上位互換

Last-modified: 2019-12-20 (金) 23:41:29

Aというカードに比べ、Bのカードが完全に優れていた場合、BはAの上位互換という。

完全に優れていなくてもほぼ優れている場合や、デッキによっては優れている時なども使う事がある。
ただし、完全に上位互換であると言える場合以外はある程度主観で判断するしかなく、上位互換か否かを定義するのは非常に難しい

上位互換の指標

種族まで考慮すれば完全に上位互換であるカードは製品版同士において稀であるが、ほぼ上位互換と言えるカードは多数存在する。
その指標として、以下の要素がある。

パワー査定

例:試練の鎌槍 柾(コスト6/パワー6000)と力ある矛 杜若(コスト7/パワー7000)
上記の2枚は同じ能力を持つが、コストと比較した際のパワー試練の鎌槍 柾力ある矛 杜若より優れており、ほぼ上位互換と言える。
ただし、デッキ内のコストパワーのバランス、コスト7以上のゼクスが必要な場合などは力ある矛 杜若が優先されるため、完全な上位互換とは言えない。

効果

例:牽制するラハール兜職人ゴスウィット
上記の2枚は同じコストパワーを持ち、また能力も1000のダメージを与える効果だが、対象となるスクエアの関係で牽制するラハールがほぼ上位互換と言える。
ただし、種族ラハールマイスターと異なるため、完全な上位互換とは言えない。

考慮されない要素

  • イラストやフレーバーテキストなどはゲームへ影響を及ぼさないため、完全に個人の主観や好みの問題となる。

完全に上位互換である例

  • 征服機械コンカラーの製品版とフリーカード版
    製品版
    ゼクス - IG
    3/青/キラーマシーン/5000
     
    フリーカード版
    ゼクス - IG
    3/青/キラーマシーン/4500
    [常]2014年1月31日まで、このカードのパワーを+500する。

この場合、2014年1月31日を過ぎると製品版のパワーが500高い以外には違いがないため、製品版はフリーカード版の上位互換であるといえる。
このように製品版とフリーカードの比較であれば上位互換の例は多数存在する。

製品版における完全上位互換の例。運命を唄う あづみとリゲルオーシャンドレス リゲルの特徴をすべて持ちつつリユニオンにも属しており、種族の数を参照するカードやランクEの指導係イラなどの恩恵を受けられる。
これによるデメリットが存在しないため完全に上位互換であるといえるが、その一方で種族を一切参照しないデッキ構築であれば相互互換止まりであることに留意する必要がある。

場合によっては上位互換と言えるカードの例

  • デュアルファイア及びしゅほうはっしゃー!(第1弾)とクリムゾンロアー
    デュアルファイア
    イベント - IG
    4/赤
    [☆]ノーマルスクエアにある相手のゼクスを2枚まで選び、5000ダメージを与える。
     
    しゅほうはっしゃー!
    イベント - IG
    4/赤
    [☆]ノーマルスクエアにあるゼクスを1枚選び、8000ダメージを与える。
     
    クリムゾンロアー
    イベント - IG
    4/赤
    [☆]あなたのプレイヤーが「黒崎神門」か「倉敷世羅」の場合、
    ノーマルスクエアにある相手のゼクスを2枚まで選び、7500ダメージを与える。

プレイヤー黒崎神門倉敷世羅で問題ないデッキであれば、基本的にクリムゾンロアーは前者2枚の上位互換であると考えて問題ない。
しかし、プレイヤー黒崎神門または倉敷世羅にできないデッキや、Aウィルスハザードのアクターレを採用する場合は必ずしもそうとは言い切れない。

また、しゅほうはっしゃー!に関してはタンクツーリングを採用するか否かにも左右されるため、相互互換としての側面も持っていると言えるだろう。

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