世界観

Last-modified: 2007-11-29 (木) 12:46:09

世界観

(公式より)

はるか昔、この世には、二人の神が存在しました。
慈愛の女神ジュレアと闘争の神プルタンスです。

ジュレアは、Xenepic大陸を生み出し、そこに多くの生物と、彼らが生きるために必要な気候を与えました。
その後、女神に見守られながら、Xenepic大陸は順調に美しい世界へと変貌を遂げていったのです。

ある時、そんなXenepic大陸にモンスターが現れ、闘いが広まり始めました。それは、自分の存在意義に悩んだプルタンスの介入によるものでした。ジュレアは、慈愛の女神であるがゆえに自ら手を下すことはできません。
苦悩の末、ジュレアが選んだのは、自分を分離させ別の個体を創りだすという結論でした。

そうして生まれた戦闘の女神レルディエプは、モンスターに対抗する生物として人間を選びました。非力極まりない人間たちでしたが、彼らが元来持つ、お互いに協力し困難を克服していく力に可能性を見出したのです。
結果、二人の女神と、人間の中から現れた英雄たちにより、魔人と化したプルタンスは封印され、Xenepic大陸の平和はなんとか保たれたのでした。

それから数百年。
なぜか、再びモンスターがXenepic大陸に現れだしました。これはプルタンス復活の兆しともささやかれています。
再び襲ってきた魔人の脅威に立ち向かえるのは、Xenepic大陸の各地に散った英雄の子孫たちしかいないのですが・・・

ストーリー

(公式より)

ナイト ファウル・フォン・トラミス

明るく人当たりのよい性格ですが、親の意向で剣を持つようになったことに不満を抱いていました。しかし、彼の気持ちとは裏腹に、剣を扱う才能やこだわりは同輩の修練騎士の中でも並ぶ者がいません。

血気盛んで大雑把な感もありますが、危機に直面した際には、冷静な状況判断と、リーダーとして非凡な才能を見せてくれます。英雄の一族の一つ、カストルレド家の継承者テオド・カストルレドは、幼少期を共に過ごした親友です。

英雄の一族という重荷を一生背負い続けた父、カラド・トラミスの下で剣の修練を重ねました。その後、旅に出るよう命じられたファウルですが、それは父の意志に従ったのではなく、ただ、他の英雄一族の後継者に会ってみたいという本人の思いから決意したのでした。

魔術師 テオド・カストルレド

お世辞にも社交的とはいえず、彼が唯一心を開くのは親友のファウルだけです。英雄の一族に生まれたという同じ境遇が、ファウルと親しくなるきっかけでした。

皮肉屋の彼は、あまり人前に出ることが好きでなく、常にファウルの後ろに隠れているように見えます。しかし、豊かな知識からもたらされる的確な助言は、ファウルにとって大きな助けとなる、信頼すべき優秀なブレーンです。

一族の決定により旅を始めたように見えますが、唯一の親友一人に運命を背負わせたくないというテオド自身の決意によるものです。ファウルが道を切り開く立場とするなら、テオドは後ろから魔法や知識を駆使してそれを助けることが役目と考えています。

ジュレアの申し子 レイナ

女神ジュレアの申し子と呼ばれる彼女は、聖女の候補とされています。
その年齢にもかかわらず神殿ではかなり高位な立場にあり、女神ジュレアに仕える人々はすでに彼女を聖女と呼び、崇めています。

彼女が旅をする理由は、旅を通してより自分を高め、人々が望む聖女になるための修練だと考えたからです。英雄の中で唯一一族が存在しなかった女神の申し子レイナの後継者。彼女の名前はまさにその英雄レイナからとられました。

レイナの後継者として旅を始めた彼女は、トラミスの末裔であるファウルと出会い共に旅をするようになりました。その年齢にしては強い神聖力を持ち、仲間内においてはサポート役として絶対的な信頼を得ています。

盗賊ギルドの後継者 エステル

いつも笑みを絶やさず屈託のない口調で話します。しかし、その裏には誰にも明かしたくない傷が隠されています。Xenepic大陸すべての盗賊ギルドの総帥である父を憎み、盗賊になることを強要されるのがいやで家を飛び出してしまったのです。

彼女自身は、盗賊よりも幼い頃から夢見て来た素朴な幸せを望んだのですが、彼女の性格では素朴な幸せを望むのは、少々難しいのかもしれません。

家出をして一人で旅をする最中、ファウルとその仲間に出合いました。彼らが英雄の後継者だと知ってからは、彼らの仲間として共に行動するようになります。盗賊になりたくないとは言いますが、自分の技術はもうXenepic大陸で父を除く誰にも負けないと自負もあります。

最初はただの旅人と名乗った彼女でしたが、自分の技術が必要な事件が起こると迷わず力を貸してくれます。そんな彼女を仲間たちはむしろ暖かく迎えてくれました。自分と正反対の性格をしたテオドに想いを寄せていますが、なかなか自分の心を打ち明けることができません。