1スレ目の4

Last-modified: 2013-08-13 (火) 22:37:37

151

女「おかーさんおかーさん、おとこくんがね、わたしのことみてくれないの。なにがいけないのかな」

母「んー? 女ちゃん、それはね……シャウトだああああああああッ!」
女「(ビクッ)ふええ?!」
母「女ちゃんには圧倒的にソウルから吹き出す猛々しくも逞しいヒートなシャウトが! シャウトが足りないんだ!」
女「しゃ、しゃうとですか!」
母「そうだっ! そのとおりっ! 私もパパを魂の愛羅武勇で手に入れたのだああああっ! つまりは男はアツい女に弱いっ! ヒートこそがすべてええええ! ほら、女ちゃんも! 叫べ! 愛を称えるんだああああ!」
女「え? お……おとこくんが、すきー……」
母「もっと大きくぅ!」
女「おとこくんすきー!」
母「そんなじゃ他の娘に盗られちまうぞおお!」
女「お、おとこくんだいすきいいいいいい!」
母「そうだ、それだああああ! 男をオトすには度胸と気合いぃぃぃ!」

女「――男ぉおおお」

男「……?」
男「……夢か」
女「ぅおぉぉい男ぉぉ! 愛してるぞ起きろぉぉ!」
男「朝から元気……」
男「(ガラガラ)おはようー。俺も愛してるぞー」
女「ばっ、おとこ、そんな、朝からなにを……わ、わたしも愛してるぞ///」
男「……」
男「夢じゃないかも知れないな……」
男「母親か……」
男「おしとやかだった女を奪ったのは母親なのかあああああああああ!」

152

女「男!夏休みだ!遊びに行くぞ!」

男「あー、俺バイトがあるから」
女「じゃあバイト終わったら遊びに行くぞ!男!」
男「今日は夜8時まであるから無理」
女「じゃあ明日 男「今日だけじゃなく来月までほとんど部活やバイトあるから無理」
女「うぅ~・・・・!時間が出来たらいつでも言ってくれ!すぐに飛んでくるからな!」

女の家:女「・・・男ぉ~グス・・・ヒック・・・」

男の家:男(言えないよな、来月にある女の誕生日プレゼントの為にバイトしてるなんて)

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ピキーーーーーーン
女「男ぉぉハッケエェェェン!!!」
ドドドドドドドドドドドド………
ぬこ「ニャーニャー」

女「…ネコはイヤァァァァァ!!!」

男「あれ?あんな所で何してんだあいつは?

 おい!何して…

ガシッ
女「…ネ、ネコは…ヒック…コ、コワイヨ…(ビクビク)」

男「だ、大丈夫か?」

ぬこ「ニャーニャー」

女「ふえぇぇぇぇぇぇぇ」
男「お、おい…(カ、カワイイなコイツ)」

ぎゅっ

メキメキメキメキ

男「ギャーーーーー」

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深夜

女「zzzzz…」

女「すきなんだーおとこーーー…」(寝言)

ガバッ!

女「今、確かに男の名が聞こえたぞ!!!何処にいる!!!出てこォォォォォォい!!!!!」

弟「姉ちゃん、毎晩2時間おきに叫ぶのは止めてくれ…」

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女「…しまった…私としたことが、弁当を忘れてきちゃったよ…。」

女友達「大丈夫?私の分けてあげようか?」
女「ありg…男おおおおおおおおおお!!!!!1」
男「ん?」
女「好きd・・・(ぐー)…だああああ!!!」
男「おまえ、弁当は?」
女「大丈夫だ!!1!!」
男「俺のやるよ。俺今日間違えてふたつ作っちまったから。」
女「ああ、ありがとう!!!…って、おおおおおおおおおとこのってててててtttてつづくり?!!!

な、な…ああああ、大好きだあああああ!男おおおおおおおお!!!!」

男「うわあああああ抱きつくんじゃねえええええええ」

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女「男、好きだ ズボン脱げ」

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女「これが私のオベントウだ!!ワハハハハハハ
男「あ、俺今日学食だから」
女「粉砕!玉砕!!大喝采ー!!!」
男「じゃ…じゃあな。」
女「んむぁぁぁとぅえぇぇい!!!」
男「……何だよ…」
女「が…学食代が節約できるんだぞ……?」
男「?」
女「た…タダだぞ!0YEN!お得だと思わないか!?」

男「タダでもお前の弁当は食いたくない」
女「な!?」
男「もう少し料理を勉強しろ」

ピクッ

バッ!!!

女「…ぶぶ無礼な…たたたたたかが男子高高校生のガキが…わわ、私の究極の料理に…しし、知ったようなく、口を……」
男「す…すまん…そんなつもりで言ったんじゃ…
女「黙れッ!!!」
男「!?」
女「私はこれから自分の厨房で新しい料理の研究をするッ!!!」

男「…そうか……頑張れよ…」

男(あれから一週間…何やってるんだアイツ…)
女「ぅをとこぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!」
男「ぬぉ!?(うわさをすればなんとやら!?)」
女「フフフ…今日こそはお前を押し倒す!!!」
男「その鍋は何だ?」
女「数え切れない食材・薬物を(ry」

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女「お前が欲しい!!!!」

店員「店長ゥー!店長ゥー!強盗でーす!」

159

男「犬ってかわいいな。」

女「君は犬が好きなのかっ!?」
男「……まぁ、嫌いじゃないよ。」

女「で、では、犬と私のどちらをより好きなのか、答えてk」

男「犬。」
女「……すまん聞き間ちg」
男「だから犬。」

女「……」

男「……」
女「………お、男の馬鹿野郎―――――ッ!!!(ダッ」

男「……(計画通り!)」

•翌日

犬耳装着女「男ぉぉォォォッ!!!おはよぉぉォォォっ――――だワン!!!!」

男「……(け、計画通り!(鼻血)」

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女「男―――ッ! 俺の本当の気持ちだぜ―――ッ! 受け取ってくれ―――ッ!」

くれ―――ッ

くれ―――ッ

 くれ―――ッ

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女「男ぉぉぉぉ! 子供は好きかぁぁぁ!?」

男「あぁ、まあ可愛いよな」
女「ッ!! よぉぉぉし! 今すぐ作るぞぉぉぉぉぉ!! 男も脱げぇぇぇぇ!!!」
男「…………」
女「ど、どうした? いつもなら……」
男「ほら、どうした? 早く脱げよ。俺は止めないぞ」
女「お……おぉぉぉぉぉぉぉぉ……」
男(恥ずかしいなら言うなよ……)

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試しにクールダウン……
女「……(ペラ」

男「……(ペラ」
女「……男、たまには人間失格以外も読んだらどうだ」
男「いや、どうもこれが一番しっくりくるんだ……今は、明るい話は読みたくない」
女「そうか……」
女「……(ペラ」
男「……(ペラ」
女「……もしも、もしもまた結婚反対されたら……一緒にどこか、どこかとおいところにいかないか」
男「……(パタン」
男「そうだな……それも、いいな……」
男「……愛してるよ、女」
女「愛してる……わたしも、あいしてる……ッ」
男「……雲は、いいな……」
女「ああ……なんの、しがらみもない……」

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ポツポツ

女「雨が降ってきたな!男っ傘持ってるか?」

男「ああ」
女「よし、入れてくれ!」
男「・・・折りたたみだ」
女「そ お か !それならしっかりくっつかないとな!」
男「…」
女「男!好きだ!愛してるぞおおおおおおおおお」
男「何をいきなり」
女「抱き合ってると体が熱くなってくるからな!
 こうやって体の熱を吐き出すんだ」
男「…傘、やるから離れてくれ」

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女「ふんふんふーん♪ふんふーん♪」

男「・・・調子良さそうだな」
女「かーなーらーずぅうう!最後に愛は勝つぅうううう!!!」
男「おわぁっ!」

165

女「お前の身体はなじむ!!! 実に んっ な なじむぞおおおおおおおおお!!!!」

男「安心しな 手加減してやる」
女「もう何言ってんのよぉ!!バカッ!!!」

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女「フーンフフーンフーンフーンフーン…
フーンフフーンフーンフーン……」
男(国歌!?)

女「すいまセェェェェェェェェン!!!!!!ボクウソついてマァァァァシタァァァァァァ!!!!!!!!」

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男友達「なぁ、なんで女の思いに答えてやんないんだよ?」

男「ん~、何でだかなぁ」
男友達「それにああ見えて女って、何もしてなければ結構いい線いってるし」
男「らしいなぁ」
男友達「なのにお前一直線!・・・前々から気になっていたんだが何でああなったんだ?」
男「それはアイツとの約束だから言えないな」
男友達「え、それってどういう 女「男ぉおおおおお!私の話をしていたなぁあああ!好きだあああああああああああ」
男「ん、まあそれはその内な、ちょっとアイツの相手してくるわ」

男友達「なんだかんだで男も結構楽しんでるんだよなー」

168

男「……」

友「どうした? あの威勢のいい彼女は?」
男「うるさいんで、本を与えてみた」
友(与える…………)
男「まさか、素読するとは思わなかった」
友「昔の日本人は読書というと声に出して読む素読だったらしいが……何の本?」
男「詩集。堀口大学『月下の一群』」
友「どうせ口が閉まらないなら、ロマンチックでいいじゃないか」
男「叫ぶんだよ」
友「……」
男「コクトォやロオランサンやヴェルレエヌを、あのノリで延々と叫び続けるんだよ」
友「……」
男「詩は心意気だとか言って」
友「意気はよけいだよな」
男「ああ……」
友「月下の一群って、けっこう収録数あるよな」
男「メシ食わせてもやかましい、本読ませても騒がしい、どうしたらいいと思う?」
友「別れろよ……なんで付き合い続けるんだよそこまでして?」
男「…………?」
友「そこで不思議そうな顔すんなよ……」

169

女「好きだああああああああああああああああああああ
 今日も一緒にかえるぞ男おおおおおおおおおおおおお!!!!!」

男「悪い、今日は見たいテレビがあってな」
女「フッ、そういうと思ってたぞ」
男(諦めてくれるのか?)

女「フッ…!」

男「なっ何を…」

女「ドーピングコンソメスープだあああああああああああああ!!!

 さぁ男、私が追いかけるを止められるかああああああああああああ!!!!」
男「ぎゃああああああああああああああああああああああああああああああああ」

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女「男ぉおおおおおおおおおおおおおっ!!好きだぁぁあああああああああ!

 お前の子供がほしぃいいいいいいいいいいい!!!!」
男「・・・・・で?」
女「今すぐ服をぬげぇええええええ!!」
男「・・・・・わかった」
女「えっ・・・」
男「俺にだって我慢の限界はあんだぞ?」
女「あ、ま、まっう・・んぅ」

171

女「男ぉおおおおおおおあっ・・ああっ!!」

男「・・・ど、どうしたんだよ」
女「踏ん張りすぎてちょっぴり漏れた・・・ううっ・・・」
男「えぇぇぇぇ・・・・・」

172

店員「後20秒で地球が滅亡するそうです」

女「男ぉぉ!!!20秒あれば愛しあぐふっっっっ!!!」

男「女横島か!!!」

173

女「男ぉぉぉぉ!手作り弁当だぁぁぁぁあ!口を開けろぉぉぉぉ!!!!」
男「あーん」
女「お?ぉお?いいのか!いいのんかぁぁあ!?」
男「なら食わない」
女「おぅけぃ時に落ち着くんだ男よ」
男「女が落ち着けよ」
女「い…いくぞ!あ…ああ…あー…ん…」

バキッ

女「箸が折れたぞ男よぉぉぉぉ!!!!うおーっ!!!くぁーっ!!!ざけんなーっ!!!」

店員「店長ゥー!店長ゥー!」

174

女友達「ねぇ、女ってさ、男にすごいアピールかけてるじゃん」

女「え!?いや、そのなんだ、男が好きだからぁあああああ!
女友達「うんうん、それは分かったから、でも男って意外と良いよね、狙っちゃおうかな?www」
女「やらせはせん!やらせはせんぞおおおおおおおお!」
女友達「じょ、冗談だってば・・・でも、随分前から好き言ってるのに何の返事も無いんだよね?」
女「昔からあんな感じだぁぁぁぁ!でもそんな所が好きなんだあぁぁぁああぁあああ!」
女友達「そう・・・そういえば何で男を好きになったのよ?」
女「それは・・・ん!?男が私の話をしてる!ちょっと行ってくる!」(ガラッ ダダダダダッ

廊下から響いてくる女の声「男ぉおおおおお!私の話をしていたなぁあああ!好きだあああああああああああ」

女友達「相変わらずというかなんというか・・・そんな性格がうらやましいわw」

175

教「男女合同マラソン、よーいスタート!」

タッタッタッ

女「遅いぞ男!もっとキリキリ走れ!」

男「はっはっはっ」
女「そんなことで私と並んでゴールできると思ってるのか!」
男「はっはっはっ」
女「ぜぇっぜぇっ、ちょ、ちょっとペースを落としてくれないかな、ぜぇっぜぇっ」
男「はっはっ (走ってる最中にしゃべり過ぎるからだ)」
女「ぜぇっぜぇっ、待って、ぜぇっぜぇっ、よお、ぜぇっぜぇっ」
男「はっはっ (仕方ないな)  女…」

chu

女「いやったああああああああああああああ
 二人で表彰台立つぞおおおおおおおおおお」

――表彰式

女「あれ?並んでゴールしたのに、隣はどうして知らない人?」

男「そりゃ男女で着順は変わるだろ」

176

女「男ぉおおおッ! なにっ! してるんだっ?!」

男「見ての通りの読書中だけど」
女「そんなことはいつでも出来るっ! さあ、夏の海とか山とか川とか忍者屋敷とか廃墟とか形のない島とかに繰り出そうぜええいっ!」
男「あーあー、分かったからちょっと待ってくれ、今クライマックスなんだ……もう少しで探偵が事件を解決してくれるんだよ……」
女「……なんの本だ」
男「ん? 最近流行の推理小説……」
女「ミステリか……久しく読んでないな」
男「へ?」
女「どれどれ、ちょっと読ませろ……」
男「?!」
女「(ペラペラ)あー、犯人はヤスだな。主眼におくべきハウダニットか。たぶんこの館にはこんな形の隠し部屋が(省略)というわけで証明終了。全く易いミステリだな」
男「( ゚Д゚)……最初の10Pで? そんなに?」
女「犯人も凶器も動悸もまるっとどこまでも完璧に分かったことだし早く遊びに行こうぜえええっ!」
美容師「ちなみにそのミステリ書いたの俺っスよwwwwwww」

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「…ねぇ、男」

「なんだ、急に。しおらしくなっちゃって」
「私が作ったお弁当、食べて…?」
「あぁ、いいぜ」
「よっしゃゃゃぁぁぁぁぁあっすぅ!!」
「ちょ、劇だから!」

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女「あああああああああ!!!!男ぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!ダメだ!!!!そこは…そこはダメなんだああアぁあぁァあぁはぁあアぁあァァん!!!!!」
男「うるさい……何やって
女「おなにー」
男「俺をオカズにするのは一向に構わんが少し静かにしろ」
女「なんで目をつぶってるの?」
男「うるさい」
女「まぁいいや!ちょうどキノコが欲しかった所だ!!!!」

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男「なぁ、前から思ってたんだけどさ」

女「なんだっ!男っ!私も前からお前のことを思い続けているぞおォォォォォォォ!」

男「いや、そうじゃなくて・・・
 部活とか入らないのか?それだけエネルギーが有り余ってるなら」

女「部活に入ったら男と一緒に帰れないだろうがあァァァァァァァ!

 それに私のエネルギーは全て男のために使うのだあァァァァァァァ!」

男「・・・・・・はぁ」

女「男おォォォォォォォ!好きだあァァァァァァァァ!」

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女「いいことを思いついたぞおおおおおお! 流石だな、わたしィィィィィ!!」

男「鳩を見ていたら『首を固定したらこいつら動けなくなるんじゃ?』って思ったんだが」

女「わたしじゃなく、おまえが弁当を作ってくればいいんだあああああああああああああああ!!!」

男「もしおまえをふんじばって猿ぐつわでもかましたら、ひょっとしておまえ――――死ぬ?」

女「おいしそうに食べるわたしを見つめながら君は微笑んでいてくれえええええええええええええ!」

男「いや……構わずわめこうとしてふだん以上にエネルギーを使い果たし、疲れて寝るかな?」

女「はッ!? す、すまんッ!! 『おいしそう』だなんて! 『おいしい』に決まってるじゃないかああ!」

男「それはそれでかわいいもんだけど、おまえって疲労の回復が常人より速そうだしなあ」

女「幸せなわたしを見て幸せそうにしているおまえを見ているとわたしももっと幸せになれるんだよお!」

男「というか、寝たり死んだりしたぐらいでおとなしくなるおまえというのがどうしても想像できん」

店員「店長ぉ! あの二人、店内で騒がしいだけならともかく、会話が成り立ってませんッ!」

181

「さぁ、今日のお弁当のおかずは何かな~?」

「渡辺ぇぇっ!弁当頂くぞぉぉおお!!!じゃあなぁぁっ!」

「ふぇ…っ?あれれ~?わたしのお弁当がないよぉ~?」

182

「男ー!!!!」

「ん・・・なんだよ・・・」
「・・・」
「・・・」
「・・・」
「・・・何か言えよ!用が、あったんだろ?」
「・・・忘れてしまった!!!」
「・・・はぁ?」
「でも私がお前を好きなのは忘れてないぞ!!!」
「・・・はいはい」
「・・・あぁ、そうだ。貴様、数学のテスト。欠点だったそうだな?!」
「な、何でお前がそんな事知ってんだよ?!そしてなぜそれを大声で・・・」
「・・・さぁ?」

183

ガラッ
女「あ、あれっ? 次は体育か…」
スタスタスタ
女「……! 男の…シャツ……!」

手に取る

女「お、おとこの…」
ぎゅうううううううううううう
女「……~♪」

ガラッ
男「いけねーいけねー忘れ物しtおううわあああっ!?」

女「おおおあああああああああああああああああああああああ!!!?!!!?」

ビリビリビリビリビリビリビリビリイイイィィィィッッ
男「あああああああああっ!!!??」

女「ちがううちがうんだあああああああああああうわあああああああん!!」

184

女「うおあああああああああ暑い暑いあついアツいあついいいいいいいい」

男「うるさい。暑いばっかり言ってるから余計暑いんだ」
女「あはははははは汗が滝のようだああああはははは」
男「聞けよ」
女「あははははは」
男「ちょっと落ち着いて、ほら水飲んだほうが良いぞお前。脱水症状に……」
女「関節キスううううううう!?」
男「あーうるさい」

185

女「男!進路はもう決まったかあああああ!?」

男「一応な、そういうお前は決まってるのか?」
女「もちろんだ!男の所へ永久就職だあああああああああああ!」
男「よし、内定」
女「よっしゃあああああああ!・・・って、え?」
男「あー、後これ渡しておくな つ「小さい箱」」
女「これは(ぱかっ)・・・お、男・・・これって」
男「うん、まあ何だバイト代とかが大分余ったからさ」
女「男・・・大好きだああああああああああああああ!」
男「えぇい!人前で抱きつくな!」

186

女「好きだああああああああ付き合ってくれえええええええええええ」

男「いやだ」
女「じゃあお友達以上恋人未満からあああああああああああ」
男「それもちょっと」
女「じゃあ、じゃあお友達になってくださいいいいいいい」
男「暑苦しいんでそれも……」
女「ええええええええええ!?じゃあ、じゃあ。じゃあ。えっと。えーと私のこと覚えてろおおおおおおおぉぉぉぉぉぉ」
男「捨て台詞?」

187

女「これが私のスタンド!!『オネストリィ・ヒート』ッ!!!!

男ォォォッ、貴様は既に私の虜だァァァッ!!!!!」
男「なんだこのスタンドは…ま、まずい!奴のスタンドに抵抗できない!」
女「どうだ!大声が美しく思えてきただろう!!これでとどめだ『逆レイプ』!!!!」
男「う…うああああーーーーっ!!!!!」
男 ー再起不能

ー To Be Continued

188

女「男ぉぉぉぉぉ! メシ美味しいぞぉぉぉぉぉぉぉぉ!」

男「あー、そーかー、よかったな」
女「これから毎日お前の手料理たべたいぃぃぃぃ!!」
男「それはそれで面倒な話だな。つか、食べながらしゃべるな」
女「私のプロポーズを聞けええええええええ!」(ガリッ、バキッ)
男「……箸を噛み砕いてまで言うことか?」
女「箸が……メシが、メシが食えないいいいいいいいいいっっ!」
男「しようのないやつだな。ほれ、あーん」
女「……へ?」
男「もう数口じゃねーか。口開けろよ」
女「あ、ああああああああああ──」(ボッ)
男「おい、燃えてるぞ!」
女「う、ううううううまいぞ、このこのこの固ゆで卵おおおおおおおおッッ!!」
男「いや、半熟卵だ。いいから落ち着け、熱くなりすぎだぞ!!」

189

女「男ぉぉぉぉぉ!キスするぞぉぉぉぉぉ!」

男「いいよ」
女「えっ…………////」

(沈黙十数秒)

店員「店長ゥー!店長ゥー!レジ前が空きませェーん!」

190

クールダウン試行二回目……
女「あ、お葬式……」

男「だな……」
女「…………」
男「…………」
女「今の火葬場からは、煙が出ないんだな……」
男「そうみたいだな……」
女「……子供の頃、死んだ人は灰になって、煙突から天国に昇っていくものだと思っていた。……今は、どう思えばいいんだろうな」
男「……今生きてる人の心に吸い込まれるんだろうさ」
女「臭い台詞だな」
男「自分でもそう思うよ」
女「だが……救いがないよりはずっと良い……」
男「そうか?」
女「そうさ」
男「……」
女「……」

女「……」

男「……」
女「(すーぅ)」
男「??」
女「天国で会おうなぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」
男「実に、、お前らしいな、、、」
女「うわぁぁぁぁぁん、、さみしいよぉぉ、、、さみしいよぉぉ、、、」
男「なんで、あいつ死んじまったんだろうな、、、ホントなんでなんだよ、、、」

191

女「む、むー・・・」

男「ん?どうしたんだよ」
女「な、何でもない・・・」
男「もしかしてトイレ我慢してるとか?」
女「な、ななななな!べ、別に恥かしくて言い出せないとかそんなんじゃないぞぉぉぉぉぉおおおおぉぉおあぁああ!!!!

あ・・・あー・・・」

男「アッー!」

192

女「男ぉォォ!一緒に帰るぞぉぉォォォ!!」

男「……分かった。仕度が終わり次第向かうから、門の所で待っててくれ。」

女「よぉぉし、把握したっ!!正門で待っているぞッッ!!!(ダッ」

男「……」

深夜・正門

女「男ぉぉォォォ!まだかぁぁァァァ!!なんだか暗くて怖いぞぉぉォォォ!!!1!(涙目」

男「裏門ウマー」

193

女「…ん?これは男の本か!!!『ゼロの使い魔』!!?『ツンデレ』!!?ふむ、男はこう言う性格の女が好きなのかああああ!!!!」

男「見られたorz」

―翌日―

女「男ォォォ!!!なによォォォ!!!あ、あんたのことなんてちっとも好きじゃないんだからあ!!!
で、でもあんたがどうしてもっていうならここに手作り弁当があるから一緒に食べよう!!!
ああ!!男!!!大好きだああああ!!!!今夜私の家には誰もいないんだ泊まりに来ないかあああああ!!!!!」

194

女「男おォォォォォォォォォォ!お前はどんな女性が好みだあァァァァァァ!?」

男「いきなり何だ。

 ・・・・・・そうだなぁ・・・・・元気で・・・」

女「ふむふむっ!」

男「優しくて・・・」

女「なるほどっ!」

男「いつも俺のことを思ってくれるような・・・」

女「そうきたかっ!」

男「お前みたいな奴・・・かな・・・」

女「・・・・・・」

男「・・・・・・」

女「・・・・・・そ、それは本当かっ?」

男「嘘」

女「・・・・・・・・・・うわああああああああああああああああんん!!!!」

男「(こいつ 感情の起伏が激しいから からかうの楽しいなぁ・・・・・)」

195

友「いやー病院までお見舞いなんて悪いね」
男「女のせいだしな。責任は俺にもあるし」
友「お前は偉いなぁ」
男「まぁ女が…」

ガシャーン

女「呼んだかぁぁぁぁ!!男よぉぉおぉ!窓から来てやったぞぉぉぉ!」
男「ここ3階だぞ」

看「先生ィー!44号室の友さんがガラスで重体ですー!先生ィー!先生ィー!」

196

女「う―――あっついなあもうオオオオオオオ!!!!!」

男「そう思ってるんなら離れろよ暑っ苦しい!」

女「だって男の体温が低くて気持良いいんだもんよオオオオオオオオオオオオオオ!!!!」

男「だから俺が暑いんだっつーの!」

女「冷たいこと言うなよ愛してるぞ男ぉぉぉぉぉォォォオオ!!!111!!」

男友達「ちっくしょー!クソ熱いなあもうっ!!!」

197

男「・・・・・」

女「かんにんやーーーーー!!!しかたなかったんやーーーーー!!!」

198

男「なあ」

女「うおおおおおおおおお男のほうから話しかけてくれるなんてえええええええ」
男「おいちょっと」
女「素っ気ないのに好きだがこういうのも大好きだああああああああああ」
男「テレビのチャンネルとって」
女「うおああああああお前の言うことならなんでも聞くぜえええええ」

ぴ。ぴ。ぴ。

男「ありがと」
女「まさか男が私にお礼をおおおおおおおおお好きだあああああああああ」
男「テレビ見てるから黙って」
女「うおあ。あ、ご、ごめん」

199

女「ふふ……だーれだ? 誰だ誰だ誰だ誰だ誰だ誰だアアアアアァァァァァァァ―――!!」

男「せめてもそっと静かにやれ。それ以前にまず後ろに回って目隠ししろ」
女「黙れ小僧ッ! 君に甘えるのにそんなまだるっこしいことやってられるかあッ!
 我が恋は常に真正面から正面衝突ッ!! 死者23名重軽傷者124名行方不明者300人強!」

 ガッ

男「あ……アイアンクロー…………ッ!?」

女「さあ、お望みどおり目隠しだ! 誰だッ!? わたしは誰だッ!? あああああああ、もう!
 早く答えてくれ! 照れくさいじゃないかあああああああああ!!」
男「はっはっはっ。照・れ・屋・さ・ん♪ ――――――がくっ」

渡辺さん「あれれー? あの人の生気がどこにもないよ~?」

200

女「私に名前を付けるのはぁぁあああ!!!許可しないぃぃぃいいい!!!!」

男「・・・ひー」
女「なんだ!!!呼んだか男!!!!11」
男「・・・」

•◦◾

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