初めに
このページは身内向け。詳しい記事はほかにあるはずだしそれを探せる人間にこのWikiは必要ない。
CS:GOではマネーを使用してスモーク、フラッシュ、焼夷手榴弾(火炎瓶)、HEグレネードなどの投げ物を買えます。
このクランには買わなかったり、買っても使わない人が多いと思いますが、買って効果的に使った方が勝率は段違いに上がります。
このページはその効果的な使い方の例をいくつか上げます。
が、1.2.3.何れもそれ "だけ" の目的が存在しているわけではありません。2つの目的が混ざっている場合もありますし、もう少し細かい概念での投げ物もあります。
あくまでもこれらは一例に過ぎません。
1.作戦で使う投げ物
作戦で使える投げ物(主にスモーク)はいっぱいあります。
SetPlayと呼ばれる複数人同時に投げる投げ物、開幕のエリア確保に使う投げ物、ラウンド中盤等で片方の爆破地点に行くための投げ物。
まだまだたくさんありますが、それらは説明が難しいので…。
SetPlayの投げ物の例
Setplayは投げ物の投げポジを覚えて、2~5人程で同時に投げ物を投げる作戦です。
これによって相手が有利なポジション(頭一つになる場所や遠距離)を減らすことができるのでクリアリングしなければいけない場所が減ります。
開幕のエリア確保に使う投げ物の例
作戦で開幕時点でどこに行くか決まっている場合は、速攻でそのエリアが確保しやすくなるような投げ物を投げてエリアを確保します。
この投げ物の利点は、場合によっ切撃ち合いをせずエリアを確保することによるアドバンテージを得ることができるところです。
爆破地点に行くための投げ物の例
爆破地点に行こうとする時、大体相手もその動きを察して既にその爆破地点に寄り始めていたり、その経路にエイムを置いていたりします。
その寄りを遅くしたり、置いている相手から見えなくするためのスモークを投げることができれば非常に簡単に爆破地点に入りC4を設置できますね。
HEグレネード
HEグレネードは距離に応じて最大80程度のダメージを与える$300のグレネードです。
このグレネードを効果的に使いたい場合は複数人で同時に投げたり、物陰に隠れている敵に向かって投げるといいです。
敵がそこにいた場合はグレネードで撃ち合わずに大ダメージを与えたり、読みが当たれば倒す事も出来ます。
例:Inferno、boilerでのCT側の2人同時グレネード
また、2018年猛威を振るった★Astralis★は、HEグレネードをうまく活用することで相手チームの体力をガンガン削る戦術がとても優秀なチームです。
彼らのpovや試合demoを見て、彼らのグレネードを投げる条件とタイミングを研究すればより良いでしょう。
2.味方の援護に使う投げ物
これはProPlayerで例えるとSupportの選手(例:TACO boddy Zeus等)が投げているのをよく目にする投げ物です。
味方のEntryのRiflerが突撃するため等に投げられるフラッシュやスモーク、モロトフの事です。
後はCT側で味方が安全にサイトまで退けるようにフラッシュやスモークを投げたりもします。
相手の視界を奪うスモークやフラッシュは味方を守る強力な盾にもなり、
味方が攻撃しやすくなる強力な矛にもなります。
ポップフラッシュ
CS用語集にも書いてありますがポップフラッシュとは、
人間の反応速度では見てから到底避けられない不可避フラッシュの事です。(格ゲーのしゃがみ弱K見てから昇竜打てる人間には避けられるかもしれない)
一人で投げられる物も多く存在しますが、実際、ほとんどのプロチームではポップフラッシュは味方のSupportの選手に投げてもらってます。
Entryの選手がが一人でFB入れてキルするのはそれなりにハードワークなわけですね。
具体的な味方が投げるポップフラッシュの例です。
どちらも味方がフラッシュが炸裂するちょっと手前あたりに居れば相手がBlindになった瞬間になだれ込んでキルを取れます。
これがEntryを援護するポップフラッシュです。
このほかにもたくさんポップフラッシュは存在するので、興味があったらSupportの選手のPOVdemoをyoutubeかそこらで探して見てください。見ろ。
味方を安全に退かせるためのスモーク
これ説明が難しいので雑
投げ物がない、もしくは敵がかなり近くに居るので投げられない味方は、大抵そのあと敵に投げ物を入れられ、不利になったまままともに戦えず死にます。
そういった味方の為に、敵の射線を遮るようにスモークを入れたり、FBを入れたりして、一旦退いてもらうのがこの概念です。
具体的な例は上げられませんが、これが使えるとよりチームプレイが捗ります。
3.投げ返しの概念
これが一番CT側にとって重要な概念です。
本当に重要です
さて、この概念について説明していきます…。
基本的にラウンド中盤、T側は先ほどのスモークなどを投げてサイトに攻め入ります。
この時です。このT側がスモークやモロトフを投げていざ突入するぞ^~って時です。
この時にT側の侵攻ルートを妨害出来たら大幅に相手の時間を削れます。
それが投げ返しの概念です!
具体的な例をいくつか
大事だから絶対見て
基本的なAsetは3つのスモークグレネードをAmainの奥から投げます。
つまり、AsetのラウンドはAmain3以上は確定です
(Amainの奥から投げてPalaceに行くとスモークの効果時間を大幅にロスすることになる上、CTに寄る余裕を与えるためです。)
Asetが来た!!!
じゃあAmainに焼夷グレネード投げればいいじゃん!!!
これでT側はスモークの効果時間18秒のうち、半分近い7秒間、スモークを使わない限りはAmainから出ることはできません。
また、スモークを使われて消火されてしまったら…
じゃあHEグレネード投げればいいじゃん!!!
はい、これで相手の半分くらいの人数のHPは半分以下になり、味方は確信をもってAに寄れて、
さらに、相手の残りスモークは最高でも1個なのでリテイクも簡単!!!
4.投げ物練習用Config
CSGOのローカルファイルに入れて機能する投げ物練習用Config
Counter-Strike Grobal Offensive/csgo/cfg
以下の文章をテキストエディタ(メモ帳など)でコピペして、 <任意の名前>.cfgで上のパスに保存してください。
また、好みのキーにnoclipをbindしておくと便利です。
bind "ENTER" "noclip"
sv_cheats 1 //チートコマンドを有効にします sv_infinite_ammo 1 //弾薬を無限にします ammo_grenade_limit_total 6 //グレネードの最大所持数を6にします mp_warmup_end //ウォームアップを終了します mp_freezetime 0 //ラウンド開始時のFreezetimeを0にします mp_roundtime 60 //ラウンド時間を60分にします mp_roundtime_defuse 60 //爆破ミッションのラウンド時間を60分にします sv_grenade_trajectory 1 //グレネードの弾道が表示されます sv_grenade_trajectory_time 15 //弾道の表示時間を15秒にします sv_showimpacts 3 //銃の着弾地点を表示します mp_limitteams 0 //チームの人数差制限をなくします mp_autokick 0 //自動キック機能をoffにします mp_autoteambalance 0 //チームバランス調整機能をoffにします mp_maxmoney 60000 //所持金の最大値を60000にします mp_startmoney 60000 //開始時点の所持金を60000にします mp_buytime 9999 //9999秒購入可能にします mp_buy_anywhere 0 //1にすることでどこでも購入可能にします sv_regeneration_force_on 1 //HPが自動で回復します bot_kick //botを消します mp_ignore_round_win_conditions 1 //時間切れになってもラウンドが終了しないようにします cl_showpos 1 //自分の座標や速度を左上に表示します mp_respawn_on_death_ct 1 //CTがリスポーンするようになります mp_respawn_on_death_t 1 //Tがリスポーンするようになります mp_restartgame 1 //リスタートします
面倒くさい場合は以下の.cfgファイルをさっきのパスのところにDL
exec grenadepractice
とコンソールに入力することで上記の設定が読み込まれ、グレネードを便利に練習できます。
ジャンプ投げの投げ物は128tickと64tickで若干違うことに気をつけてください。
終わりにも重要なことが書いてあるみたいだな
終わりをちゃんと読まないといけない理由がここにあります。
グレネードを投げる時無言で投げていませんか?
特にフラッシュは無言で投げてほしくありません。
せっかく自分の神フラッシュで敵を3秒盲目にしてても味方が3秒盲目になったらそれはゴミフラッシュです
フラッシュを投げる時は必ず以下の3点を報告するよう心がけてください。
- 投げる時に言う事(『投げた後』では遅すぎる)
- どこに投げるか言う事(≒どこの敵が食らうフラッシュなのか言う)
- 味方の後ろに投げる場合はそのことを言う事(味方が避けようとして後ろを向いたら投げた意味がない)
Alongの敵が食らうフラッシュを味方の後ろに投げる時は『Flashing Along Behind you』くらいはぱぱぱっと言えるようになってください。
チームフラッシュで殺されるのクッソやるせない気持ちになるからね。
まあ、ここまで読んだ君ならできるよ…。