プラネター試験揚陸機

Last-modified: 2011-09-02 (金) 19:52:58

イスト共和国でかつて行われていたプロジェクト・グノーシスというエーテルエンジン搭載機開発プロジェクトが
いかに迷走していたかを端的に物語る機体
エーテルとは宇宙空間上に生物が存在しえない有毒のエネルギーと現在では考えられており、
同時に素晴らしいエネルギー源として星間航行船等に用いられているのは周知であるが、
本機はそのエンジン出力に注目し、あろうことかコロニー他、大気圏への揚陸に際し、
エネルギー補充不要で橋頭保を建設することを期待されて設計された
その結果、確かに出力・航行能力には高い性能を見せたが人が乗るものでなく、人がいる所で使えない代物と発覚する
より具体的にいえば、駆動時に有害なエーテルをコクピットや周囲に撒き散らし続けるという
狂気の沙汰としか思えない物体が完成したのである
最も、この機体で得られたデータは後に宇宙空間の中・短距離要撃機群に転用された為まるっきり無駄ではない
因みに犠牲になったテストパイロットとその場に居合わせた開発チームは半数が死亡した事を付記する
11/09/02(金)19:23:14 No.7032060