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開始行:
&attachref(./PzIII-IV.png,nolink,30%);
#contents
*Tier 5 ドイツ 中戦車 [#Overview]
[[公式紹介ページ>https://console.worldoftanks.com/ja/encyclopedia/vehicles/germany/G28_PzIII_IV/]]
#region(旧外見)
&attachref(./Pz34-2.jpg,nolink,75%);
↑初期パッケージ
#br
&attachref(./Pz34-2.jpg,nolink,75%);
↑III/IVcパッケージ
ゲペックカステン(道具入れ)付きの砲塔は、キューポラや側面のハッチが旧態然したものだが、車体は傾斜装甲を取り入れた最新式の形状で防御力に優れる。
#br
&attachref(./Pz.III-IV_012.jpg,nolink,35%);
#endregion
*スペック [#Spec]
|CENTER:|CENTER:SIZE(11):|c
|~車体装甲厚(mm)|80/30/20|
|~最高速度(km/h)|55|
|~[[マッチング範囲>ゲームシステム#q21bae3c]](戦闘Tier)|5~7|
|~本体価格(シルバー)|315,000|
|~派生元車輌|[[VK 20.01 D>VK 20.01 (D)]]&br;[[Pz. III J>Pz.Kpfw. III Ausf. J]]|
//**パッケージ [#Package]
//|>|>|>|>|>|>|CENTER:SIZE(11):|c
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//&size(11){&color(#00aa00){E:必要経験値};&br;&color(#ff8c00){S:購入シルバー};};
***詳細 [#detail]
|CENTER:SIZE(11):70|CENTER:SIZE(11):110|CENTER:SIZE(11):135|CENTER:SIZE(11):100|>|CENTER:SIZE(11):55|CENTER:SIZE(11):|CENTER:SIZE(11):60|c
|~パッケージ名|エンジン|主砲|履帯|>|砲塔|HP|通信機|h
|~|&tooltip(出力){単位:馬力};|[[下記参照>#MainGun]]|&tooltip(車体旋回速度){単位:°/秒};|>|&tooltip(砲塔装甲){単位:mm、全面/側面/後面};|~|&tooltip(通信範囲){単位:m};|h
|~|&tooltip(出力重量比){単位:馬力/t};|~|~|&tooltip(旋回速度){単位:°/秒};|&tooltip(視認範囲){単位:m};|~|~|h
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//
|BGCOLOR(#dddddd):~初期状態|BGCOLOR(#ddeeff):Maybach HL 120 TR|BGCOLOR(#ddeeff):7,5 cm Kw.K. 40 L/43|BGCOLOR(#ddeeff):Pz.Kpfw. III/IV|>|BGCOLOR(#ddeeff):Pz.Kpfw. III/IV Ausf. A|595|BGCOLOR(#ddeeff):FuG 5|
|~|350|~|34|>|50/30/30|~|310|
|~|14.70|~|~|44|340|~|~|
//
//|BGCOLOR(#d0d0ff):~Versuchs PzKpfw III/IV|BGCOLOR(#ddeeff):Maybach HL 120 TRM|BGCOLOR(#ddeeff):7,5 cm Kw.K. 40 L/43|BGCOLOR(#ddeeff):Pz.Kpfw. III/IV verstärkteketten|>|BGCOLOR(#ddeeff):Pz.Kpfw. III/IV Ausf. A|420|BGCOLOR(#ddeeff):FuG
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//|~|18.46|~|~|44|340|~|~|
//
|BGCOLOR(#c0ffc0):~7,5 cm Kw.K. 40 L/48開発時|BGCOLOR(#ddeeff):Maybach HL 157 P|BGCOLOR(#ddeeff):7,5 cm Kw.K. 40 L/48|BGCOLOR(#ddeeff):Pz.Kpfw. III/IV verstärkteketten|>|BGCOLOR(#ddeeff):Pz.Kpfw. III/IV Ausf. B|680|BGCOLOR(#ddeeff):FuG
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|~|23.33|~|~|53|350|~|~|
#br
#hr
&aname(MainGun){};
|10|>|>|>|>|>|>|>|>|>|>|CENTER:SIZE(11):|c
|>|>|>|>|>|>|>|>|>|>|>|~主砲性能|h
|>|~名称|弾種|&tooltip(弾代){黒:シルバー 橙:ゴールド};|&tooltip(貫通){単位:mm};|ダメージ|&tooltip(発射速度){単位:発/分};|AP弾&br;DPM|&tooltip(照準時間){単位:秒};|&tooltip(精度){単位:m};|総弾数|&tooltip(最高角){単位: °};&br;&tooltip(最伏
|10|CENTER:SIZE(11):|BGCOLOR(#f0f8ff):CENTER:SIZE(11):30|BGCOLOR(#f0f8ff):CENTER:SIZE(11):35|BGCOLOR(#f0f8ff):CENTER:SIZE(11):40|BGCOLOR(#f0f8ff):CENTER:SIZE(11):45|CENTER:SIZE(11):60|CENTER:SIZE(11):|CENTER:SIZE(11):55|CENTER:SIZE(11):30|C
//
|BGCOLOR(#dddddd): |~7,5 cm Kw.K. 40 L/43|AP&br;&color(#ff8c00){APCR};&br;HE|70&br;&color(#ff8c00){7G};&br;38|103&br;&color(#ff8c00){139};&br;38|110&br;&color(#ff8c00){110};&br;175|13.95|1,535|2.30|0.41|87|+20&br;-10|
//
//|BGCOLOR(#d0d0ff): |~|~|~|~|~|~|~|~|~|~|~|
//
|BGCOLOR(#c0ffc0): |~7,5 cm Kw.K. 40 L/48|AP&br;&color(#ff8c00){APCR};&br;HE|70&br;&color(#ff8c00){7G};&br;38|110&br;&color(#ff8c00){158};&br;38|110&br;&color(#ff8c00){110};&br;175|15|1,650|2.30|0.39|87|+20&br;-10|
&size(11){※先頭のセルの色は対応するパッケージの色となります。};
*解説 [#Commentary]
-''概要''
Tier5の[[ドイツ]][[中戦車]]。
WolfPackアップデート((ver.1.07 '16/03/04))で追加された、Pz.Kpfw. III及びVK 20.01 (D)から開発が可能。
#br
[[Pz. III>Pz.Kpfw. III Ausf. J]]および[[Pz.Kpfw. IV Ausf. D]]の統合を目的とした新型戦車の計画案である。
#br
-''武装''
7.5cm KwK 40 L/43から純粋な上位版7.5cm KwK 40 L/48への一本道。
Tier5の戦車砲としては標準的な性能であり、105mm榴弾砲のような単発ダメージはないが火力は充分である。
とはいえ重戦車相手の正面戦闘はやや厳しめであり、回り込んでの攻撃を積極的に狙っていく必要がある。
以前はソ連車両以下の俯角の狭さ(-6°)が弱点だったがアップデートで-10まで対応可能となったので、ハルダウンがやりやすくなった。
#br
--''体当たり''
後述する機動力と装甲を生かしたもう一つの攻撃方法。
威力は車重や装甲厚に依存するため、同格以下の軽戦車の迅速な処理に極めて有効。
その際は最高速度である必要はなく、少しの助走から押し付けるだけでも火力補助には充分。チャンスがあればガンガン轢き潰してやろう。
#br
-''防御面''
車体装甲を強化した76mm砲搭載の[[IV号戦車>Pz.Kpfw. IV Ausf. H]]といった性能。
車体は他に類を見ない二段に傾斜した正面装甲が特徴的。傾斜装甲の多分に漏れず実厚以上の防御力を発揮し、同格のAP弾を弾く事も出来る。
//また、側面装甲も正面と同等の厚みを持ち、遮蔽物から飛び出す際などは側面装甲が薄い多くの戦車より柔軟に動くことができる。
以前の車体装甲は正面60mm・側面60mm・背面40mmという配分だったが、アップデートにより正面80mm・側面30mm・背面20mmと正面が重戦車並に増加した分、側面と背面が低下。側面も傾斜しているとは言え30mm程度では簡単に抜かれるので注意。
またアップデートにより車体側面にもシュルツェンが装着されHEやHEATに強くなった。
ちなみに正面80mmとなっているのは上部の傾斜装甲部分のみで、下部は以前と変わらぬ60mmとなっている。&br;
車体だけでいえば重戦車並の防御を誇るが、最大の弱点はIV号戦車とほぼ同形状の砲塔。
砲塔は正面でも最大50mmしかない垂直装甲のため、遭遇頻度の高い105mm榴弾砲(貫通53mm)から致命傷を負いやすく、砲塔そのものが弱点となっている。
//しかもH型では砲塔にシュルツェンが装着され榴弾が側背面に直撃しにくくなるが、本車では改良砲塔になってもシュルツェンがないため、側背面に榴弾が直撃しやすい。
//砲塔は車体と違い攻撃時に絶対晒さなくてはいけない部位のため、本車を使うにあたって最大の悩みどころとなっている。
アップデートにより改良砲塔にシュルツェンがつくようになったため、できるだけ早く開発しておきたい。
HPもアップデートで380から420に向上。改良砲塔で480になるので、以前より打たれ強くなった。
#br
-''機動力''
最高速度は55kmと標準的。
初期こそ馬力不足による加速の遅さに悩むものの、幸いにもエンジンのランクアップは早く済むのでそこまで苦労はしない。
最終エンジンではLT並の加速力を手に入れ、車体旋回速度は毎秒36度で並程度だが、非常に高い砲塔旋回速度と併せれば毎秒90度近い速度で砲を旋回させられる。
総合的な機動力は高く、NDKや至近距離を掠めて逃げる一撃離脱などが可能。
拡張パーツやスキルによる機動力の更なる強化も有効である。
//さらに拡張パーツ、[[Additional grousers(追加グローサー)>拡張パーツ#h19da604]]を装備することも可能で陣地転換や撤退行動に長けている。
#br
//-''索敵能力''
//この戦車の欠点であり、特に視認範囲に問題を抱える。が変わっても改善されない320mの視認範囲は通常遭遇するMTの中で最も短く、同じ戦場でこの戦車より視界が狭い車両は一部のTDとKV-1程度しか存在しない。((最終パッケージ基準。開発途中を含めればMT最短
//考えなしに突出すれば見えない敵から一方的に撃たれること必至で、これを補わなければ市街戦以外ままならない。幸いにも通信範囲はドイツMT・HT標準の710mとなかなか優秀な数値なので、他の戦車に乗るとき以上に味方の視界を意識しよう。
//拡張パーツで視界を補う場合、レンズ皮膜なら352mでレンズ皮膜無しの同格[[独>ドイツ]][[ソ>ソ連]][[MT>中戦車]]程度、双眼鏡なら断続的にだが400mまで延長できるので、このどちらか、できれば両方の装備を強く推奨する。&br;
//…という状況だったのだが、アップデートにより初期砲塔の視界340、改良砲塔で350とIV号戦車H型と同等に改善したため、拡張パーツ無しでも視界負けせず普通に戦えるようになった。
#br
-''総論''
抜群の足周りと並の火力と装甲を持つ戦車。
以前は劣悪な視界が足を引っ張っていたが、アップデートにより改善。
10.5cm榴弾砲のような大火力は無いが、バランスが良く癖のない優秀な中戦車と言えるだろう。
#br
*史実 [#History]
Pz.Kpfw.III/IVは[[Pz.Kpfw. III>Pz.Kpfw. III Ausf. J]]及び[[Pz.Kpfw.IV>Pz.Kpfw. IV Ausf. H]]の統一を目論んで開発がスタートされた。
1941年9月14日、参謀本部総長フランツ・ハルダー上級大将は[[Pz.Kpfw. III>Pz.Kpfw. III Ausf. J]]と[[Pz.Kpfw.IV>Pz.Kpfw. IV Ausf. H]]の組み合わせを了承。
この時に製作された車体はJagdpanzer IV Ausf.E(試験車両)として流用される。
エンジンはMaybach HL 120 TRMを搭載。[[Pz.Kpfw. III>Pz.Kpfw. III Ausf. J]]の駆動輪と専用設計された強化シャフト軸を搭載。
トランスミッションは駆逐戦車[[Nashorn]]と同じZF社のSSG-77が搭載された。
尚エンジンルームに300リットルの追加燃料タンクを搭載した。
再設計された車体前部、側面はこれまでのドイツ戦車の垂直装甲ではなく60mmの傾斜装甲に変更。
砲塔や主砲はPz.Kpfw.IV Ausf.Jと同じ7.5cm KwK 40 L/48を搭載。
ただし電気系統が簡略化されたため砲塔は左右270度の限定旋回とされた。
また弾薬庫も見直され、7.5cm砲の弾薬は100発と増やされたが、副武装である7.92mm MG34機関銃は3150発と変わらなかった。
1944年3月、兵器局は[[Pz.Kpfw.IV>Pz.Kpfw. IV Ausf. H]]の車体を使用した3両のプロトタイプの製作をクルップ社に依頼。
同年6月には生産開始予定であったが延期され、7月12日にクルップ社に生産中止が申し渡され、Pz.Kpfw.III/IVはプロトタイプも存在せず、計画のみで終わってしまった。
*コメント [#Comment]
#pcomment(./コメント,reply,5)
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#contents
*Tier 5 ドイツ 中戦車 [#Overview]
[[公式紹介ページ>https://console.worldoftanks.com/ja/encyclopedia/vehicles/germany/G28_PzIII_IV/]]
#region(旧外見)
&attachref(./Pz34-2.jpg,nolink,75%);
↑初期パッケージ
#br
&attachref(./Pz34-2.jpg,nolink,75%);
↑III/IVcパッケージ
ゲペックカステン(道具入れ)付きの砲塔は、キューポラや側面のハッチが旧態然したものだが、車体は傾斜装甲を取り入れた最新式の形状で防御力に優れる。
#br
&attachref(./Pz.III-IV_012.jpg,nolink,35%);
#endregion
*スペック [#Spec]
|CENTER:|CENTER:SIZE(11):|c
|~車体装甲厚(mm)|80/30/20|
|~最高速度(km/h)|55|
|~[[マッチング範囲>ゲームシステム#q21bae3c]](戦闘Tier)|5~7|
|~本体価格(シルバー)|315,000|
|~派生元車輌|[[VK 20.01 D>VK 20.01 (D)]]&br;[[Pz. III J>Pz.Kpfw. III Ausf. J]]|
//**パッケージ [#Package]
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***詳細 [#detail]
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|~パッケージ名|エンジン|主砲|履帯|>|砲塔|HP|通信機|h
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|~|&tooltip(出力重量比){単位:馬力/t};|~|~|&tooltip(旋回速度){単位:°/秒};|&tooltip(視認範囲){単位:m};|~|~|h
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|BGCOLOR(#dddddd):~初期状態|BGCOLOR(#ddeeff):Maybach HL 120 TR|BGCOLOR(#ddeeff):7,5 cm Kw.K. 40 L/43|BGCOLOR(#ddeeff):Pz.Kpfw. III/IV|>|BGCOLOR(#ddeeff):Pz.Kpfw. III/IV Ausf. A|595|BGCOLOR(#ddeeff):FuG 5|
|~|350|~|34|>|50/30/30|~|310|
|~|14.70|~|~|44|340|~|~|
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//|BGCOLOR(#d0d0ff):~Versuchs PzKpfw III/IV|BGCOLOR(#ddeeff):Maybach HL 120 TRM|BGCOLOR(#ddeeff):7,5 cm Kw.K. 40 L/43|BGCOLOR(#ddeeff):Pz.Kpfw. III/IV verstärkteketten|>|BGCOLOR(#ddeeff):Pz.Kpfw. III/IV Ausf. A|420|BGCOLOR(#ddeeff):FuG
//|~|440|~|36|>|50/30/30|~|415|
//|~|18.46|~|~|44|340|~|~|
//
|BGCOLOR(#c0ffc0):~7,5 cm Kw.K. 40 L/48開発時|BGCOLOR(#ddeeff):Maybach HL 157 P|BGCOLOR(#ddeeff):7,5 cm Kw.K. 40 L/48|BGCOLOR(#ddeeff):Pz.Kpfw. III/IV verstärkteketten|>|BGCOLOR(#ddeeff):Pz.Kpfw. III/IV Ausf. B|680|BGCOLOR(#ddeeff):FuG
|~|585|~|36|>|50/30/30|~|710|
|~|23.33|~|~|53|350|~|~|
#br
#hr
&aname(MainGun){};
|10|>|>|>|>|>|>|>|>|>|>|CENTER:SIZE(11):|c
|>|>|>|>|>|>|>|>|>|>|>|~主砲性能|h
|>|~名称|弾種|&tooltip(弾代){黒:シルバー 橙:ゴールド};|&tooltip(貫通){単位:mm};|ダメージ|&tooltip(発射速度){単位:発/分};|AP弾&br;DPM|&tooltip(照準時間){単位:秒};|&tooltip(精度){単位:m};|総弾数|&tooltip(最高角){単位: °};&br;&tooltip(最伏
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&size(11){※先頭のセルの色は対応するパッケージの色となります。};
*解説 [#Commentary]
-''概要''
Tier5の[[ドイツ]][[中戦車]]。
WolfPackアップデート((ver.1.07 '16/03/04))で追加された、Pz.Kpfw. III及びVK 20.01 (D)から開発が可能。
#br
[[Pz. III>Pz.Kpfw. III Ausf. J]]および[[Pz.Kpfw. IV Ausf. D]]の統合を目的とした新型戦車の計画案である。
#br
-''武装''
7.5cm KwK 40 L/43から純粋な上位版7.5cm KwK 40 L/48への一本道。
Tier5の戦車砲としては標準的な性能であり、105mm榴弾砲のような単発ダメージはないが火力は充分である。
とはいえ重戦車相手の正面戦闘はやや厳しめであり、回り込んでの攻撃を積極的に狙っていく必要がある。
以前はソ連車両以下の俯角の狭さ(-6°)が弱点だったがアップデートで-10まで対応可能となったので、ハルダウンがやりやすくなった。
#br
--''体当たり''
後述する機動力と装甲を生かしたもう一つの攻撃方法。
威力は車重や装甲厚に依存するため、同格以下の軽戦車の迅速な処理に極めて有効。
その際は最高速度である必要はなく、少しの助走から押し付けるだけでも火力補助には充分。チャンスがあればガンガン轢き潰してやろう。
#br
-''防御面''
車体装甲を強化した76mm砲搭載の[[IV号戦車>Pz.Kpfw. IV Ausf. H]]といった性能。
車体は他に類を見ない二段に傾斜した正面装甲が特徴的。傾斜装甲の多分に漏れず実厚以上の防御力を発揮し、同格のAP弾を弾く事も出来る。
//また、側面装甲も正面と同等の厚みを持ち、遮蔽物から飛び出す際などは側面装甲が薄い多くの戦車より柔軟に動くことができる。
以前の車体装甲は正面60mm・側面60mm・背面40mmという配分だったが、アップデートにより正面80mm・側面30mm・背面20mmと正面が重戦車並に増加した分、側面と背面が低下。側面も傾斜しているとは言え30mm程度では簡単に抜かれるので注意。
またアップデートにより車体側面にもシュルツェンが装着されHEやHEATに強くなった。
ちなみに正面80mmとなっているのは上部の傾斜装甲部分のみで、下部は以前と変わらぬ60mmとなっている。&br;
車体だけでいえば重戦車並の防御を誇るが、最大の弱点はIV号戦車とほぼ同形状の砲塔。
砲塔は正面でも最大50mmしかない垂直装甲のため、遭遇頻度の高い105mm榴弾砲(貫通53mm)から致命傷を負いやすく、砲塔そのものが弱点となっている。
//しかもH型では砲塔にシュルツェンが装着され榴弾が側背面に直撃しにくくなるが、本車では改良砲塔になってもシュルツェンがないため、側背面に榴弾が直撃しやすい。
//砲塔は車体と違い攻撃時に絶対晒さなくてはいけない部位のため、本車を使うにあたって最大の悩みどころとなっている。
アップデートにより改良砲塔にシュルツェンがつくようになったため、できるだけ早く開発しておきたい。
HPもアップデートで380から420に向上。改良砲塔で480になるので、以前より打たれ強くなった。
#br
-''機動力''
最高速度は55kmと標準的。
初期こそ馬力不足による加速の遅さに悩むものの、幸いにもエンジンのランクアップは早く済むのでそこまで苦労はしない。
最終エンジンではLT並の加速力を手に入れ、車体旋回速度は毎秒36度で並程度だが、非常に高い砲塔旋回速度と併せれば毎秒90度近い速度で砲を旋回させられる。
総合的な機動力は高く、NDKや至近距離を掠めて逃げる一撃離脱などが可能。
拡張パーツやスキルによる機動力の更なる強化も有効である。
//さらに拡張パーツ、[[Additional grousers(追加グローサー)>拡張パーツ#h19da604]]を装備することも可能で陣地転換や撤退行動に長けている。
#br
//-''索敵能力''
//この戦車の欠点であり、特に視認範囲に問題を抱える。が変わっても改善されない320mの視認範囲は通常遭遇するMTの中で最も短く、同じ戦場でこの戦車より視界が狭い車両は一部のTDとKV-1程度しか存在しない。((最終パッケージ基準。開発途中を含めればMT最短
//考えなしに突出すれば見えない敵から一方的に撃たれること必至で、これを補わなければ市街戦以外ままならない。幸いにも通信範囲はドイツMT・HT標準の710mとなかなか優秀な数値なので、他の戦車に乗るとき以上に味方の視界を意識しよう。
//拡張パーツで視界を補う場合、レンズ皮膜なら352mでレンズ皮膜無しの同格[[独>ドイツ]][[ソ>ソ連]][[MT>中戦車]]程度、双眼鏡なら断続的にだが400mまで延長できるので、このどちらか、できれば両方の装備を強く推奨する。&br;
//…という状況だったのだが、アップデートにより初期砲塔の視界340、改良砲塔で350とIV号戦車H型と同等に改善したため、拡張パーツ無しでも視界負けせず普通に戦えるようになった。
#br
-''総論''
抜群の足周りと並の火力と装甲を持つ戦車。
以前は劣悪な視界が足を引っ張っていたが、アップデートにより改善。
10.5cm榴弾砲のような大火力は無いが、バランスが良く癖のない優秀な中戦車と言えるだろう。
#br
*史実 [#History]
Pz.Kpfw.III/IVは[[Pz.Kpfw. III>Pz.Kpfw. III Ausf. J]]及び[[Pz.Kpfw.IV>Pz.Kpfw. IV Ausf. H]]の統一を目論んで開発がスタートされた。
1941年9月14日、参謀本部総長フランツ・ハルダー上級大将は[[Pz.Kpfw. III>Pz.Kpfw. III Ausf. J]]と[[Pz.Kpfw.IV>Pz.Kpfw. IV Ausf. H]]の組み合わせを了承。
この時に製作された車体はJagdpanzer IV Ausf.E(試験車両)として流用される。
エンジンはMaybach HL 120 TRMを搭載。[[Pz.Kpfw. III>Pz.Kpfw. III Ausf. J]]の駆動輪と専用設計された強化シャフト軸を搭載。
トランスミッションは駆逐戦車[[Nashorn]]と同じZF社のSSG-77が搭載された。
尚エンジンルームに300リットルの追加燃料タンクを搭載した。
再設計された車体前部、側面はこれまでのドイツ戦車の垂直装甲ではなく60mmの傾斜装甲に変更。
砲塔や主砲はPz.Kpfw.IV Ausf.Jと同じ7.5cm KwK 40 L/48を搭載。
ただし電気系統が簡略化されたため砲塔は左右270度の限定旋回とされた。
また弾薬庫も見直され、7.5cm砲の弾薬は100発と増やされたが、副武装である7.92mm MG34機関銃は3150発と変わらなかった。
1944年3月、兵器局は[[Pz.Kpfw.IV>Pz.Kpfw. IV Ausf. H]]の車体を使用した3両のプロトタイプの製作をクルップ社に依頼。
同年6月には生産開始予定であったが延期され、7月12日にクルップ社に生産中止が申し渡され、Pz.Kpfw.III/IVはプロトタイプも存在せず、計画のみで終わってしまった。
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