ソムリエとの対話
このストーリーは、不殺ヒーローvsアウトローヒーローの怒りのシビルウォーの後日談となります。
登場するキャラクター
伊集院茂夫、流川隆雄、神風敬次、ジャック・オー・ランタン、ルドルフ・ブリッグス、アーカム&グリムアーカム、ジェフ・モリソン、トム・ライアン、コマンドーダイジロウ、近藤拓也、陸奥迅雷、雷電将太、風間仁之介、アルトリア・ペンドラゴン(セイバー)、ニンジャボーグ(登場のみ)、宮沢亮助(登場のみ)
イベント
- 会話1
- クロノスjrとの戦いから一週間後
- 伊集院「長官、なぜ鎖をしてある?」
- グラバー「君は拘束されることが決まったからだ。我々の判断によって解放する」
- 会話2
- 敬次達が入ってきた
- 敬次「おい、拷問野郎」
- 伊集院「フン、貴様か」
- グラバー「それだけではないぞ」
- 迅雷「伊集院さん」
- 伊集院「迅雷君達か・・・何の用だ?」
- 迅雷「少し聞きたい事がある」
- 伊集院「何だ?言ってみなさい」
- 迅雷「なぜ復讐を止めない?」
- 伊集院「当然だ。奴らには虐げられる者達の苦しみを思い知らせなければならない」
- 仁之介「まだそう言うか・・・最早その復讐を続けているのはお主だけだぞ」
- 伊集院「どういうことだ?」
- ジェフ「はっきり言うぜ・・・俺達は復讐を止めたんだ」
- 伊集院「何だと?」
- ジェフ「こいつの言った事を覚えてるか?」
- 伊集院「復讐は悪人がする事だ。英雄がすることじゃない、か?」
- ジェフ「あぁそうだ・・・俺達はそれを全く理解できなかったが・・・今なら理解できる。」
- 伊集院「何故そう言える?」
- ジェフ「悪を殺す事だけを考えてた・・・だが、いざとなると、どうしたらいいのかがわからなくなったんだ。どんなに悪を殺したって、家族が戻ってくるはずがないだろうな・・・。それどころか顔向けも出来ねぇ・・・。だから復讐の愚かさを理解できたんだ。」
- ジャック「オイラもジェフさんや伊集院さん達と戦って、そしてジェフさんがさっき言ってた言葉を理解しました。」
- 伊集院「何だね?言って構わないぞ」
- ジャック「オイラも最初はあのクソ狼野郎(リュエル)を殺してやりたいと思ったんだ・・・それからもいろんな人たちの無念を晴らしてきたけど・・・だんだん満足できなくなって・・・父ちゃんが苦しんでいる姿が浮かんできたんだ・・・なんでこいつの言葉を素直に受け取れなかったんだって思うんだ・・・。」
- 伊集院「・・・」
- ジャック「正直言ってもうたくさんなんだ・・・こんな空しいのは・・・だから」
- 伊集院「ジャック君」
- ジャック「!」
- 伊集院「もうそれ以上は大丈夫だ。君の選択は間違いではない」
- ジャック「・・・やっぱり伊集院さんには敵いませんね。賞金稼ぎを辞めて、改めて父ちゃんの気持ちを受け継ぐ事を考えてたのがバレちまったよ」
- 伊集院「ああ」
- その時、将太が声を出す。
- 将太「割り込んで悪いけどあんたはどうするんだ?」
- 伊集院「私か?」
- 将太「そうだよ。ジャック達はもう復讐から足を洗ったけど・・・あんたはまだ続けるのか?」
- 伊集院「・・・」
- 伊集院の出した答えは・・・
- 伊集院「君達が望んでいた答えとは違うからな・・・悪いが、私はヒーローを辞め、悪人を拷問し続けるよ。」
- 伊集院は、例えどれだけ批判されようが拷問を続ける事を心に誓ったのだった・・・。
- グラバー「だが、君は私達の仲間を殺したんだ、その罪は償ってもらうぞ」
- 伊集院「それは・・・今はできんな」
- 伊集院が鎖を外すと、壁を壊して去っていく
- グラバー「・・・彼を追ってくれ!」
- だが、迅雷達は伊集院を追うことが出来なかった
- 迅雷「・・・お言葉ですが、それは出来ません」
- グラバー「何故だ?!彼を野放しにすれば・・・!」
- 迅雷「えぇ。野放しにすれば、正義側も悪側も多くの犠牲が出るって事は承知してる。」
- ジャック「いいのか・・・また昔のオイラ達の様に小悪党でも殺すんだぞ!」
- ジェフ「いや・・・俺に考えがある。長官もちょっと協力をしてくれ。」
- グラバー「考え?」
- 会話3
- 流川「先生!戻ってきたんですね!」
- 伊集院「心配をかけてすまんな、流川君」
- 会話4
- グラバーはヒーローフォースに所属する全てのヒーローに伝言を伝えた。
- グラバー「ヒーロー諸君!伊集院はもう我々の味方ではない、拷問ソムリエを敵としてみなす、至急彼を捕らえるんだ!」
- 会話5
- 場面が変わってネクロアレフでは
- ニンジャボーグ「貴様が宮沢亮助か?」
- 亮助(パトダイバー)「誰だ!?貴様うぐっ…」
- ニンジャボーグが宮沢亮助を首を締め上げる
- ニンジャボーグ「さぁ、貴様は万死に値する・・・」
- 亮助(パトダイバー)「グハッ!」
- 宮沢亮助は気絶し、ニンジャボーグに連れて行かれた
- その後、宮沢亮助の姿を見た者は誰もいないという・・・
- 会話6
- 同時刻、クロノスJrは宮沢亮助の排除を予測していた。
- ???「おい。いいのか、あんな事で・・・。」
- クロノスJr「あいつにはとてつもない事をしてくれたからな。リ・クロノスウォーズを始めたってのに、あのくだらない映像を見せつけやがって・・・それじゃ、まるで俺があんなバカ主義者の支援しているみてぇじゃねぇか・・・。」
- クロノスJr「まぁ、ニンジャボーグには感謝してるけどな・・・。あとの協力できないヤツらも始末しておけ・・・。」
- ???「ハッ!」