リ・クロノスウォーズ篇開幕!大戦後の状況悪化
このストーリーは、映画「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」の前半~中盤をドリアニ風にアレンジ・再現したものになります。
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全てのキャラクター
イベント
- 会話1
- クロノスJr「さて、せっかくのリ・クロノスウォーズだ。何か面白い事をしないとな」
- クロノスJrは時空間に一人で居た。
- クロノスJr「しかし、拷問ソムリエ・・・奴一人で此処まで状況を乱せるとは・・・奴はまだ使えるな」
- 会話2
- 将太「シビルウォーは終わったが・・・」
- 迅雷「まだ全てが終わったわけじゃない」
- 拓也「ああ・・・先ずはクロノスJrをどう倒すか考えねぇとな・・・」
- 将太と勝也と迅雷と拓也が街中を歩いていた。
- ヒソヒソ
- 将太「ん?」
- 迅雷、拓也「どうした?」
- 勝也「兄貴、どないしたん?」
- 将太「なんか話声が」
- それは市民の話声だった。
- 市民「聞いたか・・・拷問ソムリエが逃げ出したらしいぞ」
- 市民「知ってる。あの正義気取りの殺人鬼だろ?」
- その内容は陰口に近かった。
- 市民「そうだ。ヒーロー組織を乗っ取って捕まったらしい。ヤバい所に投獄されても脱獄したんだ。」
- 市民「たくヒーロー達もしっかりしてくれよ。あのヴェノムズの同類に逃げられるなんてよ・・・」
- それを聞いた迅雷達は・・・
- 将太「あいつら・・・」
- 迅雷「止せ、構うな」
- 勝也「せやけど」
- 拓也「あんな奴無視しろ!あいつらの思う壺だぜ!」
- 会話3
- グラバー「シビルウォーで我々と市民の関係が悪くなっている。」
- アバン「えぇ、そうですね。」
- グラバー「市民達の中には伊集院君を殺人鬼や偽善者と罵る者達も居る。更には一部のヒーローが伊集院君が逃げる時間稼ぎをしたなど色々な噂も出ている。」
- Gモサダイナー「世間ではそうなってるのか」
- Cダイジロウ「噂もあながち間違っていないから否定し難い」
- 紫「どうしたものかしらね。」
- 会話4
- 記者「レッドフェイザーさん、ちょっと良いですか?」
- レッドフェイザー「なんですか?」
- 一人の記者がレッドフェイザーに取材する。
- 記者「貴方が拷問ソムリエを助けようとしたヒーローの一部とは本当ですか?」
- レッドフェイザー「ッ!・・・否定しません。」
- 記者「それは事実と認めるんですね。」
- レッドフェイザー「はい・・・」
- 記者「何故その様な行為を?」
- レッドフェイザー「強行採決に納得いかなくて」
- 記者「成程・・・ですが、世間ではその強行採決を正しいと言う人たちが居ますが、その人達についてはどう思いますか?」
- レッドフェイザー「考え方は人それぞれなので否定しません。」
- 会話5
- レッドフェイザー以外にも記者の取材を受けている者達が居た。
- シルヴィーユ「あの人も人々の事を思っての行動なんです!どうか余り否定しないでください!」
- 記者「しかし、世間ではもし自分が操られたら殺されると思っている人達も居ます。その人達についてどう思いますか?」
- シルヴィ―ユ「それは・・・」
- マヤ「それ以上シルヴィ―ユ様を困らせないでください!」
- 別の場所
- 記者「竜也さんは採決の反対派だという噂がありますが、本当ですか?」
- 竜也「・・・どうせ嘘ついても疑われるから言います。事実です。」
- 会話6
- 星矢「あんまり思い出したくない事を取材されたな」
- ケン「全くだぜ。」
- ソノイ「今では市民も拷問ソムリエを否定している。更に私達に飛び火が来ている。」
- 敬次「とても良い状況じゃねぇな」
- 会話7
- クロノスJr「いい事思いついたぜ・・・」
- クロノスJrは何かを思いついた。
- クロノスJr「こうしてみるか!」
- クロノスJrは上空からコズミックキューブをばら撒いた。それに当たった市民達は・・・
- 市民「・・・ウガァァァァーーーーー!」
- 悪の戦士へと変わった。
- 会話8
- グラバー「緊急事態だ!クロノスJrが市民達を次々と悪の戦士に変えている!」
- 全員「!」
- ルフィ「あのやろー!そんなことを!」
- ブレイブ「随分と大胆な事をして来たな!」
- グラバー「すぐさま悪の戦士に変えられた市民達を正気に戻しに向かってくれ!頼んだぞ!」
- 会話9
- 街では悪の戦士に変貌した市民達が暴れていた。
- アイアンマン「これは不味いぞ!」
- 勝也「早く洗脳された人達を正気に戻さへんと!」
- リュウ「あぁ、そのつもりだ!」
- 会話10
- ヒーロー達は悪の戦士に変貌した市民達を聖なる遺体で元に戻し続けた。
- エグゼイド「大分正気に戻したけど・・・」
- アポロ「まだうじゃうじゃ居るぞ!」
- ゲイツ「おい、あれを見ろ!」
- ゲイツが指差す方には
- 伊集院「ふん!」
- 流川「先生!?」
- 伊集院が戦ってる姿だった。しかし、
- グサッ!
- 全員「!?」
- なんと伊集院は悪の戦士に変貌した市民の腹部を手刀で貫いた。(貫かれたシーンは敬次を映している)
- 敬次「なっ!?」
- 市民「ぐわ・・・!」
- 伊集院「・・・また会ったな」
- 敬次「拷問野郎・・・そいつは操られた市民だぞ!」
- 伊集院「知っている・・・」
- ブレイブ「貴様・・・仲間だけでなく市民まで見殺しにするか!」
- 伊集院「言ったはずだ・・・悪を許すなんぞ、単なる足手まといだと」
- 伊集院はそう言って走り去った。
- ブレイブ「逃がすか!」
- ブレイブは追いかけようとするも、迅雷に止められた。
- ブレイブ「何の真似だ!?」
- 迅雷「これ以上追っても意味が無い。あいつの心には、もはや復讐一筋しか無い・・・」
- 拓也「俺たちもその様子は見ていた。どうやら操られた無害者にも攻撃しているって情報は本当だったようだな。」
- 将太「なのになんで俺たちは、あんな奴についていったんだ・・・。もはやあいつが一番許さねぇ野郎に見えてきたぜ・・・。」
- ゴチン
- 将太「いて!」
- 市民の一人が空き缶を投げつけた。
- 将太「何すんだ!」
- 市民「何すんだじゃねぇよ!そう思ったなら追えよ!」
- 迅雷「いや、そう言われても・・・」
- 市民「あいつが今殺したのは俺の弟なんだよ!」
- 全員「!?」
- 迅雷(伊集院、まさかとは思うが・・・無害者までも消し去ろうとしたのか・・・!!)
- 市民「あいつには彼女が居てよ・・・もうすぐその子と結婚するはずだったんだよ・・・それなのにこんなのアリかよ・・・!(涙)」
- 霊夢「そんな・・・」
- 拓也「これからの人生までも壊しやがったのかよ・・・。」
- 会話11
- 紫達の所に霊夢達が来る
- 紫「その話は本当なのね。」
- 霊夢「本当よ。あいつは操られた市民すら平気で殺してるわ。」
- 敬次「あの拷問野郎・・・今度こそ本気で許さねぇ!」
- 零児「これは俺の予想だが、クロノスJrは奴が市民を殺すのを予想している。それを利用して俺達と市民の信頼に亀裂を作ろうしているに違いない」
- トランクス「しかし、そうなると何故、伊集院さんは奴の目論み通りに動くんですか?・・・あの人がその企みに気づかないとは思えません。」
- ケンシロウ「・・・わざとだ。」
- トランクス「えっ?」
- ケンシロウ「俺達と奴はもう仲間とは言える関係ではない・・・奴にとっては俺達の事などどうでも良い事なのだろう。」
- 魔理沙「最早私達が市民にどう思われても良いってか?」
- ケンシロウ「そう言う事だ。」
- ジェフ(DECIDE)「チッ、そう思われてるのなら俺もムカついてきたぜ」
- ミカエル「そういうと思って、ソウルストーンを持ってきたよ。」
- その後、偶然にもミカエルが手にしたソウルストーンの力によって、殺された市民みんなを復活させた。
- 市民「あれ?なんで生きてるんだ?」
- ミカエル「次は街を戻しますね。」
- そして、街は平和な都市を取り戻した
- 牛塚「ああ・・・どうやら今までの行った善行は嘘だった様だぜ!」
- グラバー「これ以上、クロノスJrの思うがままにするわけにはいかん。何か対策を取らなくては」
- 映姫「ならば一つ考えがあります。」
- グラバー「それは何だね?」
- 映姫「二つのグループに分かれるのてす。」
- グラバー「グループに分かれる?」
- 映姫「一つのグループは操られた市民を正気に戻す。もう片方のグループは伊集院を抑え捕らえるのです。」
- アインズ「二手に分かれて行動する訳か」
- グラバー「ではその手で行く。今からグループ分けを始めよう。」
- 会話12
- グラバー「次にまた同じことが起きた時はこのチームで動いてもらう。」
- 洗脳市民救済グループ:孫悟空、孫悟飯、ピッコロ、黒崎一行、掃除屋連合、博麗霊夢、霧雨魔理沙、キャプテン・アメリカ、アインズ・ウール・ゴウン、リムル=テンペスト、アヴェント、ライナ・エリッシュ、カブト、ガタック、ゼロワン、ワンダータイプロボット、フォーゼ、トッキュウジャー、EXTRAヒーロー*1、ハートキャッチプリキュア、高町なのは、フェイト・T・ハラオウン、エックス、ゼロ(X)など
- 伊集院確保グループ:麦わらの一味、サボ、ケンシロウ、緑谷出久、爆豪勝己、空条承太郎、日々野晴矢、神風敬次、炎崎龍斗、平島美里花、寺夜仁、ギム一行、斉賀不動、マックスポリス、ジャック・オー・ランタン、ミリア・アルガス、ダルヴィス・オルワルド、真田半蔵/ポリスシャドー、虎杖悠仁、シンフォギア、スイートプリキュア♪、アスタ、ユノ、フエゴレオン・ヴァーミリオン、風間仁、範馬刃牙、シャナ、勇者百獣隊、GBS、グローリーオートボット、ジオウ、ゲイツ、ウォズなど
- アバン「あとはクロノスJrが何時動きだすかですね。」
- グラバー「そうだな・・・」
- ウィーンウィーン!
- 全員「!!」
- 零児「クロノスJrがまた市民を悪の戦士に変えた!しかもさっきよりも大量、50万人だ!」
- 勝也「50万人!?」
- アヴェント「随分と嫌な数だな!」
- グラバー「全員、直ちに向かってくれ!」
- 会話13
- 洗脳市民救済グループ
- 孫悟空「着いたぞ!」
- 現場では悪の戦士に変貌した市民達が暴れていた。
- なのは「酷い・・・」
- フォーゼ「早いとこ操られた人達を正気に戻そうぜ!」
- 会話14
- 霊夢「もう!キリが無いわ!」
- ピッコロ「ぼやくな!何としても沈めるんだ!」
- アヴェント「別グループは上手くやっているのか?」
- ???「待て!いい方法がある」
- 霊夢「チェン!」
- チェン「放水砲を使おう。暴動を鎮圧する際、街の権限で放水砲の使用が許可され、警察部隊が放水砲を使用して暴徒を制圧した後、洗脳した市民を確保したと言うことだ」
- 霊夢「なるほどね」
- スワイヤー「ええ、そう言うことになるわ。さあ、始まるわよ。チェン!」
- チェン「ああ!そこの洗脳した市民!無駄な抵抗をやめろ!さもなければ遊撃放水車に搭載している放水砲を放つぞ!」
- 市民達「・・・」
- ホシグマ「誰も聞けないな・・・」
- チェン「かなわん、水砲を発射しろ!」
- 警官隊員「了解、水砲発射!」
- 遊撃放水車から水砲を放った
- 市民達「うわー!!」
- チェン「よし、確保だ!全員、押さえて捕まれろ!」
- 警察機動隊長「了解、確保!」
- 警察全員「おおおおおー!!」
- 警察は洗脳した市民が次々に押さえて確保した
- 会話15
- 伊集院確保グループ
- 伊集院「此処は片付いたな・・・」
- 伊集院の周りには操られた市民が倒れていた。既に全員殺されていた。
- 伊集院「?」
- すると、伊集院の背後にジェフが銃を向けて立っていた。
- ジェフ(DECIDE)「伊集院、てめぇを捕まえに来た。」
- 仁(鉄拳)「覚悟して貰おうか?」
- 会話16
- 伊集院「この程度では倒れん。」
- 仁(鉄拳)「やはり手強いな」
- すると、他の確保グループのメンバーも姿を現した。
- 伊集院「他の奴らも来たか」
- 敬次「拷問野郎!てめぇを捕まえてやる!」
- 迅雷「今のあんたがやってる事を認めるわけにはいかん!」
- ポリスシャドー「覚悟を願おう・・・」
- 伊集院「何人に増えようが私は捕まらん!」
- 会話17
- 伊集院とヒーロー達の戦いは激しさを増す。
- 伊集院(数の有利で私を倒すつもりか・・・)
- 本剛「貴様の悪行もそこまでだ。伊集院!」
- Cダイジロウ「覚悟願おうか!?」
- 伊集院「英雄王に近藤総司令・・・何のつもりだ。」
- 本剛、Cダイジロウ「ここは私に任せたまえ。」
- ジャック(パンプキング)「すみません伊集院さん。オイラはあんたを止める事は出来ねぇが、
英雄王と近藤総司令官には逆らわねぇ方が身のためなんだ。大人しくお縄に付いてくれ!」 - 伊集院「ふん。英雄王と七星勇者隊の親玉ごときに手間を取らせるわけにはいかないんでな・・・。」
- 本剛、Cダイジロウ「それはどうだろうな・・・。」
- 伊集院「フン。ならば英雄王だろうが七星勇者隊総司令官だろうが死んでもらおう!シャアアアアァァァァァァッ!!」
- 戦闘後
- 伊集院「ぐっ・・・うぉぉあぁぁ・・・。」
- 本剛とコマンドーダイジロウの圧倒的な力に叶わなかった伊集院が倒れる。
- 本剛「正義に歯向かう愚か者めが・・・身の程を知るがいい・・・。」
- Cダイジロウ「愚かな男よ、くくった修羅場の数が違うのだ」
- ポリスシャドー「・・・い、伊集院を確保せよ!」
- 警察全員「おぉ~!!」
- その後、伊集院は強制逮捕された。
- 迅雷「長官。伊集院さんを捕まえました。連れて帰ります。」
- グラバー「ご苦労だった。どうやら、キャンプベースのシークレットエリアを使う時が来たようだな。」
- ジャック「シークレットエリア・・・? なんだそれ?」
- 仁(鉄拳)「なるほど。お前らに話すのは初めてかもしれないが、キャンプベースに別の牢獄があるって事だ。
伊集院でさえ脱出不可能な特殊な牢獄「無空間」だ。そこに入った者は永遠に抜け出せないという最恐の牢らしい。」 - 敬次「そんな場所があったのか」
- 本剛「では、早速連れて帰る。皆の者は至急操られた市民の救出を願う」
- 全員「はっ!!」
- クリア後
- 伊集院は連行され、無空間に放り込まれたのだった。
- Cダイジロウ「無駄な抵抗はご苦労だったな・・・伊集院よ」
- 本剛「先に言っておこう。我々は最初からこうする気は無かったのだが、貴様が操られた市民を見捨てたからこうしたまでもない。」
- 伊集院「くっ・・・」
- 本剛「それともう一つ言わせてもらう。」
- 伊集院「何だ?」
- 本剛「貴様は復讐は何も生み出さないなど偽りだ。人には晴らさねば前に進めぬ恨みもあると言っていたが・・・はっきり言わせてもらうぞ。私から見ればそんな考えは下らぬ我儘が言う事だ!」
- 伊集院「・・・なんだと?」
- 本剛「確かに我らの役目は悪を倒し、人々を守る事だ。だが、被害者の望みを全て叶えるのが正しい訳でない!ましてや恨みを叶えるなど言語道断!よく聞くといい、人は望みが叶わなくても生きて次へ進む。それが人って奴だ。お前のやっている事はそれに背いた者達を甘やかす行為、だから私はそれを否定する!」
- 伊集院「・・・黙れ!」
- 本剛、Cダイジロウ「!?」
- 伊集院「何が英雄王だ・・・それに何が七星総司令官だ!貴様らみたい奴はそうだ・・・悔しさの余りに前に進めん者達を見ようとしない。だから私は拷問ソムリエとして外道を裁いているんだ!望みが叶わなくても生きて進むが人?・・・私がやっているのはそれに背いた者達を甘やかす行為?・・・ふざけるのも大概にしろ!!!大事な人を奪われる苦しみを知っている癖に!!!それに寄り添おうとしない奴が偉そうにほざくな!!!(超絶憤怒)」
- 本剛やコマンドーダイジロウに自分の行いと自分に頼って来た者達を徹底的に批判された伊集院は今までかつてないほどの怒りの叫びを本剛のコマンドーダイジロウにぶつける。その顔には彼を頼った依頼者達の様に鬼が宿っていた。
- この場の全員が彼の気迫に驚いた
- 流川「同じだ・・・先生に依頼を頼んだ人達と同じ顔だ。」
- ジャック(パンプキング)「オイラに依頼しに来た人達もあんな顔をしてたな・・・」
- 本剛「だが、果たしてそれを奪った相手を殺す事だけがその者達を前に進ませる手段なのか?」
- 伊集院「?」
- 本剛「人とは今ある繋がりを失っても新しい繋がりを得る事が出来る。その繋がりがその人の生きる原理となって前に進ませる事がある。」
- 伊集院「!」
- 本剛「これをどう思うかはお前次第だ。私は一足先に去る。」
- Cダイジロウ「それに一つだけ言わせて貰う・・・洗脳された仲間や一般市民を殺害する貴様はヘルサイドと同類に過ぎんのだ・・・それでも否定するなら精々強情張ってるがいい!!」
- そして本剛やコマンドーダイジロウは伊集院に告げながら立ち去る
- 流川「先生・・・僕達ももう行きますね。」
- その場に居た全員も去っていった。