《キャラクター》/【ベルリッツ】

Last-modified: 2019-12-21 (土) 18:59:50

3rd

3rdのNPCの一人。
考古学者であり、クライヴの恩師でキャスリンの父親。
研究室に篭ってばかりでなく、実践派の学者であった。ファルガイアから緑が失われた原因を探っていたが、物語開始8年前にはるか夢の址にて作動した施設の警護装置により死亡した。
その際クライヴを助けるために自ら残ったため、クライヴの心に傷を遺すこととなる。
口癖は「近道を探してばかりじゃ、うっかり迷い道にはまりかねん」だが、今際の際には、少しくらい近道を探してもよかったと呟く。
ちなみに彼の口癖はミレニアムパズルのヒントにも使われている。


各地に残された遺跡や生物・地質などの変化に着目し、ファルガイアの荒廃の原因を「魔族との大戦の後遺症」ではなく、もっと直接的な原因がこの十年ほどの間に起きたのではないか……という説を提唱していた。
彼のこの推論は見事に正鵠を射ており(劇中で語られる通り、星の荒廃の決定的な原因となったのは七人委員会が建造を進めていたユグドラシルの暴走である)、当事者である預言者やウェルナー、そしてPC一行以外では事態の真相に最も迫った人物と言えよう。


クライヴから見れば恩師であると同時に舅でもある。
なので一度くらいはクライヴに「お義父さん」と呼ばれたがってもいたようだが、結局生前のうちにそう呼ばれることは叶わなかった。
なおクライヴが「お義父さん」と呼びかけたのは、はるか夢の址の最奥に一行を案内した後、そこに眠るベルリッツに向けてのモノローグの中でである。

  • 同じ妻子持ちでも舅から「おまえに“お義父さん”なんて呼ばれたくない」と言い放たれたこの人とは雲泥の差。
    尤もあちらは事実を誤認していただけであり、ストーリー後半ではちゃんと和解しているが。