ソビエト RankIV 軽戦車 Type-62
概要
ソ連陸ツリーのランクIV軽戦車。日本時間で2016年12月24日00:00~2017年1月16日16:00の間に開催されたイベント、『War Thunder Winter Holiday』にて景品として登場。イベント期間中に陸タスク12個のうち10個を獲得することで入手できた。
同じくイベント報酬のLVT(A)(4) Zis-2と並んで、WarThunder初の中華車両である。
車両情報(v1.65)
必要経費
必要研究値(RP) | - |
---|---|
車両購入費(SL) | - |
乗員訓練費(SL) | 87,000 |
エキスパート化(SL) | 300,000 |
エース化(GE) | *** |
エース化無料(RP) | *** |
バックアップ(GE) | 10 |
護符(GE) | 1,700 |
BR・報酬・修理
項目 | 【AB/RB/SB】 (初期⇒全改修完了後) |
---|---|
バトルレーティング | 6.7 / 6.7 / 6.7 |
RP倍率 | 1.72 |
SL倍率 | 0.9 / 1.3 / 1.5 |
最大修理費(SL) | 2,300⇒*** / 3,050⇒*** / 4,000⇒*** |
車両性能
項目 | 数値 |
---|---|
【AB/RB&SB】(初期⇒全改修完了後) | |
砲塔旋回速度(°/s) | 5.9⇒10.9 / 5.9⇒9.3 |
俯角/仰角(°) | -5/22 |
リロード速度(秒) (初期⇒スキルMAX+エース化) | 11.2⇒*** |
車体装甲厚 (前/側/後)(mm) | 25 / 25 / 16 |
砲塔装甲厚 (前/側/後)(mm) | 50 / 35 / 32 |
重量(t) | 20.5 |
エンジン出力(hp) | 666⇒954 / 380⇒500 |
2,000rpm | |
最高速度(km/h) | 78 / 70 |
最大登坂能力(°) | 27⇒41 / 30⇒41 |
視界(%) | 83 |
乗員数(人) | 4 |
武装
名称 | 搭載弾薬数 | |
---|---|---|
主砲 | 85mm Type-62-85-TC 戦車砲 | 47 |
機銃 | 12.7mm DshK 機関銃 | 300 |
機銃 | 7.62mm SGMT 機関銃 | 3,200 |
弾薬*1
名称 | 弾種 | 弾頭 重量 (kg) | 爆薬量 (g) | 初速 (m/s) | 貫徹力(mm) | 購入 費用 (SL) | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
10m | 100m | 500m | 1000m | 1500m | 2000m | ||||||
BR-365A | APHEBC | 9.2 | 164 | 792 | 142 | 139 | 123 | 105 | 91 | 81 | - |
BR-367 | APCBC | 9.2 | 74.8 | 792 | 159 | 155 | 143 | 131 | 122 | 110 | 100 |
BR-367P | APCR | 5.4 | - | 1020 | 230 | 229 | 202 | 173 | 147 | 125 | 290 |
3BK2 | HEATFS | 7.3 | 1590 | 842 | 300 | 600 | |||||
O-365K | HE | 9.5 | 646 | 780 | 9 | - |
車両改良
Tier | 名称 | 必要RP | 購入費(SL) |
---|---|---|---|
I | 履帯 | 5,200 | 8,900 |
修理キット | |||
砲塔駆動機構 | |||
II | サスペンション | 3,500 | *** |
ブレーキシステム | |||
手動消火器 | |||
火砲調整 | |||
BR-367P | |||
III | フィルター | 6,500 | *** |
救急セット | |||
昇降機構 | |||
IV | 変速機 | 6,400 | *** |
エンジン | |||
追加装甲 | |||
砲撃支援 | |||
BR-367P |
カモフラージュ
研究ツリー
解説
特徴
85mm砲を備える中国国産の軽戦車。イベントで入手できる車両だが未改修で護符は付かず、通常ツリーにも組み込まれない特殊車両扱いとなっている。当初BR5.7で実装されたが、直後にHEATFSを追加しBR6.7に昇格した。
【火力】
85mm砲はこのBR帯では平均的な火力だが、初期状態では砲塔旋回がかなり遅く、至近距離に回り込まれると苦戦するだろう。まずは砲塔駆動機構の改修を優先したい。主砲の俯角は-5度しか取れず、地形を慎重に選ぶ戦闘を強いられる。初期砲弾のBR-365Aは炸薬こそ多いが貫徹力が劣るので、BR-367に置き換えたい。開発を進めると、貫徹力300mmを誇るHEATFSを使用できるようになる。機銃関係は充実しており、7.62mm同軸機銃に加え砲塔上に強力な12.7mm機銃を持ち、対空能力も備える。
【装甲】
装甲は軽戦車らしく機銃を防げる程度で、特に車体は薄い。
だが車体前面や砲塔は避弾経始に優れた形状になっており、ある程度の跳弾は期待できる。
弱点として車体各所に砲弾が搭載されている。搭載弾薬数を37発以下にすると砲塔から砲弾を無くす事ができ、さらに21発まで減らすと車体側面からも砲弾が無くなり、操縦席横の砲弾ラックのみとなる。
【機動性】
初期加速が良く平地ではABで60km/h弱、RBでは43km/h前後でスムーズに走行できる。
特にRBではT-34-85よりもトップスピードに優れ、ワンランク上の走行性能と言える。
後退速度も10~11km/h出せ、重量の軽い軽戦車ならではの良好な機動性を持つ。
史実
62式軽戦車(62しきけいせんしゃ 62式轻型坦克・WZ-131)は、ソ連からの技術供与の元開発に成功した59式戦車(T-54のライセンス生産)を小型化したような外観の中国初の国産戦車である。
中国は59式戦車での戦車生産を元に、本格的に自国での戦車開発が開始されたが、技術的限界から59式戦車、つまりT-54を元に企画された。
59式戦車では山岳、水田、河川などの劣悪な環境では運用しづらく、62式戦車はそこでの運用に耐えうるように設計された。
兵装は59式戦車に搭載された105mmライフル砲より小型の62式54口径85mmライフル砲を採用。
1978年までに1,200輌以上が生産され国内だけでなく海外にも数多く輸出された。現在でも500輌近くが運用されている。
小ネタ
説明通りT-54をそのまま小型化したような戦車である。
これは劣悪な環境にて運用できることを意識した設計であるが、T-54の生みの親であるソ連でも同じようなT-54軽量版が構想されていた。
これは、冬季にベーリング海峡が凍結しアメリカ軍がここから陸上部隊を派遣してくると考えていたため、泥濘地であるシベリアにてT-54軽量版で迎え撃つためである。
しかし、実際はそこを通って侵入されるなど杞憂であり、元々T-54は配備数が多かったためにシベリアに常駐させれば済む話となり、この計画は破綻してしまった。
なんとも荒唐無稽な心配を元に計画されたペーパープランではあるが、別の惑星では実装されていたりする。
外部リンク
コメント
【注意事項】
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