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開始行:
&attachref(./ussr.su-152.png,nolink,30%);
#contents
*Tier 7 ソビエト連邦 駆逐戦車 [#ybf7d178]
[[公式紹介ページ >https://console.worldoftanks.com/ja/encyclopedia/vehicles/ussr/R18_SU-152/]]
*スペック [#e785a709]
''車体''
|CENTER:|CENTER:SIZE(11):|c
|~HP|870|
|~車体装甲厚(mm)|75/60/60|
|~最高速度(km/h)|43|
|~重量/最大積載量(t)|45,63/45,9|
|~本体価格(シルバー)|1,305,000|
//|~修理費(シルバー)||
//**戦車パッケージ [#Package]
//|>|>|>|>|>|>|>|>|>|CENTER:|c
//|>|>||┌|─|─|─|─|BGCOLOR(#ffcccc):|[[ISU-152>ISU-152]]&br;&color(#00aa00){E:75,000};&br;&color(#ff8c00){S:2,520,000};|
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//
//||└|BGCOLOR(#c0eeff):SU-152M&br;&color(#00aa00){E:18,600};&br;&color(#ff8c00){S:94,000};|└|BGCOLOR(#ffffc0):KV-14-152&br;&color(#00aa00){E:11,000};&br;&color(#ff8c00){S:?};|└|BGCOLOR(#eec0ff):KV-14-152M&br;&color(#00aa00){E:25,765};&br;&c
&size(11){&color(#00aa00){E:必要経験値};&br;&color(#ff8c00){S:購入シルバー};};
***詳細 [#Detail]
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|~パッケージ名|エンジン|主砲|履帯|>|砲塔|HP|通信機|h
|~|&tooltip(出力){単位:馬力};|[[下記参照>#MainGun]]|&tooltip(車体旋回速度){スペック値 / [実質値]。単位:°/秒};|>|&tooltip(砲塔装甲){単位:mm、全面/側面/後面};|~|&tooltip(通信範囲){単位:m};|h
|~|&tooltip(出力重量比){単位:馬力/t};|~|&tooltip(地形抵抗){固-通常-軟};|&tooltip(旋回速度){単位:°/秒};|&tooltip(視認範囲){単位:m};|~|~|h
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&size(11){※車体旋回速度の実質値は通常地形、操縦手熟練度100%で計算。スキル及び超信地旋回の可否は考慮していません。};
#br
#hr
&aname(MainGun){};
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&size(11){※先頭のセルの色は対応するパッケージの色となります。};
*解説 [#Commentary]
-''概要''
Tier7[[ソ連]][[駆逐戦車]]。
大戦中期、[[KV-1S>KV-1S]]の車体を流用して開発・量産された重自走砲である。
//IS系統の重戦車や同様に重戦車をベースにした自走砲とエンジンと通信機を共用しているので他ルートを進めているなら乗り出しが多少楽になるだろう。
#br
-''火力''
どの砲でも俯角は-6°しか取れず、地形への対応力は低い。左右の可動範囲もそれぞれ8°ずつと、あまり広くない。
初期砲が強力なので、フリー経験値を用いずとも十分な戦力になることが出来る。
初期砲、最終砲共にメリット・デメリットがあるので、よく吟味して自身に合った方を使うとよい。
--''152 mm ML-20 mod. 1931/37''
初期砲であり、最終砲候補。SU-152の史実砲。
いわゆる15榴だが、[[KV-2>KV-2]]等のそれと比べて若干弾速が速く、高貫通のHEAT弾を使用する事ができる。
単発火力が凄まじく、格下の中戦車なら一撃で撃破することも可能。しかも榴弾の威力が高いため122mm砲では貫通させにくい格上の重戦車にも有効打を与えやすい。
また高威力高貫通のHEATを使用することにより、致命的なダメージを格上に与えることも可能である。
Tierに似合わぬ極めて強力な砲だが、欠点も少なからずある。
一つ目は精度の悪さであり、小さい弱点や遠くの相手に当てるのは至難の業。
二つ目は金弾がHEATであるため空間装甲に弱く、大型車両の履帯などに当ててしまうと一気に貫通力が減衰することは留意したい。
このあたりからは空間装甲持ちも増えてくる上に、精度の悪さもあってHEATもHEも空間装甲に吸われて無効化される事もよくある。
三つ目は装填時間の長さであり、機動性も精度も悪いので攻撃が外れた上に相手から逆襲を受けて逃げ切れずに爆散という事もあり得る。
四つ目はAP弾の貫通力が低く、どうしてもHEATに頼らざるを得ないのでシルバー収支に大きな影響を及ぼす。
ただし上記の通り、空間装甲に弱いので対策として数発ほどお守り代わりに持っておくのは悪くない。
以上のように決して小さくない欠点も多いが、それを差し引いても圧倒的な火力に魅せられる戦車乗りは少なくない。
--''122 mm A-19 mod. 1937''
発射速度に優れており、高いDPMを誇る。
152mm砲と比較すると装填が早く、性能バランス重視の扱いやすい砲となっている。
課金弾を多めに搭載すればある程度格上にも対処しやすくなるが、課金弾の貫通力が217mmとあまり高くない。
長めの照準時間も悩みの種であり、全体的に決め手に欠ける。
--''122 mm D-25S mod. 1944''
中間砲の122 mm A-19 mod. 1937から発射速度と照準時間が改善され、3,163という同格中最高クラスのDPMを誇る。
SU-152の名前に反して、実際はこちらを愛用しているプレイヤーも多い。
しかし貫通力は[[SU-100>SU-100]]から向上しておらず、高Tierの重装甲の重戦車には苦戦することも少なくない。
同格の90mm砲や100mm砲に比べてやや弾速・照準精度の面で厳しいが、弱点部位の狙撃で対抗しよう。
どうしても正面から貫通できない場合は狙う相手を変えるか、152mm砲には劣るが榴弾で少しずつ削る、履帯切り等のサポートを狙うとよい。
#br
-''装甲''
正面は厚くても90mm程で、通常弾はまず防げない。正面から大口径榴弾の貫通は免れるが、当てにしてはいけない。
防盾は砲によって形状が変わるが、どちらも一部140mm程度の防御力を持つ部分もあるといった程度。
耐久力も高くないので、重戦車のように前線を張るには無理がある。
だが、元々重戦車の車体だけあって側面を使った豚飯は有効的。
基本的には距離のあるところから狙撃にまわるべきだが、精度の悪さから前に出ざるを得ない場面も多いだろう。
#br
-''機動性''
足回りに関しては前身からはもちろん、同格駆逐戦車の[[Jagdpanther>Jagdpanther]]や[[T25 AT>T25 AT]]に比べても低性能であり、攻撃のための位置取りに苦労することになる。
特に重戦車並みの低い旋回性が致命的で、もし敵に回りこまれたら負けが確定してしまうため、狙撃の位置取りは非常に重要となる。
隠蔽率はそこそこの数値を保っているので、茂みを挟んだ後方からの支援にまわろう。
#br
-''総論''
単発火力に特化したソ連らしい駆逐戦車。強力な砲を持つ代償として機動力、防御力には余り期待できない。
少し行動を誤っただけで逃げることも出来ずにすぐ撃破されてしまうため、初動の動き方と立ち位置が大変重要となる扱いの難しい戦車である。
しかし射撃タイミングさえ合えば、他には真似のできない一撃必殺の威力が影で猛威を振るうだろう。
また122mm砲であれば、圧倒的なDPMから一方的に撃てる位置を見つけることで高い殲滅力を発揮できる。一撃離脱よりは狙撃を駆使した立ち回りで戦線を崩そう。
#br
*史実 [#o71cefbe]
#region(猛獣殺し SU-152)
1943年1月にラドガ湖で軟弱地にはまり放棄された[[ティーガーI>Pz.Kpfw. VI Tiger]]を捕獲、早速これをクビンカ試験場に持ち帰り調査したソ連軍は、この重戦車の持つ性能と潜在能力に衝撃を受けると同時に、対抗しうる新型戦車の研究開発を進める事が決定しま
併せて、ティーガーを破壊できる威力を持つ自走砲の開発も要求されました。
これには、KVシリーズをベースとすることがすでに決まっており、203mm砲を搭載するKV-12プランと152mm砲を搭載するKV-14プランが設計・検討され、ティーガーIの研究結果を照らし合わせて検討した結果、KV-14プランが選択され、当時試作の進んでいた[[KV-1S]]
ともかくティーガーを最大の危機と感じたソ連軍首脳部・戦車生産委員会は、たった1ヶ月で量産するよう命令を下しました。([[III号突撃砲>StuG III Ausf. G]]のようなのをすぐ作れ、1ヶ月で何とかしろ! と設計側に突きつけました、無論、間に合わないとサボ
ティーガー捕獲の1ヵ月後である1943年2月が量産命令に入る期限だったので、急ピッチで試作を進めた結果、25日間で試作車の完成に漕ぎ付けました.
試験と小改修の結果、生産配備は5月より行われ、7月5日にドイツの攻勢で始まったクルスクの戦いにおいて41両が投入されました。
[[SU-122>SU-100]]を初めとする、他の対戦車自走砲を並べた陣地で攻撃に活躍しましたが、指揮官の運用が普通の戦車と同じ認識だった事から、前に出て対戦車戦闘をさせられたために、返り討ちにされる車両も多かったそうです。
SU-152以降、分離式の弾頭と火薬のため、20発しか搭載できず、50kg近い弾頭と6kgの火薬を装填するために、装填時間と発射速度の遅さから、装甲厚が55~75mmと十分でありましたが、接近戦が苦手だったのです。
砲口に縦スリットのマズルブレーキを持つのが特徴的な152mmML-20S榴弾砲は、28.8口径で貫徹力は1,000mで124mmというすさまじい威力を持っていました、ティーガーや[[エレファント>Ferdinand]]を撃破できる能力を持つことから猛獣殺しと呼ばれました。
最高時速43km/hの速度は、ベースのKV-1Sよりよかったものの、車体装甲の薄さは問題とされ、[[ISU-152]]へと移行されることになったのでした。
その間、1943年2月から12月に合計671両が生産されました。
なお、クルスクでドイツ戦車を多数破壊したとも言われているのですが、上記に書かれたとおり、対戦車自走砲を戦車と同じような感覚で敵陣に向かわせるという指揮官側の間違った運用により、撃破されるほうが多く、眉唾ものであるといわれています。 ドイツ軍
使用上の注意を読まないで運用すると、酷い目に遭うという一例ではありますが、装甲があって、履帯があって、大砲がついていれば戦車だろうという勘違いもまたよくあることだったようで、歩兵から「やっと戦車が来た! 向うの敵陣を何とかしてくれ!」と言わ
#endregion
*コメント [#g1536ab4]
#pcomment(./コメント,reply,5)
終了行:
&attachref(./ussr.su-152.png,nolink,30%);
#contents
*Tier 7 ソビエト連邦 駆逐戦車 [#ybf7d178]
[[公式紹介ページ >https://console.worldoftanks.com/ja/encyclopedia/vehicles/ussr/R18_SU-152/]]
*スペック [#e785a709]
''車体''
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***詳細 [#Detail]
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|>|>|>|>|>|>|>|>|>|>|>|~主砲性能|h
|>|~名称|弾種|&tooltip(弾代){黒:シルバー 橙:ゴールド};|&tooltip(貫通){単位:mm};|ダメージ|&tooltip(発射速度){単位:発/分};|AP弾&br;DPM|&tooltip(照準時間){単位:秒};|&tooltip(精度){上から静止時、移動時、砲塔旋回時の値。単位:m};|総弾数|&toolt
|10|CENTER:SIZE(11):|BGCOLOR(#f0f8ff):CENTER:SIZE(11):30|BGCOLOR(#f0f8ff):CENTER:SIZE(11):35|BGCOLOR(#f0f8ff):CENTER:SIZE(11):40|BGCOLOR(#f0f8ff):CENTER:SIZE(11):45|CENTER:SIZE(11):60|CENTER:SIZE(11):|CENTER:SIZE(11):55|CENTER:SIZE(11):30|C
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|BGCOLOR(#dddddd): |~152 mm ML-20 mod. 1931/37|AP&br;&color(#ff8c00){HEAT};&br;HE|725&br;&color(#ff8c00){15G};&br;810|135&br;&color(#ff8c00){250};&br;86|700&br;&color(#ff8c00){700};&br;910|3.39|2,373|3.40|0.50&br;&color(gray){?&br;1.04};|26
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//|BGCOLOR(#ffffc0): |~|~|~|~|~|~|~|~|~|~|~|
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//|BGCOLOR(#eec0ff): |~|~|~|~|~|~|~|~|0.50&br;&color(gray){?&br;?};|~|~|
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|BGCOLOR(#d0d0ff): |~122 mm A-19 mod. 1937|AP&br;&color(#ff8c00){APCR};&br;HE|1,025&br;&color(#ff8c00){12G};&br;608|175&br;&color(#ff8c00){217};&br;61|390&br;&color(#ff8c00){390};&br;530|7.41|2,890|2.90|0.39&br;&color(gray){?&br;0.81};|28|+
//
//|BGCOLOR(#d0f8d0): |~|~|~|~|~|~|~|~|0.39&br;&color(gray){?&br;?};|~|~|
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//|BGCOLOR(#c0eeff): |~|~|~|~|~|~|~|~|0.39&br;&color(gray){?&br;?};|~|~|
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|BGCOLOR(#ffd0c0): |~122 mm D-25 mod. 1944|AP&br;&color(#ff8c00){APCR};&br;HE|1,025&br;&color(#ff8c00){12G};&br;608|175&br;&color(#ff8c00){217};&br;64|390&br;&color(#ff8c00){390};&br;530|8.11|3,163|2.50|0.41&br;&color(gray){?&br;0.85};|32|+
&size(11){※先頭のセルの色は対応するパッケージの色となります。};
*解説 [#Commentary]
-''概要''
Tier7[[ソ連]][[駆逐戦車]]。
大戦中期、[[KV-1S>KV-1S]]の車体を流用して開発・量産された重自走砲である。
//IS系統の重戦車や同様に重戦車をベースにした自走砲とエンジンと通信機を共用しているので他ルートを進めているなら乗り出しが多少楽になるだろう。
#br
-''火力''
どの砲でも俯角は-6°しか取れず、地形への対応力は低い。左右の可動範囲もそれぞれ8°ずつと、あまり広くない。
初期砲が強力なので、フリー経験値を用いずとも十分な戦力になることが出来る。
初期砲、最終砲共にメリット・デメリットがあるので、よく吟味して自身に合った方を使うとよい。
--''152 mm ML-20 mod. 1931/37''
初期砲であり、最終砲候補。SU-152の史実砲。
いわゆる15榴だが、[[KV-2>KV-2]]等のそれと比べて若干弾速が速く、高貫通のHEAT弾を使用する事ができる。
単発火力が凄まじく、格下の中戦車なら一撃で撃破することも可能。しかも榴弾の威力が高いため122mm砲では貫通させにくい格上の重戦車にも有効打を与えやすい。
また高威力高貫通のHEATを使用することにより、致命的なダメージを格上に与えることも可能である。
Tierに似合わぬ極めて強力な砲だが、欠点も少なからずある。
一つ目は精度の悪さであり、小さい弱点や遠くの相手に当てるのは至難の業。
二つ目は金弾がHEATであるため空間装甲に弱く、大型車両の履帯などに当ててしまうと一気に貫通力が減衰することは留意したい。
このあたりからは空間装甲持ちも増えてくる上に、精度の悪さもあってHEATもHEも空間装甲に吸われて無効化される事もよくある。
三つ目は装填時間の長さであり、機動性も精度も悪いので攻撃が外れた上に相手から逆襲を受けて逃げ切れずに爆散という事もあり得る。
四つ目はAP弾の貫通力が低く、どうしてもHEATに頼らざるを得ないのでシルバー収支に大きな影響を及ぼす。
ただし上記の通り、空間装甲に弱いので対策として数発ほどお守り代わりに持っておくのは悪くない。
以上のように決して小さくない欠点も多いが、それを差し引いても圧倒的な火力に魅せられる戦車乗りは少なくない。
--''122 mm A-19 mod. 1937''
発射速度に優れており、高いDPMを誇る。
152mm砲と比較すると装填が早く、性能バランス重視の扱いやすい砲となっている。
課金弾を多めに搭載すればある程度格上にも対処しやすくなるが、課金弾の貫通力が217mmとあまり高くない。
長めの照準時間も悩みの種であり、全体的に決め手に欠ける。
--''122 mm D-25S mod. 1944''
中間砲の122 mm A-19 mod. 1937から発射速度と照準時間が改善され、3,163という同格中最高クラスのDPMを誇る。
SU-152の名前に反して、実際はこちらを愛用しているプレイヤーも多い。
しかし貫通力は[[SU-100>SU-100]]から向上しておらず、高Tierの重装甲の重戦車には苦戦することも少なくない。
同格の90mm砲や100mm砲に比べてやや弾速・照準精度の面で厳しいが、弱点部位の狙撃で対抗しよう。
どうしても正面から貫通できない場合は狙う相手を変えるか、152mm砲には劣るが榴弾で少しずつ削る、履帯切り等のサポートを狙うとよい。
#br
-''装甲''
正面は厚くても90mm程で、通常弾はまず防げない。正面から大口径榴弾の貫通は免れるが、当てにしてはいけない。
防盾は砲によって形状が変わるが、どちらも一部140mm程度の防御力を持つ部分もあるといった程度。
耐久力も高くないので、重戦車のように前線を張るには無理がある。
だが、元々重戦車の車体だけあって側面を使った豚飯は有効的。
基本的には距離のあるところから狙撃にまわるべきだが、精度の悪さから前に出ざるを得ない場面も多いだろう。
#br
-''機動性''
足回りに関しては前身からはもちろん、同格駆逐戦車の[[Jagdpanther>Jagdpanther]]や[[T25 AT>T25 AT]]に比べても低性能であり、攻撃のための位置取りに苦労することになる。
特に重戦車並みの低い旋回性が致命的で、もし敵に回りこまれたら負けが確定してしまうため、狙撃の位置取りは非常に重要となる。
隠蔽率はそこそこの数値を保っているので、茂みを挟んだ後方からの支援にまわろう。
#br
-''総論''
単発火力に特化したソ連らしい駆逐戦車。強力な砲を持つ代償として機動力、防御力には余り期待できない。
少し行動を誤っただけで逃げることも出来ずにすぐ撃破されてしまうため、初動の動き方と立ち位置が大変重要となる扱いの難しい戦車である。
しかし射撃タイミングさえ合えば、他には真似のできない一撃必殺の威力が影で猛威を振るうだろう。
また122mm砲であれば、圧倒的なDPMから一方的に撃てる位置を見つけることで高い殲滅力を発揮できる。一撃離脱よりは狙撃を駆使した立ち回りで戦線を崩そう。
#br
*史実 [#o71cefbe]
#region(猛獣殺し SU-152)
1943年1月にラドガ湖で軟弱地にはまり放棄された[[ティーガーI>Pz.Kpfw. VI Tiger]]を捕獲、早速これをクビンカ試験場に持ち帰り調査したソ連軍は、この重戦車の持つ性能と潜在能力に衝撃を受けると同時に、対抗しうる新型戦車の研究開発を進める事が決定しま
併せて、ティーガーを破壊できる威力を持つ自走砲の開発も要求されました。
これには、KVシリーズをベースとすることがすでに決まっており、203mm砲を搭載するKV-12プランと152mm砲を搭載するKV-14プランが設計・検討され、ティーガーIの研究結果を照らし合わせて検討した結果、KV-14プランが選択され、当時試作の進んでいた[[KV-1S]]
ともかくティーガーを最大の危機と感じたソ連軍首脳部・戦車生産委員会は、たった1ヶ月で量産するよう命令を下しました。([[III号突撃砲>StuG III Ausf. G]]のようなのをすぐ作れ、1ヶ月で何とかしろ! と設計側に突きつけました、無論、間に合わないとサボ
ティーガー捕獲の1ヵ月後である1943年2月が量産命令に入る期限だったので、急ピッチで試作を進めた結果、25日間で試作車の完成に漕ぎ付けました.
試験と小改修の結果、生産配備は5月より行われ、7月5日にドイツの攻勢で始まったクルスクの戦いにおいて41両が投入されました。
[[SU-122>SU-100]]を初めとする、他の対戦車自走砲を並べた陣地で攻撃に活躍しましたが、指揮官の運用が普通の戦車と同じ認識だった事から、前に出て対戦車戦闘をさせられたために、返り討ちにされる車両も多かったそうです。
SU-152以降、分離式の弾頭と火薬のため、20発しか搭載できず、50kg近い弾頭と6kgの火薬を装填するために、装填時間と発射速度の遅さから、装甲厚が55~75mmと十分でありましたが、接近戦が苦手だったのです。
砲口に縦スリットのマズルブレーキを持つのが特徴的な152mmML-20S榴弾砲は、28.8口径で貫徹力は1,000mで124mmというすさまじい威力を持っていました、ティーガーや[[エレファント>Ferdinand]]を撃破できる能力を持つことから猛獣殺しと呼ばれました。
最高時速43km/hの速度は、ベースのKV-1Sよりよかったものの、車体装甲の薄さは問題とされ、[[ISU-152]]へと移行されることになったのでした。
その間、1943年2月から12月に合計671両が生産されました。
なお、クルスクでドイツ戦車を多数破壊したとも言われているのですが、上記に書かれたとおり、対戦車自走砲を戦車と同じような感覚で敵陣に向かわせるという指揮官側の間違った運用により、撃破されるほうが多く、眉唾ものであるといわれています。 ドイツ軍
使用上の注意を読まないで運用すると、酷い目に遭うという一例ではありますが、装甲があって、履帯があって、大砲がついていれば戦車だろうという勘違いもまたよくあることだったようで、歩兵から「やっと戦車が来た! 向うの敵陣を何とかしてくれ!」と言わ
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*コメント [#g1536ab4]
#pcomment(./コメント,reply,5)
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