Sublime Text上からファイルをアップロードできるようにするプラグイン。
有償(20ドル)だが、試用期間の制限は特にない。
※ただし、ライセンス購入していない場合、Sublime Textの購入確認と合わせ、確認のメッセージが出る頻度が増える。
- ファイルを指定してアップロード
- 編集して保存したファイルを自動アップロード
- ファイルを監視して変更があったらアップロード
など、設定によって様々な操作ができる。
Sublime SFTP
http://wbond.net/sublime_packages/sftp
導入手順
インストール
Package Controlから「SFTP」を検索してインストールする。
有償のプラグインだが、無料で試用が可能。気に入ったら購入すればよい。
sftp-config.json で設定
サイドバーのプロジェクトフォルダを右クリックし、「SFTP/FTP」→「Map to Remote」を選択する。
すると、「sftp-config.json」という設定ファイルがそのフォルダ内に作成される。
このファイルを編集して、サーバー情報などを設定する。
デフォルト設定は以下の通り。
{ // The tab key will cycle through the settings when first created // Visit http://wbond.net/sublime_packages/sftp/settings for help
// sftp, ftp or ftps "type": "sftp",
"save_before_upload": true, //アップロードする前に保存する "upload_on_save": false, //ファイルを保存したら自動でアップロードする "sync_down_on_open": false, "sync_skip_deletes": false, "sync_same_age": true, "confirm_downloads": false, "confirm_sync": true, "confirm_overwrite_newer": false,
"host": "example.com", //自分のサーバーのホスト名 "user": "username", //ftpユーザー名 //"password": "password", //ftpパスワード //"port": "22", //ポート番号
"remote_path": "/example/path/", //ftpのルートにするディレクトリパス "ignore_regexes": [ "\\.sublime-(project|workspace)", "sftp-config(-alt\\d?)?\\.json", "sftp-settings\\.json", "/venv/", "\\.svn", "\\.hg", "\\.git", "\\.bzr", "_darcs", "CVS", "\\.DS_Store", "Thumbs\\.db", "desktop\\.ini" ], //"file_permissions": "664", //作成するファイルのパーミッション //"dir_permissions": "775", //作成するディレクトリのパーミッション
//"extra_list_connections": 0,
"connect_timeout": 30, //"keepalive": 120, //"ftp_passive_mode": true, //"ssh_key_file": "~/.ssh/id_rsa", //ローカルにある公開鍵までのパス //"sftp_flags": ["-F", "/path/to/ssh_config"],
//"preserve_modification_times": false, //"remote_time_offset_in_hours": 0, //"remote_encoding": "utf-8", //"remote_locale": "C", }
この中から、以下の部分を編集し、保存する。
パスワードの重要情報が漏れてしまうので、この設定ファイルを間違ってアップロードしないように。
"type": "ftp", // FTPで接続 "host": "example.com", // ホスト名 "user": "username", // ユーザ名 "password": "password", // パスワード "remote_path": "/example/path/", // サーバ側のパス
アップロード
サイドバーからファイルを右クリックして「Upload File」を選択する。
Sublime Textの画面下にアクティビティパネルが出てきてサーバの接続情報などが表示され、「success」と出ればアップロード成功。
アクティビティパネルはすぐに消えてしまうが、再表示するには以下のショートカットキーを使用する。
- Mac
- Ctrl+Command+U+S
- Windows
- Ctrl+Alt+U+S
ファイルを保存したら自動でアップロードする
sftp-config.json で以下のように設定すると、保存するたびに自動でサーバにアップロードする。
"upload_on_save": true,
ファイルを監視して自動でアップロードする
上記と似ているが、外部のツールを使ってファイルが変更・保存された場合でも、自動で感知してアップロードしてくれる。複数のファイルを監視することも可能。
サイドバーのファイルを右クリックして「SFTP/FTP」→「Monitor File(Upload on External Save)」を選択。
監視中のファイルにタブをフォーカスすると、ステータスバーに「SFTP: Monitoring」と表示され、監視されていることがわかる。
監視をやめる場合は、再度メニューから SFTP/FTP -> Monitor File を選択すればよい。
例えばSass/SCSSやLESSを使用していて、自動生成されるCSSを監視しておけば、コンパイルするたびに自動でアップロードする。
ただし、監視しているファイルを開いておく必要がある。