戦闘前会話(連獄篇)

Last-modified: 2016-12-29 (木) 03:19:00

翠の地球

初戦闘

アドヴェント「サイデリアル…。私はお前達の存在を決して許さない」
アドヴェント「愚かで無力な真徒達よ!その罪の報いを受けるがいい!」

ブルー「この者達もジェミニスと同じならば、戦う事をためらわない…!
ブルー「必ず守って見せるぞ!我らの蒼い星を!」

乙女の祈り

初戦闘

セツコ(チーフ、トビー…。きっとあなた達も、どこかで戦っているんでしょうね…)
セツコ(私も戦います…!バルゴラがなくとも、この胸にグローリー・スターの誇りがある限り…!)

特殊部隊兵

アドヴェント(彼等もジェミニスと同じという事か…)

ブルー(この星にもサイデリアルに抵抗を続ける者達がいる…!)
ブルー(我々の戦いは孤独ではない…!力を結集すれば、きっと戦っていけるはずだ!)

セツコ(何だろう…。このアンゲロイから放たれる嫌な感じは…)

駆け抜ける獅子

初戦闘

ランド「どうにも血の気の多さは抜けねえな…!ま…そいつがザ・ヒートの生き様ってもんだ!」
ランド(待ってろよ、メール。お前と親方を迎えに行くまで、俺は絶対に死なねえぞ!)

ギルター

ギルター「邪魔者め!また現れたか!」
アドヴェント「君に興味はない。だが、ここで君を倒せば、君の飼い主が出て来るかな?」
ギルター「き、貴様…!このギルター・ベローネを侮辱する気か!」
アドヴェント「君程度の人間がプライドを持つ事自体がおこがましいな!」

ギルター「フフフ、嬉しいぞ、セツコ。レジスタンス狩りをしていれば、いずれ会えると思ったがこうも早く再会するとはな」
セツコ「………」
ギルター「怒りで声も出ないか?その気丈に振る舞う姿が私を戦いに駆り立てる」
セツコ「あなたのような卑劣な人間を私は軽蔑します…!」
ギルター「立場をわきまえるのだな!私は貴様の捕獲命令も受けているが、無傷でとは言われていない!」
セツコ「私は負けません…!サイデリアルの支配にもあなたのような人間にも!」

ギルター「レジスタンス共を血祭りに上げる前にまずは私に歯向かった貴様の…」
ランド「おし!大将首を取れば、戦いは終わる!行くぞ!」
ギルター「人の話を聞け、ザ・クラ…」
ランド「うるせえ!俺は悪口を黙って聞いてるほど、暇じゃねえんだよ!!」

天秤の皿の上

初戦闘

クロウ「…千里の道も一歩から…やるぞ!どんな大きな借金もコツコツ返済すれば、いつかはゼロになる!」

FB隊員

アドヴェント「サイデリアル…。こうやって、この星の人間を自らに従わせるか…」
アドヴェント「力で信奉者を集める…。醜いな…!」

セツコ「地球人の中にもサイデリアルについた人達がいる…こんな戦いを続けていたら、地球は…!」

ランド「ったくよ…!同じ地球人同士でやり合ってたら、サイデリアルの連中を喜ばすだけだぜ!」
ランド「やいやい、放火魔!俺に殴られる覚悟が出来た奴から来やがれ!」

クロウ「飼い主がいなくなっても、ロクな生き方をしてないようだな…!」
クロウ「元は同じ釜の飯を食った間柄だ…!相手をしてやるぜ!」

スフィアを追う者

特殊部隊兵

アドヴェント(理性を破壊される事でむき出しとなる憎しみ…。つまり、その背後にいるのは…)

セツコ(この人達…憎しみの感情をこちらにぶつけてきている…)
セツコ(でも、何故…?何故、私はそれを感じる事が出来るの…?)

インセクト

アドヴェント(小賢しい真似をしてくれるな…)
アドヴェント(だが、この程度で私を止められると思わない事だな)

ランド「害虫駆除は業務外だが、そうも言ってられねえ!!」
ランド「何が相手だろうと俺の前に立つんなら覚悟しやがれよ!」

セツコ「地球の生物を兵器にするなんて…!」
セツコ「サイデリアル…!絶対に止めなくては…!」

クロウ「改造されて、訳もわからないまま戦わされてるお前達には同情する…」
クロウ「だが、こっちも死ぬ気はねえのさ…!手をすっても、足をすっても、攻撃は止まらないぜ!」

脱走者

初戦闘

サルディアス「さて…自由を得るというのは思った以上に困難なものですな…その困難を乗り越えた所にパラダイスがあるのを信じて、頑張りますか!」

???「僕の存在…僕の戦い……今は…進むしかない…!」

アドヴェント(サイデリアルの基地を制圧し、さらに脱走兵を受け入れれば、我々に敵の目は集まる…このまま戦いを続けていては今の戦力では太刀打ちできない相手も出て来るだろう…)
アドヴェント「だが、それでも…!我々は前に進まなければならない!」

ターミナル・ベース攻防戦

初戦闘(イベント後)

クロウ「仕掛けるぞ、クラヴィア!準備はいいな!」
クラヴィア「はい!研究者としてはみそっかすですけど、マシンの操縦には、ちょっと自信があります!」
クロウ「あ…そうなの…」
クラヴィア「私…頑張ります!自分のため、クロウさんのため…!」

ギルター

アドヴェント「いい加減に理解するんだな。君では、私の相手には力不足である事を」
ギルター「貴様…!最初から勝ったつもりか!」
アドヴェント「その通りだ。それは覆すことの出来ない事実…言わば運命なのだよ」

ブルー「敵の指揮官を倒せば、戦いは終わる…!」
ギルター「出来るかな、貴様に」
ブルー「私は真の指揮官たる人物を知っている!お前なぞ、我らの隊長に比べれば…!」

ギルター「いい機会だ、セツコ・オハラ!ここで貴様を捕獲する!」
セツコ「あなたの思い通りにはさせません!私も、この星も!」

ギルター「いつぞやの力押しのザ・クラ…」
ランド「余程、痛い目に遭いたいらしいな、お前!」
ギルター「その虚勢も、ここまでだ!なぜなら…」
ランド「お前のつまらん講釈を聞く気はねんだよ!とっととぶん殴る! 全力で!!」
ギルター「貴様はやはり、ザ・クラ…」
ランド「うるせえええええっ!!」

ギルター「貴様…!私を愚弄した罪を、その身で償わせてやる!」
クロウ「言葉の一つ一つが薄っぺらいんだよ、あんたは。そんな男に後れを取っちゃ、俺が倒してきた男達に合わせる顔がねえな!」

ギルター「そのシャウラス…!例の脱走者か!」
サルディアス「そういう事です。一つよろしく…というのも変ですな」
ギルター「腹の立つ男だ!貴様から優先的に潰してくれる!」
サルディアス「おお、怖…!では、死なない程度に頑張るとします!」

オリオン「貴様は…」
ギルター「まさか、あの機体に乗ってるのは…!」
オリオン「そこをどいてもらうぞ」

ギルター「貴様さえ、いなければ…!貴様さえ!!」
クラヴィア「ご、ごめんなさい、ごめんなさい…!で、でも、私…死にたくないんです!私にはやりたい事があるんです!」

尸魂の徒

尸空

尸空「…何だ、お前は?」
アドヴェント「残念だよ、沈黙の巨蟹。私の同志にならないのなら、君を倒すしかない!」

ブルー「巨大な機体でも、懐に飛び込みさえすれば…!」
尸空「…やめておけ」

尸空「悲しみの乙女か…」
セツコ「私は…あの人に勝てないかもしれない…!それでも…!」
尸空「仲間を守るために自らを犠牲とする事を厭わんか。あの男にとっては最悪の相手だな…」

ランド「随分と身の少ないカニだが、頭から食らってやるぜ!」
尸空「肉を切らせて、骨を断つ…。傷だらけの獅子らしい戦い方だ」

クロウ「スフィアの共鳴だけじゃねえ。俺の勘が、こいつのヤバさを伝えてきやがる…!」
尸空「だが、それでも向かってくる…。揺れる天秤の性か…気に入らないな」

サルディアス「あの…よろしければんですが、私だけでも見逃していただけません?」
尸空「向かってきた相手を殲滅する事も俺の依頼に入っている」

オリオン「お前のような奴は僕が倒す…!」
尸空「そうか…」

クラヴィア「これがスフィアの…そして、スフィアを操る者の力…」
尸空「少しは感じられる要素があるようだな」

悲しみの乙女、再び

初戦闘(イベント後)

セツコ「私は戦う…戦わなきゃならない…世界から少しでも悲しみをなくすために…」

ギルター

ギルター「何故だ…!?何故、貴様はマルファンクション・ショックの影響を受けていない!?」
アドヴェント「君のように小賢しい人間では1億2000万年かけても、その答えはわからないよ」

セツコ「ギルター…。あなたを放っておいたら、さらに悲しみが広がっていく…」
ギルター「な、何だ、こいつ…!?」
セツコ「だから、私は…あなたを…」
ギルター「何が悲しみだ!そんなものに構っていられるか!」
セツコ「バルゴラ…私に力を…」

ランド「セツコの優しさにつけ込むような悪党はとっととシメる!」
ギルター「貴様のように脳まで筋肉で出来ているような男に後れをとる私ではない…!」
ランド「そういう台詞は俺に勝ってからにしろ!」
ギルター「な、なんという直球の台詞だ…!な、ならば、私は…」
ランド「下らねえ御託を考えている暇があったら、身体を動かせってんだよ!!」

クロウ「今回はお前に一本取られたぜ」
ギルター「やっと私の手腕を認めたようだな、クロウ・ブルースト」
クロウ「…ツメの甘さは三流の証だな」
ギルター「何っ!?」
クロウ「腕を認めさせたいのなら、俺を倒してからにするんだな、小悪党!」

傷だらけの獅子、荒野に吼える

初戦闘

ランド「うぉぉぉっ!この心の奥底から湧き上がる衝動…抑えられねえ!!」
ランド「今日はやる!徹底的にやってやるぜ!!」

初戦闘(イベント後)

セツコ「ランドさんもガンレオンとメールさんと再開する事が出来た…」
セツコ「戦うんだ…!生きていれば、必ずチーフやトビーにも会える!」

ランド「絶好調だな、ガンレオン!」
メール「当然!町中の人達が毎日、ピカピカに磨いて丁寧に整備してくれてたんだから!」
ランド「町中の人が…?」
ランド「そう!ガンレオンは愛されてるんだから!」
ランド「俺も愛しているぜ、ガンレオン!またお前と一緒に大暴れだ!」
メール「もう!今日だけだからね!」
ランド「わかってるって!俺たちは誠実な対応と従業員のスマイルが売りのさすらいの修理屋、ビーターサービスだからな!」
ランド「燃えるぜ、メール、ガンレオン!俺達がザ・ヒートだ!」

クロウ「こんな奴等が出てきたとなると敵の本拠地に近付いているのが実感できるぜ…!」
クロウ「だが、こいつらに勝てないようじゃとてもこれから戦っていけねえな!」

揺れる天秤、揺れない意思

尸空

尸空「お前の存在だけはわからない…」
アドヴェント「私は最後の一人…。君達とは相容れない存在だよ」

尸空「悲しみの乙女…お前の望みは俺達の下に来ることで叶えられる」
セツコ「戦いを広げるあなた達を信じる事は出来ません」
尸空「そうか」
セツコ「私は私自身の信じる道を進みます!それはあなた達と重なることはありません!」

尸空「傷だらけの獅子…。お前を痛みで屈服させる自信は俺にもない」
ランド「諦めたんなら、とっとと降りな!お前の機体を見てると、どうにも背筋がぞわぞわする!」
尸空「そうもいかん。俺にも仕事がある」
メール「プロ意識たかっ!」
ランド「仕事で俺達を狙うとは、お前は殺し屋かよ!だったら、修理屋の俺の天敵だ!覚悟しやがれよ!」

尸空「お前自身もわかってるはずだ。やるだけ無駄だという事が」
クロウ「それがどうした?」
尸空「………」
クロウ「この返しは想定していなかったようだな!動揺が見えるぜ、空っぽ野郎!」

尸空(イベント後)

尸空「これでリアクター同士の戦いとなるか」
クロウ「別に大切にしてるわけじゃねえが、俺のスフィアを渡す気はねえぜ」
尸空「ならば、機体から降りろ。お前をスフィアの因果から解放してやる」
クロウ「以外に詩人だな。残念ながら、俺の目的達成にはリ・ブラスタとスフィアが必要になるんだよ!」
尸空「その目的とは何だ?」
クロウ「悪いが、俺にも恥の意識がある!そいつは教えてやれねえな!」

誓いの決戦

初戦闘

アドヴェント「君達に報いを与えよう…!」
アドヴェント「この星の力をむさぼる悪しき真徒よ!自らの愚かしさを知るがいい!」

ブルー「やるんだ…!大陸を解放するためにも、この基地を落とす!」

セツコ「平和を求めて、多くの人が戦っている…!」
セツコ「私達は、その人達の希望を背負っている…!だから…!負けられない!!」

ランド「おらおら!覚悟の出来た奴からかかって来やがれ!」
メール「ダーリン!気合、入ってるぅ!」
ランド「やるぜ、メール!勝利の美酒をいただくためにもな!」

クロウ「俺は金にならない事はなるべくやらない男でな…」
クロウ「そういうわけだ!無駄な抵抗はしてないで、とっとと後退しな!」

サルディアス「さて…やりますよ!」
サルディアス「もしかしたら、これが私の最後の戦いかも知れませんからね!」

オリオン「雑魚が…。僕の邪魔をするな」

クラヴィア(やるんだ…!クロウさんと皆さんと一緒に…!)
クラヴィア(必ず生き残って、スフィアの謎を解き明かして、そして…そして…!)

ギルター

ギルター「貴様だ!貴様が現れてから、私の転落は始まった!」
アドヴェント「それが君の運命だったんだよ、ギルター。そして、覚えておくがいい!その運命を決めたのがこの私である事を!」

ギルター「セツコ・オハラ!せめて貴様だけでも捕獲する!」
セツコ「わからない…。何故、あの人は私を狙うの…?」

ランド「いい加減、お前の顔も見飽きたぜ、ギルター!」
ギルター「それを言うなら、私は最初から貴様の顔が気に入らなかった!」
ランド「気に入らないって、このスマイルがか!」
ギルター「暑苦しい!」
ランド「覚悟しな、ギルター!この俺、ザ・ヒートの熱がお前を焼き尽くしてやるぜ!」
ギルター「何がザ・ヒートだ!お前など、ザ・クラ…」
ランド「ぶっ潰す!!!」
ギルター「うおっ!?」
メール「あ~あ…。あの人……どうしてわざわざダーリンを怒らす事をするのかな…」

クロウ「正面からの力押しとは、お前にしては芸のない戦い方だな」
ギルター「黙れ、クロウ・ブルースト!貴様達を潰すのに、この私の頭脳は必要ない!」
クロウ「OKだ、ギルター。下手の考え、休むに似たり…ってのをやっと理解したようだな」
ギルター「何っ!?」
クロウ「お前の卑怯な作戦は飽き飽きなんだよ!そろそろ引導を渡してやるんで、ゆっくり休みな!」

迫る猛毒

サルディアス

サルディアス「やはり、あなたにはサソリの毒が効いていませんか」
アドヴェント「君の主に伝えるのだな。あのような姑息な手段では、私を倒す事は出来ないと。そして、言っておく、サルディアス。私は裏切りという行為を許すつもりはない」
サルディアス「は、はは…お手柔らかにお願いしますね」

セツコ「サルディアスさん!あなたは…!」
サルディアス「申し訳ありません、セツコさん。あなたを悲しませるような事をしてしまって。私としても、これ以上、悲しい事はしたくありませんので、速やかに投降してくれませんかね?」
セツコ「それは…出来ません。私達を救ってくれたレッドさんのためにも!」
サルディアス「ですよね~。では、弱っているところにすみませんが、少々手荒な真似をさせていただきます」

ランド「おっさん!」
サルディアス「怒り心頭ですな。まさにザ・ヒート…!」
ランド「余計な茶々は無しだ!お前が敵に回ったってんなら、全力で相手をする!」
サルディアス「わかりました。私としましても、センチな展開になるより、そちらの方が気楽です」
ランド「あの夜の乾杯のビールの味は忘れた!覚悟しやがれよ、おっさん!!レッドの無念は俺が晴らすぜ!!」

クロウ「サルディアス…!」
サルディアス「やはり、クラヴィアさんの事が気になるようですね。何だかんだ言ってもクロウさんは女性にお優しいですから」
クロウ「敵には容赦する気はねえがな」
サルディアス「厳しいですな…。ですが私も、これでも責任ある身ですので簡単にやられるわけにはいかないのです」
クロウ「そっちの事情なんか知った事かよ!借りは返すぜ、サルディアス!あの世でレッドに詫びやがれ!」

時の牢獄で

ガドライト

ガドライト「あの野郎の部下か…!だったら、あいつに伝えやがれ!いつまでも好きにさせておくと思うなよってな!」

ガドライト「あんたが悲しみの乙女か…!」
セツコ「私は…セツコ・オハラです!」
ガドライト「なるほどな…。どうやら、あんたもリアクターになったおかげでロクな目に遭ってこなかったようだ。だったら、その不幸は俺が背負ってやるよ!俺の下につきな!」
セツコ「そうはいきません!スフィアも含めて、バルゴラは私の一部です!グローリー・スターの絆を誰かに渡すつもりはありません!」

ガドライト「傷だらけの獅子!あんたがどれだけ打たれ強いか、試してやるぜ!」
メール「こら!ダーリンをサンドバックみたいに言うな!」
ランド「言っとくぜ、ガドライト!俺のあだ名は、傷だらけの獅子だけじゃねえんだ!俺はザ・ヒート!俺の熱がお前のふざけた態度を燃やし尽くしてやるぜ!」
ガドライト「熱いね、大将!だが、あんたの熱気じゃ俺の怒りには敵わない!そして、あんたの熱でも俺の諦めに火を点けるのは無理ってもんだぜ!」

ガドライト「知ってるぜ、揺れる天秤。あんたの機体、トライア・スコートが造ったんだろ?」
クロウ「こいつ…!チーフの事を知ってるのか!?」
ガドライト「惜しいな。あの博士の目覚めが、もうちょっと早ければ、時限の檻を破る事も出来たかも知れないのによ。何だか、ゴチャゴチャやってるようだが、そのうち、無駄だってことを知るだろうさ!」
クロウ「フ…」
ガドライト「何だよ、その余裕は!」
クロウ「こっちの地球の状況はよくわからんが、チーフが動いているなら一安心だぜ」
ガドライト「期待しても無駄だってのが、わからんようだな!」
クロウ「お前はチーフを過小評価してる。あの人は、想像以上にしたたかだぜ。どれだけ警戒しても、あの手この手で俺に借金を背負わせやがるからな!」

死闘の果てに

初戦闘

アドヴェント「偽りの繁栄の虚像…!このようなものに意味などないという事を知るがいい!」

セツコ「この基地さえ落とせば、中央大陸の戦局は地球側に傾く…!」
セツコ「負けられない…!今度こそ、勝利をつかんでみせる!」

ランド「おらおら!向かってくる奴に容赦はしねえぞ!」
メール「いつも以上に気合入ってるね、ダーリン!」
ランド「当たり前よ!この大陸は俺にとっちゃホームグラウンドだからな!」

クロウ(妙だな。確かに俺達の追跡のために部隊を動かしているとはいえ、あまりに戦力が薄い…)
クロウ(この後、いったい何が待ち受けている…)

クラヴィア

アドヴェント「哀れだな、君は…それを救うのは私の役目だ…!クラヴィア…!私は君を討つ!!」

クラヴィア「悲しみの乙女!お前の存在は許されない!」
セツコ「クラヴィアさん…!」
クラヴィア「スフィアに選ばれ、クロウさんとランドさんに守られている女…!私は…私は…!」」
セツコ「…それでも私は、ここで死ぬわけにはいかないんです」
セツコ「クラヴィアさん!私はあなたを止めます!それが私に出来る唯一の事です!」

クラヴィア「憎い…憎い…!愛する人と生きているお前達が憎い!」
メール「クラヴィア…」
ランド「バカヤロー!みっともねえ八つ当たりしてんな、クラヴィア!」
メール「ダ、ダーリン!そんなこと言ったら、逆効果だよ!」
ランド「俺はご機嫌取りに、ここに来てるんじゃねえ!自分の胸ん中を正直にぶつけただけだ!」
クラヴィア「黙れ、傷だらけの獅子!」
ランド「聞け、クラヴィア!憎しみなんかに飲まれてる暇があったら、お前には、もっとやる事があるだろうが!」
ランド「行くぜ!お前の大好きなスフィアの力を俺とガンレオンが嫌ってほど見せてやる!!」

クラヴィア「クロウさん…クロウさん…!クロウさん…!」
クロウ「クラヴィア…」
クラヴィア「あなたが手に入らないなら私は…!私はぁぁぁぁっ!」
クロウ「…やめろ、クラヴィア」
クラヴィア「私のものになってくれるの、クロウさん?」
クロウ「俺は俺だ。誰かのものじゃねえ」
クラヴィア「そうやって私を拒絶するの!?クロウさんも、スフィアも!」
クロウ「そうじゃねえ、クラヴィア!俺が俺であるように、お前はお前なんだ!」
クロウ「お前自身を捨てるな、クラヴィア!俺の知ってるお前は、自分が決めた事にはいつも全力だった!」
クロウ「思い出せ、クラヴィア!何かを憎む事より、お前にはやりたい事があったはずだろ!」
クラヴィア「う…ううう…ああああああっ!!」
クロウ「怨嗟の魔蠍とか言ったな!お前がクラヴィアを縛ってるのか!」
クロウ「だったら、俺がお前を破壊してやる!人の生き方を歪めるようなもんなら、スフィアだろうと何だろうと叩き潰してやるぜ!」