ハゲレミリアとつるピカ両さん
妹紅の炎のくしゃみでハゲてしまったレミリアと、床屋の手違いで永久脱毛させられてしまった両津。これでは2人は笑い者である。
そんなレミリアと両津は何とかして髪を生やそうと奔走する!
※このストーリーは、東方MMDの「レミリア日和 その73「レミリア、ハゲる」」とこち亀の「つるピカ両ちゃん!!の巻」のオマージュになります。
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登場するキャラクター
レミリア・スカーレット、フランドール・スカーレット、十六夜咲夜、紅美鈴、小悪魔、パチュリー・ノーレッジ、両津勘吉、中川圭一、秋本・カトリーヌ・麗子、大原大次郎、ルドルフ・ブリッグス、藤原妹紅(登場のみ)
イベント
- 会話1
- 迷いの竹林
- 妹紅「へっくし!!」
- 妹紅のくしゃみと共に炎が飛んだ
- 炎は道行く人々の間を掻い潜り、紅魔館まで飛んでいった
- 炎は紅魔館まで飛んでいき、昼寝中のレミリアの頭に直撃し・・・
- レミリア「ん?・・・」
- メラメラ
- レミリア「キャァァァァーーーーッ!!!」
- レミリアの悲鳴が紅魔館の外まで響き渡った
- 会話2
- 一方、両津は床屋に来ていた
- 終わったら起こしてくれと伝えて寝たのだが、店員の手違いで、住職ではなく両津の頭を永久脱毛してしまった
- マスターと店員はどんな目に遭わされるか分からず恐怖し、置き手紙を書き、住職も巻き添えを食らいたくないため店から逃げた
- しばらくして両津は目を覚ました
- 両津「ん?あれ?誰もいねぇ」
- 両津が置き手紙を見つける
- 両津「何だこれ?置き手紙か?」
- 置き手紙「申し訳ありません、永久脱毛してしまいました」
- 両津「何の事だ?まさかワシの・・・ん!?この感触・・・!」
- 鏡を見ると、両津の頭がツルツルになっていた
- 両津「げ!!禿げてる!?」
- これを見た両津はどれだけ腹を立てた事か
- 両津「く、くくく・・・あのマスター、ワシの頭を永久脱毛しやがったな・・・」
- 怒りのあまり店を出る両津
- 両津「何処へ逃げやがった!!見つけたら同じ目に遭わせてやる!!」
- 会話3
- 派出所
- 中川「先輩、どうしたんですかその頭!?」
- 両津「床屋で永久脱毛されたんだよ・・・」
- 中川「永久脱毛ですか!?」
- 麗子「どうしてそんな事に・・・!」
- 両津「こっちが聞きてぇよ・・・」
- 大原「いくら女にモテないからって、自棄を起こしちゃいかんぞ!」
- 両津「向こうが勝手にやったんですよ!」
- すると、やけに大きな帽子を被ったレミリアが通りかかる
- 両津「ん?」
- レミリア「!」
- レミリアが一目散に逃げる
- 大原「一体どうしたんだ?ワシらを見るなり急に逃げたぞ」
- 両津「追いかけましょう!」
- 会話4
- 人のいない場所
- 両津達が追いついた
- レミリア「ゲッ!何の用よ!」
- 両津「なんでさっきワシらを見たらすぐ逃げたんだ?」
- レミリア「こっちの事情よ!」
- 両津「事情だと?こっちだってな、床屋で色々あって大変なんだよ!見ろ、この頭!」
- 永久脱毛された頭を見せる両津
- 両津「マスターに永久脱毛されてな、こっちは腹立ってんだよ!それを見るなり逃げやがって!」
- レミリア「私の方が酷いわよ!」
- レミリアが帽子を取ると、ハゲた頭が出てきた
- 全員「え?!」
- 両津「その頭・・・お前もか!?」
- レミリア「そうよ!昼寝してたら、急に頭が火事になって・・・!」
- 両津「・・・プー!ブハハハハ!!」
- 大原「コラ両津!笑うな!!」
- 両津「レミリアがおかしいですよね!?」
- 大原「お前こそ、人の事言えんだろうが!レミリアの顔を見ろ!」
- レミリアが泣きそうになっている
- 両津「あ」
- 中川「やめてくださいよ先輩!」
- レミリア「・・・うぇぇん・・・!(泣)」
- 麗子「ほら、両ちゃんのせいで泣いちゃったじゃない!」
- レミリア「酷いよ・・・咲夜達にも笑われたのに・・・(泣)」
- 両津「すまん、ワシが悪かった!もう笑わないから!」
- 会話5
- ルドルフ「ん?」
- パトロール中のルドルフが両津達の声を聞きつける
- 大原「おお、ルドルフじゃないか」
- ルドルフ「お前ら、何してんだこんな所で・・・」
- 両津とレミリアの頭を見たルドルフは・・・
- ルドルフ「お前ら、その頭はどうした!?」
- 両津「見りゃ分かるだろ!禿げたんだよ!ワシなんか床屋で永久脱毛させられたんだよ!」
- レミリア「私なんか、昼寝してたら頭が火事に・・・」
- ルドルフ「それが原因か・・・」
- レミリア「笑わないのは貴方だけよ・・・」
- ルドルフ「・・・ブハハハハ!!ダメだ耐えれねぇ!!」
- 大原「コラ、ルドルフ!」
- 両津「テメェ!人の不幸を笑うな!!」
- 中川「先輩も笑ってたじゃないですか!」
- 会話6
- 再び派出所
- 麗子「顔が映るくらい見事にツルツルね」
- 中川「角刈りより迫力がありますよ」
- 両津「クソ・・・あの床屋め・・・」
- ルドルフ「だがレミリア、昼寝してただけで頭が火事になるか?」
- レミリア「誰かにやられたのよ!」
- すると、フロンテが通る
- 両津「ん?フロンテか」
- フロンテには床屋のマスターと店員が乗っていた
- 両津「あ!見つけたぞ、あいつだ!!」
- 中川「え!?」
- 両津はフロンテを追いかける
- 会話7
- 両津「待てコラー!!ワシの頭を永久脱毛しやがって!!」
- 全速力でフロンテを追う両津
- 店員「どうしよう!追いかけてきましたよ!」
- マスター「も、もう駄目だ・・・」
- 追いつく
- 両津「そこ止まれぇ!!」
- 撥ねられる
- はずみで焼き印が両津の頭に直撃する
- 両津「ぎゃあああ!!アチチチ!!」
- 両津の頭には「不合格」とあった
- 主人「あ、頭に焼き印が!」
- 両津「何ィ!?」
- 両津は鏡を見る
- 両津「あ~~っ!不合格だって!」
- マスター、店員「プッ」
- 両津が睨む
- マスター「あ・・・いや、すみませんでした!」
- 店員「ついうっかり笑ってしまってすみません!」
- 両津「すみませんで済むか!!お前らが一番の原因だぞ!!」
- マスターと店員を殴りまくる両津
- マスター、店員「いたたたた!」
- そこへ大原達が駆けつけてきた
- 大原「おい両津、大丈夫か・・・プッ!お前、何だその頭は!」
- ルドルフ「不合格って・・・アヒャヒャヒャヒャ!!」
- 大原「不合格とは、まさにお前ぴったりだ!ハハハ!!」
- 両津「何で笑うんですか!?人の不幸を笑わないでくださいよ!」
- ルドルフ「と、とにかく・・・一度紅魔館へ行こうwww」
- 会話8
- 紅魔館
- 両津「って事があったんだよ」
- だが咲夜達はレミリアのハゲ頭より両津のハゲ頭に加え不合格の焼き印に爆笑してしまった
- 両津「笑わねぇでちゃんと聞けェ!!」
- 咲夜「も、申し訳ありません・・・ですがお二人共、元気出してください」
- 美鈴「ほら、貴重な海産物が届きましたよ」
- レミリア「何?」
- 美鈴「“毛ガニ”です」
- レミリア、両津「キェエエエエエ!!」
- フランドール「と、とりあえずテレビでも見よう?」
- ところが、テレビに映ったのは「散る」「ツルツル」「ピッカピカ」等といったハゲには禁句の言葉ばかり。挙げ句にはドラマ内の刑事にも「諦めろ!」と言われるほどだった
- 両津「テメェら、バカにしてんのか!!(怒)」
- レミリア「ううう・・・(泣)」
- 咲夜「プラスに考えましょう。カツラは選び放題ですよ」
- 東方キャラの様々な髪型をしたレミリアと両津の映像が流れる
- レミリア「遊ぶな!」
- 会話9
- 紅魔館 図書館
- パチュリー「もう、こうなったら最後の手段よ」
- レミリア「魔法で髪を生やす?」
- 両津「本当にそんな事できるのか?」
- パチュリー「理論上はね」
- そして、レミリアと両津の足元に魔法陣が出現する
- パチュリー「リーブカロヤンサクセスリアーップ!!」
- レミリアと両津は魔法をかけられた。そして・・・
- クリア後
- 大原達が図書館に来た
- 大原「おーい両津、レミリア、髪は生えた・・・か・・・」
- 大原達は驚いた。パチュリーの魔法でレミリアはロン毛になっており、両津に関しては・・・
- パチュリー「・・・(汗)」
- 大原「お、おい両津!?何だその頭は!?」
- 両津「なぜか頑固な直毛に毛質が変化しまして・・・」
- 中川「これなら、元の方がまだマシだったかな?」