、敵の城にたどりつくまで、盾役の部隊が必要になる事もあるだろう。

防衛戦

自勢力の絶対防衛線を決めておくこと。
このサイトにも載っている重要都市には十分な兵を配置してとられないようにしよう。

野戦

敵軍を野戦場へ迎撃しにいけば、負けても一旦は都市への侵攻を防げる。
そのため、勝ち目がない場合でもひとまずは迎撃しにいこう。
野戦でも[落穴]を掘れるので、できるかぎり軍師も連れていくように。

城門まで

敵が大軍の場合、城門の内側に二部隊配置して、敵が城門に入ってきたら一斉を使ってそこで食い止める。
これによってかなりの敵軍が城外にて釘付けにすることができる。
さらにその際に弓矢部隊がいれば一斉射撃を使って固まった敵を攻撃すると良い。

敵が城壁越えを使って進入してきたら、部隊に余裕があるときは超えてきた城壁の前に二部隊を配置して、
そこで城門のときと同じように一斉を使ったりして食い止める。おまけに城壁は防御力を下げるので、
敵に大打撃を与えることもできる。部隊に余裕のないときは最強部隊一隊で駆逐するようにする。
城壁を越えてくるのはせいぜい二、三部隊なので、城などをうまく利用すれば三倍くらいの敵なら
なんとか駆逐も可能なはず。

そのようにしてひたすら味方の援軍を待つ。ただし味方の援軍がこれない、来ても勝ち目がないときは、
敵が攻めてきたときに早々に退却か意地でも守るかの判断をする。
ある程度まで戦ってやっぱり勝てないから退却するというのは下策。
結局捨てるのであれば、その都市を守る兵力を他にまわすほうが賢明。

意地でも守るという判断をし、上記の戦略でも勝ち目がないときは、一か八か敵総大将への集中攻撃を行う。
敵総大将の退却は全軍撤退を意味するので、敵総大将の部隊を捕らえない程度に攻撃をする。
敵総大将を捕らえ、その部隊が兵糧を持っていなければ、別の部隊が総大将に代わるだけなので、
さらに勝利を得るのが難しくなってしまう。

ただし、何よりもまず大切なのは、常に隣接都市の兵力を把握し、それ相応の兵力を配置しておくこと。
それが無理なら同盟を組んで攻められないようにしておくこと。

城内戦

城・町・村に部隊を置き、有利な地形効果を得て戦うよう心がける。
敵軍は総大将が倒されそうになると全退却するので、総大将を徹底的に狙い撤退に追い込む。

戦後処理

戦争が終わったら兵を編成し直して、次の戦争に備えよう。
捕らえて登用した武将はほとんどの場合忠誠が低く、
そのまま前線に置いておくと引き抜かれる可能性が高い。すぐに安全地帯に移動させよう。
そうすれば、万が一下野してしまっても、登用しなおす事ができる。
また、兵士を持っているのであれば編成して剥ぎ取ろう。
あまりにも忠誠が低い武将は、解雇して登用しなおしたほうがいい。
ただし無能な武将は斬るのも一つの手だ