世界観

Last-modified: 2009-05-29 (金) 21:13:37

2012 年、かつてない政権抗争や民族間の紛争によってヨーロッパには様々な国家が乱立していた。
終わりの見えない抗争の中、各国家は自国の理念の成就のため軍事的な連盟を結成していく。
やがてヨーロッパは社会主義国家、自由民主主義国家、そしてそのどちらにも賛同しない中立国家の三つの勢力に別れた。


中立国家であるネオグラードは他の二国家の仲裁をしつつも自国の勢力を構築していった。
しかし、次第にネオグラードの内部にも様々な主義主張が発生し、
新しい軍部を置いた軍事国家の構築を主張する急進開拓派と、
共和党を中心とした国際政治を機軸に経済的な発展を求める穏健派に分かれてしまう。


ネオグラードの共和党は自由民主主義国家と経済的な同盟を結び、
ネオグラードの産業の中心であるダイゼン社を支援しながらネオグラードの発展を進め、
結果ネオグラードの経済は急成長を記録し、東ヨーロッパ産業の中心国家となるまでに発展を遂げる。
その中で、ネオグラードの急進開拓派は軍事費の予算増加を主張し、
周辺国家を軍事力で制圧する目的で社会主義国家と軍事同盟を結び、ネオグラードの主権を握るために活動を開始する。


ケイン総帥が率いる急進開拓派と共和党のアルバート議長が率いる穏健派の対立が決定的となり、
ケイン総帥はネオグラード旧市街地にて独立革命声明を発表する。
これを受けて穏健派のアルバート議長は急進開拓派を「反乱軍」とみなし、
ここに七年間に渡る戦争、通称「七年戦争」が勃発した。