ミュウツー

Last-modified: 2018-09-10 (月) 12:27:45

炎獄握受け身失敗から確定する技



要注意技


・ダークフラッシュ(弱)
 前方を暗黒の光で攻撃。連打した場合は百烈に派生する。
 パルテナの弱に近い使い方が可能で、弱一止めから下強、掴み、上強などと繋げることができる。中距離ではこれを置かれていることも多いため、迂闊に近づくとこれを起点にコンボを繋げられる。
 この技の恐怖が発揮され始めるのは、ガノンが蓄積70%を超えたあたり。前述の弱1止め→下強や上強コンボの他に、当たれば短時間気絶を起こす下Bが択として入ってくるのである。確定ではないことが救いだが、不用意に空中回避や暴れを起こすと着地隙に下Bがヒットし、そこからホールド上スマ等をもらって撃墜なんて可能性があるので警戒すべし。通常ならばガード安定だが、さらに高蓄積の場合は掴みによるホームランの脅威もあるので、その場合はジャンプで逃げることが賢明か。

・アンダースラップ(下強)
 下段を尾で凪ぎ払う。リーチもそこそこあり、何より連射がきくこの技はミュウツーの生命線とも言える技。
 前述の弱と対をなす置き技で、あちらが迂闊な接近を絡めとる技ならこちらは接近を許さない技。ガノンの下強一回の間に二回は繰り出せるので、見てから反確は難しい。尾の先端はやられ判定も存在しないらしく、ちょっと短い武器のようなもの。これをもらうと軽く宙に浮くため、低%時だとそこから空前や空Nといったコンボでがっつりダメージを稼がれてしまう。
 条件、状況が限定されているものの、ガノン側が崖背負いでこれをもらった場合、そのまま崖外に出されながらミュウツーの追撃空下メテオを狙ってくる場合がある。これまた位置やタイミングが噛み合いやすく、早期バーストされてしまうこともあるので注意。急いで空中回避か、余裕があれば空上で追い払いたい。
 もっとも、あちらの下強が届く距離ならばこちらの下強も届くことが多いので、隙を逃さず一発捩じ込みたい。

・ギャラクシーフォース(上スマ)
 片手を掲げ、そこから銀河のようなエネルギー波を発生させる。葡萄ジュースではない。
 基地外バースト力もさることながら驚異的な持続、判定を持っており、おじさん程度の空中機動力では一度空中回避したところでも巻き込んでしまう。暴れの空下や空下Bなどもまとめて狩られる恐れがあるので、打ち上げられてミュウツーが下に待機しているときは、迎撃などは考えずに素直に離れるか崖に逃げること。
 幸いその持続が災いしてミュウツー自体は隙だらけ。おまけに攻撃判定は上部のエネルギーにしかないので上スマ空振り時は狙い目。…なのだが、背が高いキャラクターは頭などがこの技の攻撃判定に引っ掛かってしまう。つまり長身魔王には地上で放っても当たるということなので、油断しているとダッシュ上スマとかで星にされる。多段ヒットなのでしっかりガードした後に、キツいお仕置きを叩き込もう。

・シャドースクラッチ(空前)
 前方を片腕で引っ掻く。縦のリーチは短く、横へのリーチもまずまず。発生は速く、後隙は最速で出しても着地隙は発生しない。
 そして、その発生や後隙の割にはかなりのバースト力を誇る技でもある。ガノンやドクマリの空前には及ばないものの、彼等よりも圧倒的なスピードで繰り出すため見てからガードはまず間に合わない。SJ最速空中回避からも出せるため、ミュウツーが消えたと思ったらこちらが吹っ飛ばされていたなんてこともザラ。決め技としてはもちろん、コンボ、牽制、暴れ、復帰阻止と非常に汎用性が高い。ジャンプの独特な挙動と相まって、向こうが上昇したと思ったらすれ違い様に辻斬りされていたりもする。
 復帰阻止としてこれを当てられたら、中程度の蓄積でも稲妻が出るほど。それでなくても復帰力の関係上戻ってこられる確率はグンと下がってしまう。
 代わりに全体としてのリーチは短めなので、斜めから攻めれば非常に当たりにくくなる。

・メテオキック(空下)
 空中で宙返りしながら真下を踏みつけるような蹴り。その名の通りメテオ属性を持ち合わせているが、数あるメテオ技の中でもトップクラスの発生を持つ。
 崖外でミュウツーに真上をとられてしまったら、その瞬間に緊急回避を出すこと。ぼやぼやしていると一瞬で奈落の底に叩きつけられる。恐ろしいことにミュウツーは復帰性能が高い上、そのふわふわとした空中制動で、崖からかなり離れていても強引にこの技を決めにかかることもできる。ステージ上側から復帰している場合でも、ミュウツー独特の空中ジャンプで一瞬すれ違った瞬間に蹴り落されるなんてことも。
 もちろんこの技にもカス当たりが存在するが、そのベクトルは真逆の上。おじさんばりの「上に落とす技」となる。さらに、地上でこの技を当てられた場合、なんと向こうの上投げバーストラインよりもやや低い蓄積でもバーストさせられてしまう。
 尚、この技はホッピングができる。おちゃめな挙動ながら悪魔じみたバースト力を誇るその姿は、さながらX魔王の再臨とでもいうべきか。葡萄ジュースはおろか玩具さえも奪い取られてしまったようだ。
~2015年12月16日のアプデにより、技の持続Fが2F→4Fへと強化された。実質倍のF増加により、さらにこの技の危険性が高まった。~

・ワールスロー(上投げ)
 ミュウツーを軸に掴んだ相手を超能力で何度も回転させて高空へ放り投げる。DXでのミュウツーの代表的な決め技。
 超能力での投げ技なので察しはつくのは思うが、投げバーストが可能な技。しかし過去作と比べるとラインはかなり高めに設定されており、ホカホカ補正なしではマリオでも130オーバーでなければバースト不可能。ガノンでは140オーバー付近が危険域となる。ただ、特筆すべきはこの技が「上投げ」であるということ。つまり、ステージの崖際でなくとも掴めばバーストを狙えるということ自体が強力無比。
 おまけにミュウツーはダメージを溜めることに関しては困ることはないので、気がつけば危険域、そして掴まれあえなくサヨナラ!といったことは非常に多い。これにミュウツー自身のホカホカ補正がかかるとその脅威度は果てしないものとなる。
 幸い、ミュウツー自身の掴みリーチはかなり短い。ダッシュ掴みや振り向き掴みもそこまで伸びないので、向こうから接近を仕掛けてきたらしっかりと拒否を心掛ければ対処は可能である。
~2015年12月16日のアプデにより、ミュウツー自体のダッシュ速度が大幅に上昇した。比例してダッシュ掴みの脅威も跳ね上がったので、注意されたし。~

・シャドーボール(NB)
 両手から暗黒のエネルギー弾を撃つ。溜めることで飛距離、大きさ、威力が飛躍的に上昇する。葡萄の実ではない。
 溜めなしNBは後隙が少なく、憎き髭兄弟のFB並の連射がきくので弾幕を張られたりする。また威力の小ささを利用してダウン連始動技として使われる。特に横Bのあと何もしていないとこれでダウン連始動されるため注意。逆に最大溜めNBはサムスの最大チャージショットに匹敵する威力を誇るため、最大まで溜められるとプレッシャーが増大する。ガノンは隙の大きい技が揃っているため、中距離で無闇に振るうともれなく突き刺さるため注意。
 その飛距離を生かして復帰阻止で放たれることも多いので、しっかり回避していきたい。こちらからの手出しは厳禁、ジャスガノンもしくはsjで手堅くラインを詰めること。
 ちなみにこの技も例によって溜めキャンセル可能だが、その方法はガード、回避、そして「掴み」が存在する。のんびり溜めてやがるぜ!だなんて甘えた思考でのんきに近づこうものなら、その超能力による投げを存分に味わうことになる。

・かなしばり(下B)
 眼を光らせ、自分に顔を向けている相手を気絶させる光を飛ばす。
 数ある強力な技のレパートリーを備えるミュウツーの中で、「もっとも受けてはいけない技」である。前述したとおりこの技、当たった相手を「強制的に気絶させる」という極悪な性能を秘めている。それが意味することはつまり、高火力かつ撃墜力を誇るミュウツーを前に行動不能な隙を晒すということである。蓄積によって気絶時間が変動し、魔王ほどの重量をもってしても70%以上の蓄積からこれをもらえば、気絶の間にホールド上スマ横スマ下スマetc…と、ほぼ撃墜は免れない。
 着地を狩ろうと躍起になって追い回していたら拒否技としてこれを置かれていたり、もしくは逆にこちらの着地狩りに当ててくることがある。また、横スマなどの後隙の多い技をジャスガされたり、横Bや下Bの突進に合わせて出されるとどうしようもない。それだけに留まらず、弱1止めから狙って来たり、下投げで宙に浮かせた後にこちらの隙を伺って当ててきたりと、人によって狙い方も変わってくる。無論、これらすべてを使いこなす猛者もいるし、そもそも当たってはいけないのだが。
 そんな凶悪な技の割には発生、後隙は共に少なく、リーチも下強よりちょっと短いくらい。距離によってはガード後にこちらが反確をとれる技がないことも。しかしガードをしていればまず間違いなく防げるため、蓄積値に危険な匂いが漂いはじめたら警戒すること。また、この技は空中でくらうと気絶せずに真横に軽く吹っ飛ばされる。テンポは崩されるものの気絶に比べれば圧倒的にリカバリーが効くので、sj主体の立ち回りに切り替えるのも一つの手か。


立ち回り


 実に14年もの歳月を経て再会。共にグラフィックが一新された(両方かっこよくなったとは言ってない)両者だが、その相性は五分五分といったところ。

 遠距離での立ち回りでは、言わずもがな高性能な飛び道具持ちのミュウツーに軍配が上がる。逆に中距離ではミュウツー側は差し込める技はDAぐらいしかなく、弱や下強、NBで牽制が主な行動となる。一方こちらも、それらが下強をぶち込む阻害となるので、慌てずジャスガノンでいなしていく。下強の間合いに入ってようやく開戦。
 ミュウツー側もガノンとのインファイトなど望むはずもないので、これらの接近をさらに大jかsj空Nで迎撃しながら離脱や、引き空後や横強などでの追い返しを図ってくるだろう。空Nに関しては判定が薄いのでこちらが先に下強などを出しておけば潰せ、空後は若干発生が遅いので見てからガードも間に合うことも多い。
 基本的な飛び道具対策を怠ることなく行動すれば、決して近づけない相手ではない。特に今作のミュウツーは恐ろしいほど軽く、おまけに体格も大きいために下手をするとプリンよりもあっさりと撃墜できてしまうことも。一部では「逆ルカリオ」と呼ばれていたり。80%溜まったミュウツーは実質120%くらいなので、相手からしても魔王の一撃は恐怖に違いない。

 だからといって楽に倒せる相手ではない。溜めNBはもちろんのこと弱、下強から始まる高火力コンボの数々、空前や空下といった強力なバースト技や、高蓄積ならばステージのどこでもバースト可能な上投げ、次いで崖際で特に脅威となる後投げ、そしてダメージがたまっているときに当てれば撃墜確定という凶悪な下Bと、その火力と撃墜能力は魔王に匹敵するといっても過言ではない。
 特に、こちらにはない圧倒的な復帰力、地上でのダッシュ速度、強力な飛び道具の3つは、こちらの欠点を的確につかれる要素。その軽さばかりを見て無理に攻めれば、気が付いた時にはダメージレースで圧倒的に差がつけられてしまい、そのまま押し込まれることも多い。また、低蓄積でも崖外に押された場合、そのまま空下でのメテオや空Nでひっかけられての押し出しなどで早期決着という事態も容易に起こり得る。
 

 総じて互いに高火力ということもあり、向こうはこちらの撃墜力と判定が恐ろしく、こちらは向こうの飛び道具と復帰阻止が恐ろしい対戦カードと言えよう。少なくともNBの処理率次第で勝敗は大きく変わってくるので、ジャスガノンは習得しておきたいところ。ちなみに横Bからは弱しか入らない。


コメント欄

  • 相性が五分五分…? -- 2016-08-21 (日) 18:01:40
  • 相性五分五分は無い(確信) 機動力、火力、コンボ性能、武器判定技を見るに、ゲーム内屈指の相性の悪さがある。 おじさんの一発が相手にとって怖いのも確かだが、M2の対ガノンでの完封のしやすさも相当なものだぞ。 -- 2016-08-21 (日) 18:41:04
  • メイン魔王、サブミュウツーでやってるけど対魔王はかなり厳しいよ。ダメージレースでは優位に立てるけど勝敗は試合展開の流れに左右される事が多い。先に流れを掴んだ方が勝つ。ここにはどっちが掴みやすいという所はなくまさに五分五分であろう。 -- 2016-08-22 (月) 00:47:18
  • メインM2だけど流石にM2が有利。おみくじ上スマは怖い。 -- 2016-11-28 (月) 00:45:45
  • アプデ前のデータだろ それくらい察しろ 文句あるなら自分で編集しろ -- 2017-06-27 (火) 01:37:45
  • 今はガノン側がかなりつらくなったね -- 2017-08-31 (木) 10:20:49
  • 本当に壊すか完封されるかになりがち -- 2018-09-10 (月) 12:27:45