聖霊石と神霊兵器/1号

Last-modified: 2024-01-02 (火) 22:20:50
  • 会話1
    • ナレーション「仮面ライダー1号。秘密結社ショッカーに拉致され、改造手術によりバッタの改造人間となった男。日本各地に出現した次元の歪みに向かって、人類の平和を守る為に、仮面ライダー1号は立ち向かう。」
    • 1号「この異常な世界の歪みを早く止めなくては!まずは周辺を調査してみるか・・・」
  • 会話2
    • 1号「む?なんだこの光る結晶のような石は・・・?」
    • 1号が見つけたのは聖霊石だった。
    • 1号「ふむ、どうやら本来地球上には存在しない、未知の力を秘めているエネルギー体のようだな」
    • 冴姫「そこの覆面の男、止まりなさい!そして今すぐ手に持っているものをこちらに渡しなさい!」
    • 1号「君はこの石が何か知っているのか?・・・待て、まずは話をしたい」
    • 冴姫「悪いけど、問答無用。あなたのような得体の知れない男に、聖霊石は渡せない!!」
  • 会話3
    • 冴姫「仮面ライダー・・・あなたを完全に信用した訳じゃないけど、次元の歪みを止める為に行動しているのなら、聖霊石を預けてもいい」
    • 1号「確かに預かった。・・・だが、いくら聖霊の加護があるとは言え、君はまだ子供だ。後は俺に任せておけ」
    • 冴姫「あなたに指図される言われは無い。私は私で、この異変を解決してみせる。あなたよりも先にね」
  • 会話4
    • はぁと「うわー!すっごーい!!聖霊石を追ってきたら、TV番組で見たのと同じようなヒーローに出会えたよ!!」
    • 1号「しまった!見られたか・・・ここは危険だ、すぐに離れるんだ!」
    • はぁと「えー・・・でも、この場所は聖霊力が強いから、むしろそっちの方が危ないような・・・」
    • 1号「そうか、君はさっきの青髪の子と同じような力の持ち主か。つまりはこの聖霊石を探しに来たということか」
    • はぁと「あれっ?どうしてあなたが聖霊石を・・・それに青髪の子って・・・もしかして、あなたが冴姫ちゃんから聖霊石を奪ったの!?」
  • 会話5
    • はぁと「なぁんだ、冴姫ちゃんがあなたに聖霊石を預けてくれたんですね」
    • 1号「青髪の子・・・冴姫と言ったな。あの子は独自でこの異変を解決しようと動いている。君からも彼女を説得して、この場から退いてはくれないだろうか?」
    • はぁと「う~ん、ライダーさんが心配するのも分かるんですけど、冴姫ちゃんが自分から独断で行動することって結構珍しいんです。冴姫ちゃんもしっかりしてる子ですし、ここは見守っててくれませんか?」
    • 1号「君がそこまで信頼しているのなら、彼女のことは一旦置いておこう。でははぁと、君はこの場から帰・・・」
    • はぁと「それともう一つお願いなんですが、私ライダーさんに着いていってもいいでしょうか?私正義のヒーローが大好きで、ヒーローの活躍を間近で見れるチャンスを逃したくないんです。私もいつも特訓してるから強いですし、足手まといにはなりません、ぜーったい!」
    • 1号「・・・聖霊力を感知できる者と一緒の方が、聖霊石を探しやすくなるか・・・?分かった、いいだろう。だが決して無茶はするなよ」
  • 会話6
    • ウィザード「魔力のある所を辿って来てみれば、まさか俺と同じ仮面ライダーと会えるとはね」
    • 1号「ウィザードか。確かに魔法使いのお前ならば、この異変は感じ取りやすいだろうな」
    • ウィザード「その魔法石は危険な力を秘めている。魔法使いである俺にしか手に負えない代物だ。俺に渡してくれないか?」
    • 1号「ならば俺から1本取ってみろ。例え魔法の専門家と言えど、俺に劣るようなひよっこにこの石は託せない!」
  • 会話7
    • ウィザード「魔力切れか・・・残念だが俺の負けだ。その石の管理はアンタに任せるよ」
    • 1号「済まないな。お前の使命も俺がまとめて背負う。ゆっくりと休んでおけ、ウィザード」
  • 会話8
    • 1号は地獄大使ことガラガランダが率いるショッカー軍団と出会う。地獄大使は聖霊石を持っていた。
    • ガラガランダ「やはり来ていたか仮面ライダー!さぁ、貴様の持っている聖霊石を我々に渡せ!」
    • はぁと「うわっ、ヘビの化け物が出た!」
    • 1号「貴様はショッカーの地獄大使!なぜ貴様らがこの石を必要とするんだ!」
    • ガラガランダ「知れたこと!この石に含まれる未知のエネルギーを我がショッカーの改造技術に取り込み、究極の改造人間を造るためだ!素材は一つでも多い方が良いのでな、貴様の集めている聖霊石もいただくぞ!」
  • 会話9
    • 1号「ショッカーの奴らもこの石を狙っていたか・・・俺が回収していて、正解だったな」
    • はぁと「さっきの怪人が持っていた分もついでに預かっておきましょう!さぁライダーさん、次の聖霊力の集まっている場所までずばばばーんと行きますよ!」
  • 会話9
    • 同行するはぁとが感じる強い聖霊力を辿り、仮面ライダー1号は種子島に来た。
    • はぁと「なんだろう?強い聖霊力に呼ばれてこんなところに来ちゃったけど‥‥‥ここに何があるんだろう‥‥‥?」
    • シャルラッハロート「ここには、ドレクスラー機関が完成させた神霊兵器が格納されている。‥‥‥日本を沈没させるためのね」
    • 1号「日本を沈没させるための兵器だと!?貴様、なぜそんなものを持っている!」
    • そこには3つの聖霊石を持っている少女が居た。
    • シャルラッハロート「私が持ってる聖霊石の原石は3個、貴女は2個、合わせて5個もあれば神霊兵器の起動エネルギーは足りる。」
    • はぁと「こ、この石って、そんなにすごいんだ‥‥‥それよりも、この石か、神霊兵器をどうにかしないと!手伝ってください!」
    • シャルラッハロート「‥‥‥私はきっと、機関に操られている。理由なんかない。ただ聖霊石の原石を集めてくることだけを考えていた。けど、それでいいじゃない。それで。ソフィーが私を追いかけてきてくれれば。ソフィーが私を止めてくれれば。それなのにソフィーは来ない!ソフィーじゃない!あなた達、何なの!?死にたいの!?殺されたいの!?」
    • シャルラッハロートは1号とはぁとに問いかけた。
    • シャルラッハロート「ソフィーがいない世界なんて滅んじゃえ。滅んで壊れてみんな死んじゃえ。それって最高!あははははははははは!」
    • 1号「この世界には平和を望む人々が一生懸命に生きている。己一人の為に全てを壊させるなど、この仮面ライダーが許さぬ!」
  • 会話10
    • シャルラッハロートは1号に敗れた。
    • 1号「さぁ、神霊兵器をどこに隠しているか喋ってもらおう。さもなくば俺の持つ聖霊石をこの場で砕く!」
    • シャルラッハロート「ドレクスラー機関が某大戦から数十年かけて復活させ、完成された神霊兵器‥‥‥もう止められないんじゃないのかなぁ?」
    • 聖霊石の原石は全て何処かに飛んで行く。
    • 1号「なに!?聖霊石が!」
    • シャルラッハロート「死んじゃえ死んじゃえ。みんな死んじゃえ。死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね私も死んじゃえ‥‥‥あはははははははは!!」
  • 会話11
    • シャルラッハロートによって起動した神霊兵器が1号の目の前に見えていた。
    • 1号「これが神霊兵器‥‥‥なんという大きさだ」
    • 「聖霊エネルギー供給源、聖霊核接続。1番、2番、3番、4番、5番、接続完了。聖霊エネルギー補給開始」
    • 神霊兵器の各部が機動し始める。
    • 「特殊聖霊貫通弾「グングニル」起動。推進用聖霊エネルギー充慎開始。弾頭聖霊コーディング起動。8連聖霊クラスターロケット「スレイプニル」起動。推進用聖霊エネルギー充慎開始」
    • 神霊兵器は富士山火山の方角を見る。
    • 「日本列島沈没作戦攻撃座標指定、FJ35-2139YM138-4339、富士山火口設定完了」
    • 神霊兵器は起動する。
    • 「神霊兵器「ラグナロク」設定完了。グングニル充慎完了までカウント30。スレイプニル充慎完了までカウント60。ラグナロク射出までカウント70。‥‥‥69‥‥‥68‥‥‥67‥‥‥66‥‥‥65‥‥‥64‥‥‥63‥‥‥62‥‥‥61‥‥‥」
    • 冴姫「くっ!どうやら、間に合わなかったようね・・・」
    • はぁと「あっ、冴姫ちゃん!どうしよう、このままだとみんなが・・・!」
    • 1号「諦めるな!まだ奴が本格的な攻撃を開始するまで時間がある!何としてもそれまでに神霊兵器の活動を止めるんだ!」
  • 戦闘後
    • 1号「とぅっ!ライダーキーック!!!」
    • はぁと「すっごい!ひっさつきーっく!」
    • 冴姫「エル・イードヴァル!」
    • 「聖霊エネルギー補給源、喪失。聖霊エネルギー補給不能。防衛システム沈黙。」
    • 3人の合体必殺キックにより聖霊石の原石を破壊された神霊兵器は崩れ始める。
    • 「オーディン、スレイプニル、グングニル、聖霊エネルギー充填シークエンス停止。神霊兵器「ラグナロク」射出シークエンス、実行不能、緊急停止。」
    • 冴姫「あんな巨大な兵器が崩れていく・・・私たちにこんな力が出せたなんて、信じられないわ・・・」
    • 1号「だが一人では倒せなかったかもしれない。ここにいる皆が力を合わせたから神霊兵器を倒せたんだ」
    • はぁと「うんうん、皆が協力して力を合わせる、愛のぱわーは最強だね!」
  • クリア後
    • はぁと「え~!もう行っちゃうんですか?せっかく日本を救ったんだし、みんなでお祝いのお菓子パーティーでも・・・」
    • 1号「気持ちは嬉しいが、ショッカーがこの件に絡んでいたことが気になっていてな。奴らのことだ、聖霊石が破壊されて起動することは無くなったとしても神霊兵器の残骸を回収し、兵器に転用しかねない。後始末をしておかなければならない」
    • はぁと「そうですか・・・それなら仕方ないですね。」
    • 冴姫「あの・・・」
    • 1号「どうした?冴姫」
    • 冴姫「ありがとう・・・ございます。本当ははぁとのようにあなたと一緒に協力するべきだったんだけど、子供と言われてつい意地を張ってしまって・・・ごめんなさい」
    • 1号「気にするな。君は神霊兵器を倒すときには力を貸してくれたではないか。俺の方こそ、君を侮るような事を言ったことは撤回しよう」
    • 1号は新サイクロン号に跨り、種子島を後にする。
    • はぁと「さようなら!仮面ライダーさん!また私たちの力が必要な時は、いつでも呼んで下さいね~!!」
    • 冴姫「もう、はぁとったら相変わらずなんだから・・・でも、その時が来れば、私も協力は惜しまないつもりよ」
    • ナレーション「神霊兵器ラグナロクによる日本列島沈没計画は、仮面ライダーと聖女たちの手により阻止された。
      だが、神霊兵器を利用せんと暗躍するショッカーの野望を止めるまで、彼の闘いは終わらない!
      行け、仮面ライダー!!!」