ノスフェラトゥとは「吸血鬼」の総称として用いられる言葉。元々はルーマニア語で「病を持つモノ」というニュアンスを含むとされる。
ファンタジーRPG界隈ではしばしばアンデッドや不死者を指してこの語が充てられることも多く、WAシリーズでもネクロマンサー?の上位種にあたるアンデッドのエネミーとして登場している。
5thまでは皆勤エネミーだったが、XFには登場できず。残念無念。
1st
マルドゥークのエリア31、通称「居住エリア」に出現する、ミイラのような干からびたアンデッドが魔法使い風の衣装を纏っているような姿のエネミー。
ラストダンジョンに相応しい能力を持っており、2体のグループで出現した際の危険物質666からのダークレイ?やアンチマターボムはセーブポイントからの復帰を余儀無くされるストレス必至の凶悪なコンボとなっている。
攻撃の順番が逆になるか危険物質666が連続することを祈るか、手っ取り早く先制で1体だけでも倒すかして対処したい。
2nd
ノーブルレッド城?南の、ロンバルディアでのみ行けるアウトフィールドに出没。
他のエネミーと一緒にいる時は殆ど通常攻撃しか行わないが、単独になると「サモンアンデッド」でボディスナッチャー?を召喚し、こちらのフォワード一人に「我が意に従え、不浄なる者ども」と集中攻撃を指示するようになる。
集中攻撃では確実にクリティカルヒットを出されるので、被害を抑えたいならボディスナッチャーを呼ばれる前に倒してしまうのがベター。
3rd
ABYSSのB61F以降に出没。見た目はゲシュペンストやネクロマンサーの色違い。
スクリーミングマッドとファントムハザードの闇属性攻撃二つを主な攻撃手段としている。
ABYSS深層に潜むだけあって地力はそれなりにあるが、所詮アンデッドなのでエクソシズムの前には無力。
レア枠でエルダーレコードが盗める。
4th
贄の叫びし闘技場のチャレンジタイトルNo.5「勝利の鍵は、敵の手の内にッ!?」の対戦相手として登場。
最大の特徴は、物理・魔法を問わず、ほとんどの攻撃では全くダメージを与えることができないという点。
唯一ダメージを与える手段が、コイツから盗むことで手に入るアイテム「ファンタズムハート?」を使用すること。つまり、ジュードがアイテムスティールを使えないと絶対に勝つことはできない。
盗める確率は100%に設定されているので、アイテムスティールさえ使えるなら必ず勝利できる。
モタモタしていると15ターン目にリジェクト?を使用されて強制敗北となってしまうので、盗んだら迅速にトドメを刺そう。
勝つと景品としてリフリジレイターが貰える。
ちなみにコイツからしか盗めないファンタズムハートだが、消耗品なので勝てば当然手許には残らない。
ではファンタズムハートを盗んだ後、わざと負ければこのアイテムを持ち帰ることができるのかというと……負けた場合このアイテムは没収されるので、やっぱり手許には残らない。
コレクター精神旺盛な人にはちょっと残念な話である。
5th
記憶の遺跡に出現する。
姿はFや4thに似通っているが、行動パターンは過去作と違い物理攻撃が中心になっている。
レア枠で盗める失われた聖杯が貴重かつ強力なバッジなのでなるべく盗んでおきたいが、反属性レイポイントからのヘビィ・クラッシュが結構痛いのが困りもの。
盗みを試みる時は彼我の位置関係に十分注意を払おう。
なお、5thの記憶の遺跡はクリアすると二度と入れなくなる。
Ex.ファイルのモンスター図鑑コンプリートを目指す場合は、忘れず一度は戦っておこう。
F
ABYSSのB41~50Fに出現。
常にハーベストマン?4体とセットでエンカウントし、「ウアジェトの蹂躙」によって攻撃対象を指定して襲いかからせるところは2ndによく似ている。
初期プラスステータス5種類によるバフが乗っており、魔力上昇状態でデヴァステイトを撃たれると結構痛い上、バニッシュによる昏倒付与も50%と成功率が高め。
ごく稀に病気耐性4を落とすが、お伴のハーベストマン共々長時間対峙したくないタイプの敵なので、両者共通の弱点である光属性攻撃をぶつけてさっさとお引き取り願った方が良い。