SCP-346-WT

アイテム番号:SCP-346-WT

オブジェクトクラス:Euclid

特別収容プロトコル:SCP-346-WTが利用するSNSは、常に財団のAIによって監視されています。
異常性が発見された場合、職員は直ちにプロトコル「凍結」を実行してください。
職員の対処次第ではクラスXKシナリオが発生する可能性があります。その際は緊急プロトコル「大学合格」を実行してください。
SCP-346-WTが███████内で声を発した場合、サイト-TSiMへと移動してください。担当職員は二分ごとにSCP-346-WTを監視してください。担当職員以外がSCP-346-WTと接触することは実験目的以外では許可されません。
サイト-TSiM内にて収容違反が発生した場合は、実行可能なあらゆる手段での鎮圧が許可されます。
現在SCP-346-WTは財団の運営する高等学校において収容されています。

説明:SCP-346-WTは一般的な男子高校生に類似した不明な人型存在です。
SCP-346-WTの異常性が発現するのは、ロシア製PCゲーム『██████████』、およびSNS上での投稿においてです。
SNS「[編集済み]」の自己紹介文によれば第二次世界大戦時のドイツや、自衛隊の兵器、または二次元の女体が描かれているJPEG画像またはPNG画像を好物としており、これについてSCP-346-WTは「ありえん良さみが深い」と回答しています。
SCP-346-WTは、201█年█月頃にSNS「[編集済み]」上で不可解な発言をする人間がいるという噂が財団の興味を引き、発見されました。SCP-346-WTは定期的に███████に現れ、██大学への受験に関する不安を口にします。この時SCP-346-WTが発する声を聞いたものは、勉強に対する意欲を失い、日本国における一般的な大学受験において必ず不合格になります。この効果はクラスA記憶処理によって問題なく取り除くことができます。
この効果は本人にも適用され、現在SCP-346-WTは記憶処理によって記憶を消されていますが、[編集済み]回大学に不合格となっています。
この声を担当者以外が聞いた場合は直ちにクラスA記憶処理を受ける必要があります。

付録346-B： ██████の録音抜粋。

対象: SCP-346-WT
インタビュアー:エージェント・米倉
付記: SCP-346-WTには標準的なスマートフォンが与えられている

　<録音開始>


エージェント・米倉： 今日は君にいくつか質問がある、答えてもらえるか？

SCP-346： (無言)

　<不要部分を省略>

エージェント・米倉： 何で君は勉強をしないんだい？

SCP-346： (唸り声)

エージェント・米倉： 今、勉強しないというならば、君は大学に…

SCP-346： (判別不能)

エージェント・米倉： もう一度言ってくれ？

SCP-346： (判別不能)

エージェント・米倉： もっとはっきり喋ってくれ。

SCP-346： …(判別不能)

エージェント・米倉： このままだと君はどこにも行けない！[編集済]か[編集済]を消し勉強するんだ！

SCP-346： 息抜きや息抜き、もう疲れたんや…(溜息)

SCP-194： この時期に勉強しないとか舐めたことやってないでさっさと勉強しろや、俺は████のやりすぎで[編集済]に落ちたんやぞ

SCP-346：でも電車の中でしかやってへんで

　<録音終了>

この瞬間、SCP-346は███████から姿を消しました、この後[編集済]の中で愚痴のようなものを書き込んでいる姿をエージェント・米倉が確認しました

追記:彼は本当に勉強する気があるのかね、頭Neutralizedやろ、いやketerか-エージェント・米倉