T85

Last-modified: 2024-03-12 (火) 00:17:40

諸元

カテゴリ:サブマシンガン
[添付]垂直リコイル制御75
水平リコイル制御70
エルゴノミクス68
精度23
腰だめ射撃の安定性71
有効射程45
連射速度(rpm)780
銃口初速(m/s)500
マガジンを含まない重量(kg)3.05
射撃モードセミオート / フルオート
使用弾薬7.62x25mm
射撃力

入手方法・必要条件

トレーダー材料要求量アンロックレベル
ジョエル・ギャリソン綿布29
安全帯2

短評

7.62x25mm弾を使用するサブマシンガン。戦闘員がよく携行している。
威力・連射速度は申し分なく、トカレフ弾のサブマシンガンだといって舐めてかかると痛い目を見る。カスタム性はそこまで高くないが、専用・共用サプレッサーや光学サイトを搭載可能である。
前述のとおり戦闘員の装備とあって本体・弾薬ともに入手し易いため、序盤~中盤の金策に適している。

史実

85式衝鋒槍*1は、1983年に中国人民解放軍が開発したサブマシンガンである。79式の安価な代替品として開発された。
信頼性に不安があった79式から一転し、単純なオープンボルト機構を採用するなどの工夫で信頼性・生産性の向上と低コスト化を実現している。しかし代償として見た目がお粗末になってしまい、兵士の間では「おもちゃの銃」や「配管工の傑作」など散々な仇名がつけられた。変わり種としてサプレッサーを標準搭載した85式微声冲锋が存在する。
余談だが、85式は軍退役後の導入先である警察機関で軍役時代とは比較にならないような酷評を受けた一方、軍で不人気だった79式は逆に警察で好評を博したという。整備された市街地が主戦場であることを踏まえ耐久性よりも射撃精度を重んじる*2警察の運用思想が色濃く表れた評価といえよう。

コメント


*1 衝鋒槍(チォンファンチィァン)=突撃銃
*2 85式が射撃精度を犠牲に高い耐久性を確保できるオープンボルト機構を採用したのに対し、79式は耐久性と引き換えに射撃精度を稼ぎやすいクローズドボルト機構を採用している。