Nelson

Last-modified: 2017-09-23 (土) 17:33:05

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概要

平成29年8月に実装された、イギリスTier7プレミアム戦艦。
ミズーリのように、技術ツリーのイギリス欄からフリー経験値375,000にて購入することができる。
最大の特徴は、主砲が艦首側に3基配置されており、出雲のような運用が可能。
この船を一言で表現するならば火力極振りである。

強いところ

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・艦首にすべての主砲を集中!
Nelson最大の特徴として、艦首側に3基すべての主砲が集中しており、船体を25°傾けるだけで全主砲が使用可能。
主砲塔の旋回も3基共通の動きをするため、全砲門の指向切り替えが短時間で完了し、高い攻撃力を維持することができる。
口径も406mmと同Tier帯戦艦とも肩を並べ、これを防御姿勢を堅持しながら運用できる。
またイギリス戦艦の特徴でもあるHE弾の火災発生率が46%と高く、防御姿勢を崩さない相手には弾種切り替えで対応できる。
AP/HEともに優秀なため、状況に応じて運用していこう。


・英国脅威の修理班!
高Tierイギリス巡洋艦にて実装されている、驚異的な回復力を持つ修理班を装備している。
回復量を増加させるドレノ旗を装備すれば、その回復量は1,425/秒×20秒=28,500
管理スキルと高級消耗品を駆使すれば、この回復を最大4回行うことができる。
計算上では28,500×4回=114,000に元の耐久59,400を加えて、最大173,400の耐久を持つ。
元の耐久59,400の292%である。
高い隠蔽性と合わせて、戦線の抑え役としてダメージを受けては回復を繰り返せば、粘り強く戦うことができる。


・高い隠蔽性!
Nelsonの隠蔽性能は標準で15.3kmだが、迷彩+隠蔽スキルで12.8kmまで高めることができる。
13kmとは406mm主砲を持つ戦艦にとって必殺の距離でもあり、敵側に駆逐艦などの視界を取る船が居なければ、油断している相手のバイタルを狙い撃つことができる。
また同Tier戦艦と比較して耐久が低く、後述する装甲の弱点も相まって集中砲火にも弱い。
攻撃、回復、有利な位置取りを安定して行うためには、この高い隠蔽性は非常に役に立つ。


弱いところ

・背後に回り込まれると無力
主砲配置の構造上、真後ろの相手に砲撃をすることができない。
一応、副砲での射撃は可能だが、命中や威力も心許ないためアテにならない。
また艦尾の装甲が薄く、戦艦砲を打ち込まれるとバイタルパートを貫通されてしまう危険がある。
敵に背後を取られないために、味方としっかり連携をして前方の敵を打ち破ることに注力しよう。


・対空能力は平均以下
同Tier戦艦と比較して、対空能力が低い。
一応、短・中距離の対空砲の威力はそれなりにあるものの、敵航空機がこの短・中距離に留まる時間は短いため、自艦の防空も満足とは言えない。
消耗品に戦闘機類も無いため、空母プレイヤーからすれば「Nelsonか、狙っとくか~」といった感覚。カモである。
味方の巡洋艦の近くに位置取り、協力して敵航空機を牽制しよう。


・腹パンは止めてくだち!
艦首の極めて広い範囲が25mmの装甲に覆われており、380mm以上のAP砲弾には強制貫通されるためダメージを貰いやすい。
さらにバイタルパートが水面から非常に高い位置まで飛び出ており、バイタルを守る主装甲そのものも薄目であるため戦艦級のAP弾が直撃した場合はまず複数のVPを抜かれると考えてよい。
他の戦艦のように艦首で受けるのではなく、艦を傾けて舷側装甲で弾くことが基本となる(被弾しないに越したことはないが)。
優秀な修理班もバイタルダメージまでは回復できないため、極限まで腹を晒さない運用が求められる。

総評

英国面を持つ戦艦として、独特の運用が求められるプレミアム艦である。
独戦艦シャルンホルストが堅牢な装甲と多種多様な攻撃方法(主砲・副砲・魚雷)で戦線を支える巡洋戦艦であるのに対し、このNelsonは大口径主砲、防御姿勢、超回復を駆使して戦線を支える戦艦と言える。
味方の盾となり、1隻ずつ相手を沈めて数的優位を作り、戦線を突破する戦い方が基本となるだろう。


もしも敵としてNelsonと出会った場合は、駆逐艦や航空機によるスポットを絶やさずに、集中砲火で耐久を削りきって沈めてしまおう。
超回復も追いつかないだけの攻撃を加えれば、低耐久や装甲も相まって、案外あっけなく撃沈が可能。
また試合終盤、Nelsonに対して魚雷を打ち込むチャンスが有る場合、複数の魚雷を命中させて一気に沈める好機である。

小ネタ

nelson.jpg
仰角いっぱいにしながら主砲を回すと2番砲塔に3番砲塔の砲身が突き刺さってます。
※Ver.0.6.11へのアップデートで修正されてますので現在はこのように突き刺さることはありません。
ご安心下さい。