《エネミー》/【マリッド】

元ネタはアラビア地方の伝承に登場する精霊(魔族)ジンの最上位種。
同族にイフリート?およびシャイターン?がいるが、WAシリーズではこれらに繋がりは特になく、見た目もてんでばらばら。
マリッドの場合、外観は真ん丸ボディ、つぶらな瞳に尖った鼻、短い手足と可愛らしさも感じられる姿であるが、登場するどの作品においてもなかなかにイヤらしい能力を備えた厄介者である。

3rd

初出。ルナティックガーデンに出没する一般エネミー。後発作品と違いここでの体色は緑が基調。
ウォーターゾーン?を展開して自らを活性化させつつ、ゾーンによって威力の上がったハイドロランチャー?および忘却効果をもたらすスウィーティサイを浴びせてくる。

フォーチュンギアで幸運の手札を手に入れてピックポケットが使えるようになると、水の指環と忘れじのペンの二つのギアを盗むことが可能。
ちなみに3rdのマリッドにはスリープが確実に決まるので、盗む際には是非とも活用しよう。

4th

彼方へと通ず水底の路に出現。本作以降体色は青ベースになった。
誤作動特性を持つ上に地・水の二つの属性攻撃を無効化、さらにひかりごけで混乱させてきたり隣接している空きHEXに爆弾トラップを設置したりと、放置しておくといろいろと面倒なことになる。
アイテムスティールでクリアチャイムが稀に盗めるので、面倒を回避したいなら早めに入手しておくと幾分気楽になる。最低でもトラップ解除役を務めるジュードとメインアタッカーのラクウェルの二人分は確保しておきたいところ。

5th

毀された祭壇に出現。
前二作ほどあざとい攻撃はしてこないが、HEXを毒化するハームフルウェーブ等を使用してくるのでやっぱりウザい。