- 会話1
- ナレーション「ゴーカイレッド。宇宙海賊にして海賊戦隊ゴーカイジャーのリーダー。冒険とロマンを求めて宇宙の大海原を進んでいた。ある日、次元の歪みから現れる聖霊石の原石を集めるとあらゆる願いが叶うという噂を噂を聞く。それを見つけるために若者達は動くのだった。」
- ゴーカイレッド「聖霊石か・・・地球にまだそんな宝が眠っていたなんてな。宇宙最大の宝ほどじゃねぇだろうが、手に入れる価値はありそうだな!」
- 会話2
- ゴーカイレッドは仲間達と別れて別々で聖霊石を探していた。
- ゴーカイレッド「ん?これは・・・」
- ゴーカイレッドは聖霊石を見つけた。
- はぁと「あーっ!見つけたーっ!聖霊石の原石!」
- ゴーカイレッド「何?」
- ゴーカイレッドの元にピンク色の髪の少女が現れる。
- はぁと「すいません!それ、私に譲って下さい!」
- ゴーカイレッド「誰か知らねぇがお断りだ。俺はこいつを探してるんでな」
- はぁと「それは凄く危ない物なんです!だからどこか安全な場所に捨ててないと!」
- ゴーカイレッド「おい、言わせてもらうが海賊にお宝を譲れと言うのも可笑しいぜ」
- はぁと「海賊?確か人が色んな物を無理矢理奪うあの・・・もしかして悪い人!?じゃあ尚更渡せないよ!」
- 会話3
- ゴーカイレッド「随分と妙な力を使うが・・・まぁ相手が悪かったな」
- はぁと「う~ん・・・私の愛のぱわーが足りなかったかな・・・」
- ゴーカイレッド「こいつは貰って行くぜ。もう一つ言っておくぞ・・・俺達は海賊だが、略奪をする気は無いから安心しろ」
- 会話4
- 冴姫「そこの男、止まりなさい!」
- ゴーカイレッド「・・・何の用だ?俺はお前に声を掛けられる理由はねぇ」
- 冴姫「とぼけないで!貴方は聖霊石を持っているんでしょ!」
- ゴーカイレッド「お前もこいつが目当てか?あのピンクの女と同じで」
- 冴姫「ピンクの女・・・?それってはぁとの事・・・?貴方、はぁとに何したの!」
- ゴーカイレッド「あいつがこれを奪おうとしたから相手にしてやっただけだ」
- 冴姫「・・・私もそれが必要なの、だから何が何でも頂くわ!」
- 会話5
- ゴーカイレッド「はぁとっていう女といいお前といい・・・この世界の女は妙な力を持っているな」
- 冴姫「全員が聖霊力を持っているわけじゃないのだけど・・・今は引くわ・・・でもまだ諦めたわけじゃないわ!」
- 会話6
- ゴーカイレッドはバスコと出会った。バスコは聖霊石の原石を持っていた。
- ゴーカイレッド「バスコ・・・!どうしてここにいやがる!テメェはあの時に俺に倒されたはずだろ!」
- バスコ「よっ、マベちゃん。そんなことはどうでもいいじゃないの。それとも俺が生きていて嬉しかったのかい?」
- ゴーカイレッド「そんなワケねぇだろ。生きていたんなら、何度でも地獄に送り返してやるぜ。ついでにその聖霊石も俺が貰う!」
- バスコ「あの時のようなマグレ勝ちは二度と起こらないよ。次は俺がお前から全てを奪う番だ・・・マーベラス!!」
- 会話7
- ゴーカイレッドはバスコを倒し、聖霊石を奪った。するとバスコの体が透けていく。
- ゴーカイレッド「!?・・・一体どうなってやがる?バスコ、やはりテメェは・・・」
- バスコ「そう、俺は確かに死んだ。今の俺は生前のバスコ・タ・ジョロキアの怨念がエーテルによって実体を持った幻に過ぎないってこと。・・・二度もアンタに倒されるなんて、ついてないね。」
- バスコはそう言いながら消滅した。
- ゴーカイレッド「消えたか・・・ん?」
- すると、ハカセごとゴーカイグリーンから連絡が来る。
- ゴーカイグリーン「マーベラス助けて!今みんな種子島に居るんだけど凄く強い女の子に襲われて・・・うわぁぁぁっ!!!」
- ゴーカイグリーンの叫び声と共に連絡が消える。
- ゴーカイレッド「おい!返事を知ろ!・・・クソ、待ってろ!」
- ゴーカイレッドは急いで種子島に向かう。
- 会話8
- ゴーカイレッドはゴーカイグリーンからの連絡で種子島に来た。
- ゴーカイレッド「ハカセが言ってた場所は此処か・・・おい!何処に居る!」
- シャルラッハロート「ここには、ドレクスラー機関が完成させた神霊兵器が格納されている。‥‥‥日本を沈没させるためのね」
- そこには3つの聖霊石を持っている少女が居た。
- シャルラッハロート「私が持ってる聖霊石の原石は3個、貴方は2個、合わせて5個もあれば神霊兵器の起動エネルギーは足りる。」
- ゴーカイレッド「ドレクスラー機関?・・・何だそれは?俺の仲間を襲ったのはお前か?」
- シャルラッハロート「‥‥‥私はきっと、機関に操られている。理由なんかない。ただ聖霊石の原石を集めてくることだけを考えていた。けど、それでいいじゃない。それで。ソフィーが私を追いかけてきてくれれば。ソフィーが私を止めてくれれば。それなのにソフィーは来ない!ソフィーじゃない!貴方、何なの!?死にたいの!?殺されたいの!?」
- シャルラッハロートはゴーカイレッドに問いかけた。
- シャルラッハロート「ソフィーがいない世界なんて滅んじゃえ。滅んで壊れてみんな死んじゃえ。それって最高!あははははははははは!」
- シャルラッハロートの足元では、彼女に敗れたゴーカイブルー達が倒れていた。
- ゴーカイレッド「成程・・・お前か・・・海賊に喧嘩売ったからには覚悟は出来てるんだろうな!」
- 会話9
- シャルラッハロートはゴーカイレッドに敗れた。
- ゴーカイレッド「お前ら!大丈夫か!?」
- ゴーカイシルバー「はい、何とか」
- ゴーカイイエロー「あいつの聖霊石を奪おうとしたんだけど・・・」
- ゴーカイブルー「・・・奴の様子のおかしさでしくじった」
- ゴーカイレッド「様子がおかしい?」
- ゴーカイピンク「あの子、苦しんでるように見えるんです・・・まるで何かに操られてているみたいで」
- ゴーカイレッド「操られているみたい?・・・ん!?」
- シャルラッハロート「ドレクスラー機関が某大戦から数十年かけて復活させ、完成された神霊兵器‥‥‥もう止められないんじゃないのかなぁ?」
- 聖霊石の原石は全て何処かに飛んで行く。
- ゴーカイレッド「聖霊石が!?」
- シャルラッハロート「死んじゃえ死んじゃえ。みんな死んじゃえ。死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね私も死んじゃえ‥‥‥あはははははははは!!」
- 会話10
- シャルラッハロートによって起動した神霊兵器がゴーカイレッドの目の前に見えていた。
- ゴーカイレッド「こいつが神霊兵器か・・・随分とでけぇな」
- 「聖霊エネルギー供給源、聖霊核接続。1番、2番、3番、4番、5番、接続完了。聖霊エネルギー補給開始」
- 神霊兵器の各部が機動し始める。
- 「特殊聖霊貫通弾「グングニル」起動。推進用聖霊エネルギー充慎開始。弾頭聖霊コーディング起動。8連聖霊クラスターロケット「スレイプニル」起動。推進用聖霊エネルギー充慎開始。」
- 神霊兵器は富士山火山の方角を見る。
- 「日本列島沈没作戦攻撃座標指定、FJ35-2139YM138-4339、富士山火口設定完了。」
- 神霊兵器は起動する。
- 「神霊兵器「ラグナロク」設定完了。グングニル充慎完了までカウント30。スレイプニル充慎完了までカウント60。ラグナロク射出までカウント70。‥‥‥69‥‥‥68‥‥‥67‥‥‥66‥‥‥65‥‥‥64‥‥‥63‥‥‥62‥‥‥61‥‥‥」
- ゴーカイレッド「俺達はこいつを起動させるのに利用されたわけか・・・だったらそのお返しをしてやるか・・・ド派手に行くぜ!」
- 戦闘後
- 「聖霊エネルギー補給源、喪失。聖霊エネルギー補給不能。防衛システム沈黙。」
- ゴーカイレッドに聖霊石の原石を破壊された神霊兵器は崩れ始める。
- 「オーディン、スレイプニル、グングニル、聖霊エネルギー充填シークエンス停止。神霊兵器「ラグナロク」射出シークエンス、実行不能、緊急停止」
- ゴーカイレッド「これで終わりだ・・・ドレクスラー機関のくだらねぇ計画はな」
- クリア後
- 数日後
- ゴーカイイエロー「あ~あ・・・結局骨折り損のくたびれ儲けね」
- ゴーカイブルー「いつまで落ち込んでいる。宝はまた探せば良いだけだ」
- ゴーカイピンク「そうですよね。きっとまた素敵な宝の話がありますよ」
- ゴーカイレッド「お前ら、そろそろ行くぞ」
- ゴーカイジャーは出港の準備を終える。そこにはぁとと冴姫が現れた。
- ゴーカイシルバー「アレっ?君達は確かマーベラスさんが会った子達だよね?」
- 冴姫「その・・・貴方達にお礼を言いに来たの」
- ゴーカイグリーン「お礼?」
- はぁと「あの・・・日本を救ってくれてありがとうございます!最初に悪い人と誤解しておいて言うのもなんですけど」
- ゴーカイレッド「礼など要らん」
- はぁと「えっ?」
- ゴーカイレッド「俺達は海賊だ。唯お宝が目当てで今回の騒動に関わっただけ・・・それだけだ」
- ゴーカイブルー「そういう事だ。俺達が日本を救ったのは成り行きだ」
- ゴーカイイエロー「そういう事、じゃあ私達は行くね」
- ゴーカイジャーが乗るゴーカイガレオンはそのまま飛び出す。
- はぁと「さよなら!ゴーカイジャーさん!もし良かったら次の宝探しに私達も誘ってくたざーい!」
- 冴姫「もう、はぁとったら・・・でも、私も彼ら宝探ししてみても良いかも・・・」
- ナレーション「ゴーカイジャーの聖霊石を巡る旅は終わった。彼らはまだ見ぬ冒険とロマンを求めて・・・宇宙の大海原を進むのだった」