事務所での1コマ
「7月生配信記念!後夜祭キャンペーン」を開始いたしました。
開催中はキャンペーンページより、7月17日~7月19日の生配信で公開された特別ストーリーをご覧いただけます。
キャンペーン終了後は事務所での1コマから確認することができます。
part.1 | |
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天道 輝 | いろいろパーティ料理が出てくるけどさ、 |
やっぱ大人としては、一番うれしいのは寿司だよなぁ。 | |
けど、最近大トロを食うと胃が持たれるんだよ。 | |
おーとろえたなぁと思うよな…なんちゃって。 | |
桜庭 薫 | …はぁ。 |
天道 輝 | 桜庭、聞いてるか? |
桜庭 薫 | 聞かないようにしている。 |
天道 輝 | あのなぁ、桜庭。今日は315プロダクションの6thアニバーサリーパーティ、 |
これからに向けての新たな門出を祝う会だろ。 | |
今日くらいは笑顔でいこうぜ。あ、ミル貝食べてみるかい? | |
桜庭 薫 | いらん。人の取皿に勝手に寿司を乗せるな。 |
part.2 | |
天道 輝 | まったく、どうすれば笑ってくれるんだよ。 |
桜庭 薫 | まずは君がのべつ幕なしにつまらないギャグを言うのを |
やめることが必要だな。 | |
天道 輝 | おまえが俺のギャグで笑える柔軟性を身につければいいんじゃないか? |
これだけ長い間一緒に仕事してるんだし、 | |
そろそろ面白くなってきただろ。 | |
桜庭 薫 | 一向にならん。 |
天道 輝 | 意地っ張りめ。 |
桜庭 薫 | これのどこが意地だ? |
つまらないものをつまらないと言っているだけだろう。 | |
柏木 翼 | 輝さん、薫さん。もう、オレが食べ物を取りに行ってる間、 |
喧嘩しないって約束したじゃないですか。 | |
桜庭 薫 | そんな約束をした覚えはない。 |
天道 輝 | 俺は約束したぞ。だから俺は桜庭と仲良くしておこうと思って、 |
さっきから爆笑間違いなしのギャグを繰り出してたんだが… | |
桜庭 薫 | 完全に逆効果だったな。 |
part.3 | |
天道 輝 | お前がちょっと心に余裕を持てば、俺のギャグも面白くなるって。 |
桜庭 薫 | 心の余裕のせいにするな。 |
柏木 翼 | もう、なんでもいいですから |
この取ってきたパエリア食べて仲良くしてください!…あ。 | |
天道 輝 | どうした、翼? |
柏木 翼 | パーティのBGMが『ASTERISK』になりました。 |
天道 輝 | ああ、本当だな。 |
柏木 翼 | 自分の歌が会場に流れてるのってちょっと恥ずかしいですけど、 |
こう、気持ちが高揚しますね。薫さんはどうですか? | |
桜庭 薫 | …自分の歌声が流れることについては特別な感慨はないが、 |
まあ、悪い気持ちはしない。単純にこの曲が好きなんだろうな。 | |
天道 輝 | へえ、おまえみたいな鉄仮面にも |
曲が好きとか嫌いとかいう情緒があるんだな。 | |
part.4 | |
桜庭 薫 | 馬鹿にしているのか? |
僕は自分が歌う曲はすべて納得がいくまで歌詞の意味を考えるし、 | |
理解しようと努力もしている。それは歌を歌う側の最低限の準備だ。 | |
柏木 翼 | でも、オレもちょっと意外だなと思っちゃいました。 |
薫さんって普段から、 | |
今みたいに、意味は、とか、理解する、とかって言うじゃないですか。 | |
さっきはこの曲が好きって言いましたよね。 | |
桜庭 薫 | 言葉尻を捉えて、いちいちうるさいな、君たちは。 |
天道 輝 | ちなみに、どういうところが好きなんだ? |
桜庭 薫 | …自分たちの現状を歌っている曲だと感じる点だ。 |
柏木 翼 | 自分たちの… |
天道 輝 | 現状…!? |
part.5 | |
桜庭 薫 | 囃し立てたらもう二度と言わないからな。 |
天道 輝 | あ、ああ、うん。 |
桜庭 薫 | 僕たちがそれぞれに315プロダクションに入所し、ユニットを組むことになり、 |
様々な出来事を経験し、今に至る。その過程で得た気づきや感慨が、 | |
この曲には描き出されているように思う。 | |
作詞家というものは不思議だな。 | |
僕がいちいち心情を説明したわけでもない、 | |
なんなら無意識下でしか思っていなかったようなことまで言葉にした。 | |
天道 輝 | ん?つまりどういうことだ? |
柏木 翼 | 早口だったのでよくわかりませんでした。 |
桜庭 薫 | わからなかったのならそれでいい。 |
僕も説明してまで理解してもらおうとは思わない。 | |
天道 輝 | つまり桜庭は…なるほどなぁ。 |
柏木 翼 | そんなことを思ってくれていたんですね。 |
桜庭 薫 | はぁ…口が滑ったな。言わなければよかった。 |
part.6 | |
天道 輝 | そう言うなよ。俺もさ、桜庭とだいたい同じことを思ってたんだよな。 |
柏木 翼 | 輝さんと薫さんと同じなんてうれしいな。実はオレもです。 |
天道 輝 | この曲を聞いてると、315プロダクションに入ったばかりの頃を思い出すな。 |
柏木 翼 | あの頃に比べると、オレたちって、すごく仲良くなれたと思いませんか? |
それこそ、薫さんがこうやって本心を打ち明けてくれるくらいに。 | |
天道 輝 | そうだな。まあ、面と向かっては喧嘩ばっかりだけどな。 |
桜庭 薫 | 2人とも、なんだそのニヤニヤ笑いは。気持ち悪いな。 |
柏木 翼 | ふふっ、すみません。 |
天道 輝 | おっ、プロデューサー! |
柏木 翼 | あ、プロデューサー。料理はたくさん食べられましたか? |
天道 輝 | 桜庭も過去語りモードに入ってきたところだし、 |
ここでひとつ、プロデューサーも交えて | |
俺たちの今までとこれからについて話し合おうぜ。 | |
柏木 翼 | いいですね。プロデューサー、今オレが料理をたくさん取ってきたところなので、 |
食べながらお話ししましょう。 | |
桜庭 薫 | 災難だったな。今日は僕も君とゆっくり話し合いたい気分だったんだ。 |
天道 輝 | パーティはまだまだ続くからな。楽しんでいこうぜ、プロデューサー! |