はじめに
仮想マシン定義での共有フォルダに関するまとめです。ゲストOS-ホストOS間で共有フォルダを使用するためには、あらかじめゲストOS側にVMware Toolsをインストールする必要があります。また、VMware Toolsをインストールしても共有フォルダ機能は使用できないOSもあります(Windows 98など)。
sharedFolder.option
共有フォルダ全体の有効・無効を指定します。単純なTRUE/FALSE指定ではなく
- alwaysEnabled
- onetimeEnabled
- disabled
のいずれかを指定します。
sharedFolder.maxNum
この仮想マシンで使用する共有フォルダの最大数を指定します。ここで指定した数値に応じて、以降のsharedFolder0.xxxxに相当する項目を複数記述することが可能です。2番目以降の共有フォルダについてはsharedFolder1.xxxxのように項目名の数値をインクリメントしていきます。
sharedFolder0.persent
1番目の共有フォルダが存在するかどうかを指定します。
- TRUE
- FALSE
のいずれかを指定します。
sharedFolder0.Enabled
1番目の共有フォルダの有効・無効を指定します。パスやアクセス権などの設定は保持したまま、一時的に共有フォルダを無効としたい場合などに使用します。再度有効にすれば、元の設定で共有フォルダを使用することができます。
- TRUE
- FALSE
のいずれかを指定します。
sharedFolder0.readAccess
1番目の共有フォルダの読み取りアクセスの可・不可を指定します。読み取りアクセス不可とした場合は共有フォルダに対する全てのアクセスが不可能となり、事実上無効になります。この項目自体が存在しない場合も全てのアクセスが不可能となるので、記述忘れには注意が必要です。
- TRUE
- FALSE
のいずれかを指定します。
sharedFolder0.writeAccess
1番目の共有フォルダの書き込みアクセスの可・不可を指定します。共有フォルダを読み取り専用とする場合には、読み取りアクセス可・書き込みアクセス不可とします。
- TRUE
- FALSE
のいずれかを指定します。
sharedFolder0.hostPath
ホストOS側から見た、共有フォルダのパスを指定します。