不正投票関連

Last-modified: 2016-11-03 (木) 06:25:52

不正投票について確定していること

不正投票は可能か?

  • 可能。
    ただし不正投票を推奨するような意味はない。不正ダメ、絶対。
 

不正投票はあるか?

  • 確実にある。
    公式にもビリーが認めた発言をしているし、以下のような明らかな投票も発見されている。
 

77971: ID:75tPr7VUzvgU (1) 2013/03/17 23:06:00

⑥あるかぎり

77945: ID:7Dm7bF20i1DQ (2) 2013/03/17 23:05:00

⑤太陽が

77925: ID:3N7EUhubr1Mo (2) 2013/03/17 23:03:00

④そらに

77910: ID:79Frtdw7qKAM (1) 2013/03/17 23:03:00

③するなよ

77889: ID:7Jq1KGNOhwBU (1) 2013/03/17 23:01:00

②多重投稿

77871: ID:7bGW5szZiAjk (1) 2013/03/17 23:00:00

①あんまり

 

※上記のように、不正投票はIDも一定ではない。IDによって不正投票を見抜くことは難しい。

 

不正投票によりどれだけの影響が出たか?

  1. Aブロックで「パニャップとにかく大冒険」「マビロリウム」がじりじりと追い上げをして最終日には10位以内に食い込み、
    それまで10位以内だった「いじめ0運動」が落とされた。また10作品勝ち上がりの予定が11作品になった。
  2. Bブロックで「勝込学園」が初日だけ投票数が異常に多かった。
    また最終日にそれまで票差が大きかった「勝込学園」「異能力バトル」が猛烈に追い上げ
    10位前後が数票差の大混戦になり、結果的に12位まで勝ち上がりとなった。
 
  • 上記のことは客観的事実だが、これに不正投票がどれだけ影響を及ぼしていたかは誰にも分からない。
    投票数ランキングを公式に用意してあったため、どの作品が当落線上にあるかは誰にでも確認できた。
    そのため、最終日にそれを確認した読者が、他の作品への投票よりも優先して
    (それまでその作品に投票していなかった層も含めて)
    ちょっとでも続きが読みたいと思う「もう少しで当選ラインにある作品」に投票することは必然。
 

そもそもどこからが不正投票なのか?

例えば雑誌の懸賞などは大概の場合「1世帯につき1通の応募のみ有効」というような但し書きがあるが、
実家の住所・会社の住所・友人の住所などで応募をされた場合に、運営側がこれを弾くすべはほぼ無いと言っていい。

 

同様に、今回のトーナメントの投票も
PCと携帯から・学校の端末を利用して・会社の端末を利用して・ネット喫茶を利用して・ネットに繋がっているPC売り場の店頭機を利用して
などで投票することも可能で、当然ながら運営側がこれを弾くすべはまず無い。

 
  • 「実質的に不正投票だが、それを阻止する手段が無い」という方法は確実に存在する。
 

「簡易なツールでの機械的な不正投票」と上記のような「発見不可能な不正投票」の間にも、色々な不正投票の方法が存在する。
運営側は「発見不可能な不正投票」を不正投票として弾けない以上、正当な投票として扱うしかない。

 
  • 結果として、「運営が不正を発見できたものが不正投票」「運営が不正を発見できなかったものが正当な投票」ということになる。
 

不正投票は発見できるか?

  • 不正投票は確実に存在するし極端な例も見つかっているが、読者側が見つけることはほぼ不可能。
    「空に太陽がある限り」のような殆ど不正の告白のようなコメントでない限り、まず無理。
    実際2chスレでも怪しいと思われるものはいくつか見つかっているが、決定的と言えるようなものは殆ど見つかっていない。
 

同一IDからの大量投票で発見できるのでは?

トーナメント支援サイトで、IDごとの「コメント投票数ランキング」が公表されている。

 

Aブロック http://01.2-d.jp/urasun/01a/idcount1.html

Bブロック http://01.2-d.jp/urasun/01b/idcount1.html

 

これを見ると各ブロック1位の同一IDの投票が異常に多いが
これはある特定プロバイダからの投稿でこのIDになることが分かっている。
(連載作品へのコメント投稿にもこのIDが非常に多く、他人とIDが被ったという報告もこのIDが多い)

 

また、1日2回の投票が可能で10日間なので、同一IDでの投票は最大20票。
つまり仮に同じIDでの連続投票が可能だった場合、21票以上のものは確実に不正投票ということになる。

 

他作品への投票よりも21票以上の投票が突出しているものとして
Aブロックでは「パニャップとにかく大冒険」、Bブロックでは「未性年」が確認できる。
ただし数えられる程度しかなく、しかも多くて40票までである。

 

特定作品への単一IDでの投票数で発見できるのでは?

不正投票でIDが変わるとすると、上記とは逆に「特定作品への単一IDでの投票数が多ければ不正投票が多い」と言える可能性もある。
トーナメント支援サイトで、IDごとの「投票数と投票先の種類が共通」なものが公表されている。
(各作品に1票しか投票していないIDのリスト)

 

Aブロック http://01.2-d.jp/urasun/01a/idcount2.html

Bブロック http://01.2-d.jp/urasun/01b/idcount2.html

 

分かりやすくするため「1票/1種しか投票していないID」で投票先を調べてみたものが以下となる。(上位10作品まで)

 

Aブロック

 

Bブロック

 

Aブロックの「4コマーズ」のみ、他作品と比べて80票ほど多いことが確認できる。

 

※10位争いに加わらなかった「魔女とロボット」が40票以上を得ていることから
少なくとも、40票前後は正当な投票でも特定作品への単一IDでの投票数が現れると考えられる。

 

単純なコメントでの投票数で発見できるのでは?

不正投票を大量に行っていた場合、機械的にしろ人為的にしろコメントは単純にならざるを得ないはずである。
それを調べれば不正投票を発見できる可能性はある。

 

トーナメント支援サイトで、「同じコメントの投票数ランキング」が公表されている。

 

Aブロック http://01.2-d.jp/urasun/01a/idcount3.html

Bブロック http://01.2-d.jp/urasun/01b/idcount3.html

 

Aブロックでは「ラスボス刑事 旅情編」への同一コメントが若干偏っている。Bブロックでは特に偏りはない。
「あああああ」などの無意味な文字列は、無いわけではないが全体量から考えて非常に少ない。

 

またトーナメント支援サイトで、「ユニークコメント投票による作品ランキング」も公表されている。
(同一内容のコメントを除外した投票数でのランキング)

 

Aブロック http://01.2-d.jp/urasun/01a/idcount5.html

Bブロック http://01.2-d.jp/urasun/01b/idcount5.html

 

順位の変動は見られるが1~12位の作品が外れるほどの大きな差は生じていない。
(同一コメントの多かった「ラスボス刑事 旅情編」がむしろ順位を上げているぐらい)

 

※不正投票をしたものがちょっとでも知恵の働く者であれば
投票毎にコメントの内容を変えることにより不正が暴かれづらくなることは容易に思いつく。
しかし、もし複数の人間が不正投票をしていたのなら、複数の人間全てがそれをした可能性は高いとは言えない。
これは不正投票をしていた者が多ければ多いほど、可能性が低くなる。

 

不正投票についての考察

票推移が他の作品と違う

Aブロックでは「パニャップとにかく大冒険」、Bブロックでは「MAZE」が
他の作品と票推移が違うために不正投票を疑われることがある。
(「勝込学園」の票推移に関してはBブロック初日の大量投票を参照)
(最終日の票推移に関してはデッドヒートBブロック最終日前日の大量投票を参照)

 

ただし、Aブロックに関しては途中から公式の投票率ランキングが公表されたこともあり、特異な推移のものが多く
また「ラスボス刑事 旅情編」「マワリの情景 -豆腐編-」「ひじき…が卑怯者を倒していく漫画!」
「マビロリウム」「松山辺境外縁部守備隊」も、「パニャップとにかく大冒険」と似た票推移を示している。

 
votes_transition_a.png
 

※平均的な票推移を示している「除霊」「魔女とロボット」との比較。

 

Bブロックも「これこれ」「Qの王国」が「MAZE」に近い票推移を示している。

 
votes_transition_b.png
 

※平均的な票推移を示している「増殖病棟」「蜘蛛」との比較。

 

Aブロックの特異な推移のものを除くと、どれも直線に近い形で票推移している。
つまり、平均的な「初日に投票が多く、日が経つにつれ減っていく」という票推移ではなく
「初日の投票数とほぼ同数が、日を経ても維持されていく」という票推移を示している。

 

これを個人が人為的に不正投票していたとしたら、かなり気の長い方法を取っていたことになるし
複数の人間が人為的に不正投票していたとしたら、連携が取れすぎている。
また、機械的に一定時間ごとに投票という不正投票をしていたとしても
少なくとも「ユニークコメント投票による作品ランキング」で検出できるものではない。

 

(「MAZE」は投票数1773に対してユニークコメント投票数1057でその差約720と、前後の作品と比べて大目ではあるが)

 

これら全てが不正投票である可能性もないわけではないが
どれも読んですぐインパクトのある作品ではないが、充分な良作でじわじわと票が増えておかしくない作品である。
正当な投票のみで起きる可能性はあり得ない、と言い切れるものではない。

 
  • これらの作品を票推移だけで不正投票で上位に上がったと断じることは難しい。
 

デッドヒート

最も不正投票が疑われる最終日のデッドヒートだが、不正投票だとしてもおかしな点がある。

 

最終日に当落ライン前後の作品への投票が増えること自体は、不自然ではない。
最終日の時点で当落が確定的な作品への投票よりも、「もう少しで当選ラインにある作品」への投票が集中するということは
他の同じような一定ラインでの足切りがある投票でも充分に起こりうる。

 

Aブロックに関しては、最終日前々日(3/16)の時点で、自然な経緯で最終日でのデッドヒートが予想されるほどの接戦だったので
「不正投票は限りなく少なかった」という可能性も充分に考えられる。
(ただしBブロックは投票数の増え方に異常なところがあるが、これについてはBブロック最終日前日の大量投票を参照)

 

おかしな点は「投票が増えた」ことではなく、「投票が止まった」ことにある。
下グラフの白丸で示した部分で分かるように、下位作品が上位に追いついた途端に投票が止まっている。

 
deadheat_a.png
 
deadheat_b.png
 

これは正当な投票のみならまず起こり得ないことなので不正を疑うことは当然である。

 

複数の下位作品が一度に上位に追いつくという状況が起こりうる可能性として
「それぞれの作品を当選させたい複数の人間が不正投票をしあった結果」と考えると
上位に追いついた途端に不正投票をやめる必要はない。
しかも、不正を行っている複数の人間が、足並みそろえて同時に投票をやめる可能性は、限りなく低い。

 
  • 「それぞれの作品を当選させたい複数の人間が不正投票をしあった結果」はまずあり得ない。
 

また、「特定作品を落選させたい人間がそれ以外の作品に不正投票をした結果」と考えても
やはり同様に落選させたい作品に追いついたからといって不正投票をやめる必要はないし
複数の人間が不正投票を行っていたのなら、足並みがそろう可能性も、この場合さらに低い。

 

こう着状態で投票終了時間ギリギリまでもつれ込ませ、最後に特定作品を落選させるつもりだったとしたら
正当な投票がある以上、狙って特定作品を落選させることは非常に難しい。
前述のように複数の人間の可能性は非常に低いので、個人がこれを行っていた場合
終了ギリギリに出来る不正投票数にも限りがあると考えられるため、狙った特定作品を落選させることはほぼ不可能である。

 
  • 「特定作品を落選させたい(複数の)人間がそれ以外の作品に不正投票をした結果」もまずあり得ない。
 

「特定作品を当選させたいわけでも落選させたいわけではない」と考えると
残る可能性は「デッドヒートを演出した結果」しか考えられない。
この場合でも、不正を行っている複数の人間の足並みがそろう可能性は低い。
そもそも「特定作品を当選させたいわけでも落選させたいわけではない」のに複数の人間が連携することは考えづらいし
不正を行う人間が複数いれば、必ずやりすぎる人間が出てきておかしくない。

 
  • 複数の人間が「デッドヒートを演出した結果」もまずあり得ない。
 
canvas.png
 

上グラフはBブロック最終日前日(3/27)に9~18位だった作品の票推移グラフだが
前々日(3/26)の時点で9~12位の作品が13位以下の作品に抜かれる可能性は低かったことが分かる。
そして最終日前日21時頃からのデッドヒートに、13位以下が全く加わっていないことが分かる。
複数の人間による「デッドヒートの演出」ならば、12位まででなく13位以下を利用しようとするものが居ておかしくない。
これも単独の愉快犯である可能性の示唆である。

 

以上から、最終日のデッドヒートの正体は

 
  • 「デッドヒートの演出」を狙った、単独の愉快犯による不正投票の可能性が高い。
 

※なお、両ブロック投票終了前数時間のデッドヒートはこの限りではない。
前述したように、「もう少しで当選ラインにある作品」への投票が集中することは不自然ではない。
ただ「あと数票」を争っての複数の人間での不正投票はあったかも知れない。
しかしこれは、大局がほぼ決定していた状況内でのことであり
「本来下位だったはずの作品が上位になってしまった」という類の不正投票とは分けて考えるべき問題。
上記の前もって準備された「デッドヒートの演出」のせいで、ここに投票が集中した可能性も高い。

 

※※13位以下が愉快犯による「デッドヒートの演出」に利用されなかったとすると
最終日の13位以下の票推移は、逆説的に「ほぼ正当な投票のみだった」と考えられる。
Aブロックでは「松山辺境外縁部守備隊」「蟲ノ目」、Bブロックでは「これこれ」が
10位圏内まで得票する可能性が非常に低いにも関わらず、最終日に100票以上の投票を得ている。
これは、正当な投票が充分に多かった証明と言える。

 

Bブロック初日の大量投票

下グラフの白丸で示した部分で分かるように、「勝込学園」への投票が初日に大きく偏っている。

 
mass_vote.png
 

これは不正投票の可能性が高いが、この作品を「当選させるための不正投票の結果」ならば
2日目以降に投票が止まっているのがおかしい。
実際、初日には5位だったものが、3日目には11位と当選ライン以下まで落ちてしまっている。
当然、複数の人間が不正投票をしていたなら絶対に起こりえない。

 
  • 複数の人間による「当選させるための不正投票の結果」はあり得ない。
 

考えられる可能性はいくつかある。
当選させるつもりで初日だけ個人が不正投票したが、2日目以降はなんらかの理由で出来なかったor敢えてしなかった
という可能性もなくはない。

 

可能性として高いと思われるのは、「当選させるため」ではない愉快犯の仕業ではないかというもの。
特に、Bブロック開始からすでに公式に投票数/投票率ランキングが存在し
大多数の読者がそれを上位から読んでいくために初日にある程度の投票数/投票率を得た作品は有利、という状況から
Aブロック最終日のデッドヒートを見て「票を操作することによって、他の人間の投票をも操作すること」が出来ると考え
初日に大量の不正投票をすることによって得票数/得票率ランキングの上位に押し上げ、同じように
「票を操作することによって、他の人間の投票をも操作すること」が出来ると考えた可能性は高い。

 

ただこの場合、票の操作を長いスパンでしなければならず
しかも愉快犯の仕業だとすると、最終日のデッドヒートと比べると地味で面白みがない行為のために
初日で飽きてしまった結果が上グラフのようなおかしな票推移になったのではないかと思われる。

 
  • 票の操作を考えた、単独の愉快犯による不正投票の可能性は充分に考えられる。
 

※正確にいうと、「これ以外の可能性が考えづらい」。
これ以外に「初日だけ投票が多く、それ以降は少ない」という状況に説明が付けられない。
せいぜい「正当な投票がたまたま初日に多かった」ということぐらいだが、もちろん可能性は低い。

 

Bブロック最終日前日の大量投票

下グラフの白丸で示した部分で分かるように
Bブロック最終日前日(3/27)の21時頃から最終日の午前3時頃までに、異常に投票が多い。

 
deadheat_b.png
 

これは「デッドヒート」の項で考察しているように、上位に追いついた途端に投票が止まっていることから考えて
「デッドヒートの演出」を狙った、単独の愉快犯による不正投票の可能性が高い。

 

ここからは仮定を基にした仮定となるが
Aブロック最終日のデッドヒートを演出した(もしくは、このときは見ていただけだった)愉快犯が
Bブロック初日の大量投票で同じような票操作を狙おうとしたが上手くいかなかったのか飽きたのかですぐに投げ出し
「やはり最終日のデッドヒートの演出のほうが面白い」と考えたとすると納得がいく。

 

Aブロックは最終日前々日の時点で最終日の混戦が予想されるほど7~10位の票差が少なく11~12位が票を伸ばしていたが
Bブロックは最終日前日の昼の時点で、6~7位、8位、9~10位、11~12位にかなりの票差があり
しかも票の動きが緩やかで混戦の可能性が限りなく低く、そのままの順位での終了が予想されていた。
これを「Aブロックと同じようなデッドヒートを演出してやろう」と考え、強引に票差を詰めさせた結果ではないかと考えられる。

 

不正投票の意図

不正投票の意図は、通常なら「特定の作品を当選させたいため」しかあり得ない。

 

しかし「デッドヒート」の項で考察したように
「デッドヒートの演出」を狙った単独の愉快犯による不正投票では、この可能性は低い。
では一体どのような意図でのものだったか?

 

まず考えられるのが「票を操作することによって、他の人間の投票をも操作すること」に快楽を感じたため。
つまり、不正投票で票を操作することで正当な投票をも操作している気分になり、それが楽しかったため。
もっと単純に言えば、「それが面白かったから」。
これは以下の場合でも根本にあるだろうと思われる。

 

次に考えられるのは「自分がしていることは正しい」と考えた、確信犯的意図。
つまり、「デッドヒートの演出をしてあげることにより、トーナメントが盛り上がる」と、良かれと思って行動した。
この可能性も充分にあり得る。

 

そして、恐らくこの可能性が最も高い「不正投票をすることで、裏サンデーに不利益をもたらそうとした」。

 

不正投票で遊びたいだけなら「デッドヒートの演出」ではなく、最下位だったものを1位まで押し上げる、などでもいい。
もちろん、そんな目立つことをしたら運営側からもすぐバレるため、バレづらい方法を選んだとも考えられる。

 

しかし、目立つことをして一過性で終わらせるよりも「不正投票まみれ」という印象を
少しでも読者や参加者に持たせることが出来れば、継続してそれを叩くことでより長く楽しめる
と愉快犯が考えた可能性は高い。
つまり、「自分で不正投票をし、自分でそれを叩く」という一種のマッチポンプである。

 

これは「最下位を上位にする」などではなく、裏サンデー側が「不正投票があったので当選を取り消す」ということがしづらい
すでに5~12位が確定的だった作品への不正投票が主だったと思われることからも推測させる。

 

不正投票が「出来る」ことも「あった」こともほぼ事実だが、「多かった」という事実は見つかっていない。
Bブロック最終日の13位以下の投票数が充分に多かったことから、正当な投票は不正投票を上回って多かったと思われる。
実際、良くも悪くも1回戦での投票システムは「気軽に投票しやすい」システムだったので
正当な投票が少なくなるような理由は全くない。
普通に裏サンデーを見に来ている、一般的な読者による正当な投票を少なく出来る方法はただ一つ
「不正投票が多いので、正当な投票の1票など無意味」と読者に印象付けさせることが出来たときである。
そしてそれこそが、愉快犯が狙っていた目的である可能性もある。

 

また、読者に対してだけでなく、作者に対しても「不正投票まみれだった」と印象づけさせ
さらにそれを理由とした辞退を招くことが出来れば、まさに愉快犯の思惑通りの事態としか言いようがない。
2回戦進出作品が少なくなるということは、企画自体へのダメージにもなるし
「不正投票による辞退があった」という風説があれば、企画存続も危ぶまれることになる。

 

不正投票は根絶できるか?

  • 実際のところ難しい。
 

簡易的なツールによっての大量投票などは排除も容易いが、人力によるもの(及び、それに限りなく近いツール)などは、発見が困難。
ここに規制を仕込むと、何の関係も無い人が巻き込まれる可能性が高くなる。(2chの規制のようなものになってしまう)

 

運営が投票をログイン制にするなどの方法を取ると、投票のハードルが高くなることになり、正当な投票自体が減ってしまう可能性がある。
またログイン制などにも抜け道はいくつでもある。不正投票をしようとする人間は抜け道を見つけることに熱心なので、
最悪の場合、正当な投票よりも不正投票のほうが増えてしまう可能性がある。

 

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