巡洋艦

Last-modified: 2018-12-08 (土) 18:07:54

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概要

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戦艦と駆逐艦の中間に位置し、速度、装甲、攻撃力全てにバランスの取れた艦種である。巡洋艦同士で戦列を組む事で本領を発揮する。単艦だと活躍しずらい。
史実では重巡洋艦と軽巡洋艦、さらに旧式の装甲巡洋艦があり、ゲーム内では特に区別はされていないのだが、性能差は史実に近く、特性が異なるので注意が必要。
Tier1-3までは速度が遅い装甲巡洋艦、Tier3-4までは軽巡洋艦、それ以降は重巡洋艦とだいたい分けられる。

対空火力が同じTierの中で比較的高く、対空要員としても役立つので、味方航空機を敵戦闘機から護衛する役目や、敵対艦機を迎撃撃墜する能力に長けている。

【長所】

  • 全艦種に対応出来る武装と速力
  • 比較的高い対空火力

【短所】

  • 秀でた部分がなく器用貧乏

公式サイト内の説明

▪ ゲーム内で最も汎用性が高い艦種

▪ 駆逐艦の狩りや、優れた対空戦闘能力を活かした味方の護衛には最適

▪ 高い機動性と加速力によって、攻撃を効果的に回避できる

▪ 単艦でも十分戦える力を持っているが、複数の巡洋艦で集団行動を取ることにより、恐るべき戦力を発揮する

主な役割

戦艦にもある程度通用する主砲(HE推奨)と、駆逐艦にも(何とか)対抗できる速力・旋回性能を持ち、臨機応変に戦闘を行う事が可能。
複数の巡洋艦で戦列を組んで戦闘すれば、戦艦や駆逐艦に集中砲火を浴びせて対抗することができる。(特に戦艦は単独で複数の巡洋艦に太刀打ちできるほど強くない)
同Tierの戦艦と比べると単発あたりの火力は低いが連射が効く高DPMの主砲で手数押し、同Tier駆逐艦と比べると連射は効かないが単発火力と長射程の砲と魚雷で対抗できる、速度も速いので陣地占領と防衛、他艦艇のサポートと艦の特性と状況によって様々な役割を担う。
戦場の要所を駆け巡り、味方を支援して戦おう。

低Tier帯では高い装填速度や機動性のおかげで初心者にも馴染みやすい艦種である。
しかし高いTier帯では接近してきた駆逐艦を即座に撃沈したり、戦艦への対応、対空対処など、高い技量を求められる艦種となる。
 

敵駆逐艦への対処
  1. 戦闘開始時から初回邂逅
    まずは自分の前方に敵駆逐が来ているかどうかの判断をする。味方駆逐、味方艦載機などでそれを確認できる。
    同時に味方駆逐を守り、敵駆逐を速やかに排除できる位置に居るか。これがかなり重要。
    駆逐同士は5~10kmの距離で遭遇する為、そこから5kmぐらいの位置に居ないと攻撃がまず当たらない。
    さらには敵戦艦や敵巡洋艦の攻撃も集中する危険性がある。
    この位置を維持して敵駆逐を潰したりじわじわ押してCAP勝ちし、ポイント有利の勝ちパターンに持っていく。
    押される場合は味方駆逐が運悪く瞬殺される以外は大体巡洋艦が駆逐から距離を取りすぎて有効打を与えられない、島裏に隠れて火力投射が乏しい状況など、いわゆる芋巡洋艦と揶揄されるパターンである。
    前線にいてもすぐに倒されては意味が無く、高い技量と経験が必要になるが、これが出来るようになると勝率も上がって来るだろう。
  1. 中盤以降
    不利になった戦線から外れ大物食いに走ったりCAP空き巣に走ったりするので、それを防ぐように行動する。
    特に鈍足の戦艦や離れた位置にいる事が多い空母が狙われる事が多いので、ガラ空きのルートを潰すよう動くのも選択肢である。

 

対空母

自艦の防御だけでなく、味方を襲う雷撃機への対処も巡洋艦の仕事である。
余裕があれば駆逐艦をスポットする戦闘機の追い払いや、戦闘機同士のドッグファイトの援護もしたい。対空の優先目標指定を積極的に使っていこう。
Tier6以降の巡洋艦が持つ「対空防御砲火」には、対空攻撃中に敵機の手動精密攻撃を不可能にする特殊効果がある。敵機を落とすに至らなくても防空効果は非常に高いので、常に味方の戦艦や空母のカバーに行ける位置取りを意識しよう。
Tier6,7程度では艦載機耐久・速度共に低く適切な位置に回り込む間にかなり殲滅してしまえる。スキルを発動すればさらに早く殲滅できる為、射程ギリギリでスキルを発動して一旦離脱されるより、引き付けて一気に殲滅する方が良い。Tier8以下は予備機が少なく、殲滅してしまえば浮かぶ箱状態にする事が可能である。
Tier9,10ともなると回り込む速度・耐久ともに高く、回り込んだ時点で既に雷撃体制に入っており対空スキルが発動しようが適切な位置に雷撃してくる事態となる。従って引き付けての発動は推奨できず、射程に入りそうな時点で発動する位でないと間に合わない。さらに高耐久のため単艦では中々落とせない。(スキルの有無問わず)複数艦が協力して一気に削るか、味方戦闘機が飛んで来る時間を稼ぐ目的で使う事になるだろう。
高Tier空母本体の速度は巡洋艦以上の物となる為、射程ギリギリでいきなり発砲すると取り逃がしてしまう事になる。まだ発見されていないのであればギリギリまで発砲を控えるように。炎上中は着艦発艦が不可能になる為、まずはHE弾で攻撃しよう。

参考引用元:PC版wiki

ラインナップ

 
CL:軽巡洋艦装甲が薄いが速力が早く機動力は駆逐艦に近い。主砲口径が15cm前後が多い。
CA:重巡洋艦戦艦に次ぐ装甲と20cm前後の主砲を備えている
巡洋艦編集より行単位で編集可能

アメリカ

Tier艦種艦名口径主砲射程発射速度海面発見距離最大速力
1エリー127mm00.00km00.00秒/発00.00km00.00kt
2CLチェスター127mm00.00km00.00秒/発00.00km00.00kt
152mm7.0秒/発
3CAセントルイス152mm00.00km00.00秒/発00.00km00.00kt
4CLフェニックス152mm00.00km00.00秒/発00.00km00.00kt
5CLオマハ152mm00.00km00.00秒/発00.00km00.00kt
CLマーブルヘッド152mm00.00km00.00秒/発00.00km00.00kt
6CAペンサコーラ203mm00.00km00.00秒/発00.00km00.00kt
7CAニューオリンズ203mm00.00km00.00秒/発00.00km00.00kt
8CAウィチタ203mm00.00km00.00秒/発00.00km00.00kt
9CAボルチモア203mm00.00km00.00秒/発00.00km00.00kt
10CAデイモン203mm00.00km00.00秒/発00.00km00.00kt

日本

Tier艦種艦名口径主砲射程発射速度海面発見距離最大速力
1橋立120mm00.00km00.00秒/発00.00km00.00kt
2CL筑摩152mm00.00km00.00秒/発00.00km00.00kt
3CL天龍140mm00.00km00.00秒/発00.00km00.00kt
CL香取140mm00.00km00.00秒/発00.00km00.00kt
4CL球磨140mm00.00km00.00秒/発00.00km00.00kt
CL夕張140mm00.00km00.00秒/発00.00km00.00kt
5CA古鷹200mm00.00km00.00秒/発00.00km00.00kt
6CA青葉203mm00.00km00.00秒/発00.00km00.00kt
7CA妙高203mm00.00km00.00秒/発00.00km00.00kt
8重巡
高雄203mm00.00km00.00秒/発00.00km00.00kt
9CA伊吹203mm00.00km00.00秒/発00.00km00.00kt
10CA蔵王203mm00.00km00.00秒/発00.00km00.00kt

ドイツ

Tier艦種艦名口径主砲射程発射速度海面発見距離最大速力
1ヘルメリーン128mm00.00km00.00秒/発00.00km00.00kt
2CLドレスデン105mm00.00km00.00秒/発00.00km00.00kt
3CLコルベルク105mm00.00km00.00秒/発00.00km00.00kt
4CLカールスルーエ150mm00.00km00.00秒/発00.00km00.00kt
5CLケーニヒスベルク150mm00.00km00.00秒/発00.00km00.00kt
6CLニュルンベルク150mm00.00km00.00秒/発00.00km00.00kt
7CAヨーク210mm00.00km00.00秒/発00.00km00.00kt
8CAアドミラル ヒッパー203mm00.00km00.00秒/発00.00km00.00kt
9CAローン203mm00.00km00.00秒/発00.00km00.00kt
10CAヒンデンブルグ203mm00.00km00.00秒/発00.00km00.00kt

ソ連

Tier艦種艦名口径主砲射程発射速度海面発見距離最大速力
1オルラン130mm00.00km00.00秒/発00.00km00.00kt
2CLノヴィーク120mm00.00km00.00秒/発00.00km00.00kt
3CLボガトィーリ152mm00.00km00.00秒/発00.00km00.00kt
CLオーロラ152mm00.00km00.00秒/発00.00km00.00kt
4CLスヴェトラーナ130mm00.00km00.00秒/発00.00km00.00kt
5CAキーロフ180mm00.00km00.00秒/発00.00km00.00kt
CLクラースヌィイ・クルィーム130mm00.00km00.00秒/発00.00km00.00kt
6CLブジョンヌィ152mm00.00km00.00秒/発00.00km00.00kt
CAモトロフ180mm00.00km00.00秒/発00.00km00.00kt
7CLショールス152mm00.00km00.00秒/発00.00km00.00kt
8CLチャバエフ152mm00.00km00.00秒/発00.00km00.00kt
9CAドミートリィ・ドンスコイ180mm00.00km00.00秒/発00.00km00.00kt
10CAモスクヴァ220mm00.00km00.00秒/発00.00km00.00kt

イギリス

Tier艦種艦名口径主砲射程発射速度海面(最良値)最大速力

イギリス連邦

Tier艦種艦名口径主砲射程発射速度海面発見距離最大速力

フランス

Tier艦種艦名口径主砲射程発射速度海面発見距離最大速力

イタリア

Tier艦種艦名口径主砲射程発射速度海面発見距離最大速力

パンアジア

Tier艦種艦名口径主砲射程発射速度海面発見距離最大速力
4CL黄河152mm00.00km00.00秒/発00.00km00.00kt

各国の特徴

アメリカ

米巡は全体を通して良好な装填時間、優秀な斉射角度や砲塔旋回速度を持ち、取り回しの良い主砲性能を持つ。
史実通りの砲撃戦を意識した性能でTier6から魚雷がないため距離を保ちつつ自慢の主砲を浴びせよう。
Tier1を除き、Tier2-3は戦列艦の延長線のような船で、機動性は悪いが優れた砲性能を有している。
Tier4-5は史実では軽巡洋艦である為、装甲は薄くなるが飛躍的に機動性が向上し、砲撃と回避を織り交ぜた機動戦を得意とする。
また魚雷を装備し接近戦における強力な切り札となるが、同様に他国の巡洋艦も魚雷を持つようになるため注意が必要である。
Tier6から重巡洋艦となり、砲塔を備えた大型艦となるため、速度はやや低下するものの、他国と比べて旋回半径は狭くよく曲がる傾向にある。
戦艦の主砲弾に耐えうるほどではないが、装甲も比較的優秀で回避力の高さと併せて生存性は高い。
しかし魚雷を装備しなくなる為、接近戦における不利を覆す「切り札」は無くなってしまう。

以下Blitz版要検証

対空火力は高く、特に中近距離を担う対空機銃が強力。
Tier5以上は艦艇スキル「対空警戒」を持ち、序盤から終盤にわたって味方艦隊に対空防御の傘を提供することが可能である。(Tier9-10では対空警戒Ⅱとなりさらに強力)

総じて味方を支援する形で連携することにより真価を発揮する巡洋艦であり、艦隊行動を得意とするツリーとなっている。

日本

日巡は全体的に高速で隠蔽性が高く、威力・発火率ともに強力なHE弾による相手を選ばない対艦戦闘を得意とする。
Tier3以降の艦艇は全て魚雷を装備しており、主に接近戦の切り札として非常に頼りになる他、Tierが上がれば威力と射程が向上し、撤退時のバラ撒きや牽制といった使い方も可能になる。
Tier3-4は軽巡洋艦となっており小型で機動性が高い代わりに、防御性能は脆弱で同格以上のAP弾による防郭貫通の危険を常に伴う。
Tier5からは他国よりいち早く20㎝砲を装備した重巡洋艦となり、比較的良好な装甲を有するようになるものの、砲塔の多さと長い機関部によりバイタルパートがやや広い。砲塔の装甲は破片防御程度しかない為、他国艦とくらべて被弾時に破損しやすいが、逆に戦艦等の高貫通力のAP弾は過貫通になるという利点もある。
Tier5以上では艦艇スキルの精密照準装置を使用出来、もともと精度がいい射撃精度をさらに上げることができる。

運動性はツリーを通して安定した速力を持ち、旋回半径はやや大きめであるが舵の利きは良く、機動性は良好な部類に入る。
反面、対空性能は基本的に他国に劣っており積極的な撃墜は難しい。

砲撃面では前述の通り相手を選ばない強力なHE弾を持つが、装填速度自体は並で射程もやや短め。主砲の旋回性能も比較的遅く、斉射射角が悪いこともあり、スペック通りの投射量を発揮できない事が多い。
しかし、精度が非常に優秀で集弾性が良好である為、優れた隠蔽性から放たれる相手の隙を突いた一撃は非常に強力である。

ドイツ

独巡は優れた砲塔旋回速度と射程を持ち、弾速も比較的優れており、米巡以上に取り回しの良い主砲性能を持つ。
特に全体を通して高威力のAP弾を持ち、状況次第では戦艦にさえ有効なダメージを与えられる。
その反面、HE弾の威力は非常に控えめで火災発生率も低い。
Tier6以上では艦艇スキルの水中聴音を使えるので索敵に優れる。

DresdenKolbergは砲の威力は駆逐艦並だが、絶え間なく撃ち続けることが出来るほどの発射速度を持つ。
Tier4以降は魚雷を標準装備しており、射角の広さと雷速には優れるものの射程は6kmで据え置きとなっている。威力もTier5で頭打ちするため、接近戦時の切り札にはなるが日巡のようなバラマキや牽制には使えない。

Tier5以降は優れた砲射程を有しており、さらにTier5以降では艦艇スキル精密照準装置がある為、良好な投射量と弾速と合わせて遠距離での砲戦で優位に立てる。
HE弾は上述のように威力は乏しいが貫通力に優れるため、Tier5,6の15cm砲では他国同格HE弾では貫通できない(ダメージを与えられない)戦艦や重巡の艦首・艦尾・甲板を貫通してダメージを与えることができる。

Tier7以降は排水量1万トンクラスの大型巡洋艦となり比較的防御力に優れる。

反面、速力は鈍足で舵の応答も遅く、機動性の悪さから回避性能は良くない。
特に舵の効きは、他国の巡洋艦を乗ったあとなら体感できる程で回避行動の際には早めの舵切りを心がけたい。

総じて、HE弾の弱さをカバーする為に、強力なAP弾を有効に使っていく技術と判断力を必要とするツリーとなっている。

ソビエト連邦

ソ巡は船体が日巡よりも大型で的になりやすく、旋回半径も大い傾向にある。
Tier10のモスクワだとアイオワ級並の大きさがある。
さらに全体として装甲が薄く、バイタルパートが大きいという特徴がある。
また、Tier4以前とTier5以降で特徴が大きく変化する。
Tier4以前は砲門数が多く弾道が非常に高いという特徴がある。その為落下する「点」で命中させなければならず、遠距離では命中率に難がある。
だが、砲門の多さによる投射量を活かしHE弾で敵を火達磨にする戦法が有効である。
Tier5以降はAP弾と射程が優秀であるが、旋回半径が非常に大きくドイツ等の他国と同じ感覚で乗艦すると目も当てられない事態となる。
その為、薄い装甲と相まって近距離での挌闘戦や手数とHEで削る戦法の艦(Atlanta?Omaha)とは非常に相性が悪い

ソ巡ではTier4から魚雷を装備可能で片舷への投射量は多いのだが、射程が非常に短いため護身用程度と考えた方が良い。
総じて、いかに被弾を避けながらHEの雨を降り注がせたり、AP弾で敵のバイタルパートをぶち抜くかという状況判断力や技術が要求されるツリーとなっている。

イギリス

現在未実装
 

 
 

フランス

現在プレミアム艦艇1かんのみ

史実

巡洋艦(じゅんようかん、英語: cruiser)は遠洋航行能力・速度等を生かした攻撃力を持たせた軍艦の艦種。
巡洋艦にも複数の種類があり、ゲーム中では防護巡洋艦、軽巡洋艦、重巡洋艦などがある。
主に主力艦の護衛や、偵察などを行っていたが、虎の子であり投入が難しい戦艦に対して、実質的な艦隊の主力として活躍する船が多かった。
第二次大戦後期には偵察用の水上機を搭載することが標準的な装備となり、小型すぎて搭載できない駆逐艦に対して大きなアドバンテージを持っていた。

  • 重巡洋艦
    巡洋艦は1922年のワシントン軍縮会議で締結されたワシントン海軍軍縮条約によって「砲口径5インチ(127mm)超過8インチ(203mm)以下で基準排水量10,000トン以下の艦」と定義された。これを一般に条約型巡洋艦という。
    重巡洋艦は基準排水量10,000トンの制限のため自ら搭載する艦砲と同口径の敵弾には耐えられず、その低い防御力などのバランスの悪さが指摘された。事実、日本やイタリアでは基準排水量10,000トンの制限を超過する重巡洋艦が建造されるという違反行為が見られた(それでもなお、防御力は不足していた)。ロンドン海軍軍縮条約の失効(第二次世界大戦の開戦)とともに基準排水量10,000トンを大幅に超過した重巡洋艦が建造され、デモイン級重巡洋艦(基準排水量17,000トン)のように初期の戦艦の基準排水量すら凌駕する艦も生まれた。また日本海軍は条約失効以前から失効を見越し、155mm砲装備の軽巡洋艦として他国に通告して建造開始した艦において、その計画段階から条約失効後は203mm砲に換装することが予定されていたものがあり、主砲が155mmである以外は排水量においても装甲においても重巡洋艦並で設計された。この主砲換装予定は機密事項であった。最上型重巡洋艦はこれに従い155mm三連装主砲塔を持つ姿で竣工し、条約失効後に203mm連装砲に換装した。利根型重巡洋艦は建造途中に条約失効したため竣工時点で203mm連装砲を装備した。どちらにおいても日本は203mm連装砲への換装を他国に通告しておらず、公式の分類上は第二次世界大戦終戦まで軽巡洋艦(二等巡洋艦)であり続けた。
    参考:重巡洋艦 - Wikipedia
  • 軽巡洋艦
    偵察巡洋艦の経験を踏まえて、その速力性能を維持しつつ火力を強化し、また遣外任務にも投入できるよう艦型を拡大した艦として開発されたのが軽巡洋艦である。
    大日本帝国海軍ではもっぱら水雷戦隊の旗艦として分類されていたので、どちらかといえば大型化した駆逐艦の位置付けだった。
  • 区別
    世界共通の「重巡洋艦」と「軽巡洋艦」を区別する基準が生まれたのは後述するロンドン海軍軍縮条約において以降であり、それまでは各国海軍が独自の基準で「重巡洋艦」と「軽巡洋艦」を区別していた(日本における一等巡洋艦と二等巡洋艦の区別においてもしかりである)か、あるいは区別がなく単に「巡洋艦」であった。

巡洋艦の位置づけは第一次世界大戦後の軍縮条約によって大きく変化した。1921年のワシントン海軍軍縮条約は主力艦(戦艦および巡洋戦艦)の保有・建造の制限を主目的とし、巡洋艦を基準排水量10,000トン以下で砲口径8インチ(203mm)以下のものと定義して保有制限の対象外に置いた。しかし、このことが巡洋艦に準主力艦としての地位を与える結果となり、今度は、基準排水量10,000トンと砲口径8インチ(203mm)の上限一杯の巡洋艦(条約型巡洋艦といわれる)の建艦競争が始まることとなった。

これをさらに制限しようとしたのが1930年のロンドン海軍軍縮条約である。ロンドン条約では、砲口径6.1インチ(155mm)超過8インチ(203mm)以下の巡洋艦を「カテゴリーA」、砲口径6.1インチ(155mm)以下の巡洋艦を「カテゴリーB」と定義した。以後、前者を重巡洋艦(Heavy Cruiser)、後者を軽巡洋艦(Light Cruiser)とする呼称が一般的となった。どちらの場合もワシントン条約と同じく基準排水量10,000トン以下とされた。

参考:軽巡洋艦 - Wikipedia

情報提供

巡洋艦の情報提供はこちら

感想

  • とにかく情報が古い -- ひろくん? 2018-12-08 (土) 18:07:54

過去ログ

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