313 名前: 耳もぎ名無しさん 投稿日: 2003/06/02(月) 21:28 [ W7WrtgKk ] ある夏の日・・ 空には雲ひとつなく地面には遮蔽物もなく、日差しは容赦なくじりじりと下界を焼いていく。 そんな日でも鳥は森で餌を啄ばむ、森の中にはその鳥たちの声だけが響いていた。 突然、すべての鳥が散ったその鳥がいた場所に、土煙を上げながらバイクが走ってきた。 バイクに乗っていたのは二十代半ばぐらいのモララーだった。 「あちぃ・・・」彼がつぶやく。 しばらくして彼の進路に川が見えた。 「川か・・、誰も見てねーことだし水浴びでもするかねぇ」 彼はバイクを川のほとりに停車し服を脱いだ。 「アーッ気持ちイイやっぱ暑い時は水浴びに限るぜ」 彼が川の水を浴びながらつぶやく、暫くして彼の近くの草むらでガサゴソガサゴソという、 草がゆれる音が響く。 「やれやれ女の覗きなんてはじめて聞いたぜ、それとも追いはぎかぁ?」。 草むらから六匹のしぃが出てくる、しぃは一匹だけが拳銃を持っており、 ほかの五匹はあの例の棒を持っていた。 「ソコノバカヅラノモララー! カワイイシィチャンタチニソノニモツヲヨコシナサイ!」 拳銃を持っているリーダーだと思われる一匹が言う。 「なぜ貴様らごときにただで貴重な荷物をやらないといけねーんだ?」 モララーが聞く、当然の疑問である。 「ナンデッテ オマエタチミタイナカスAAガソンナオオニモツモッテテモムダナダケダカラ ワタシタチガユウコウカツヨウシテヤルノ」 314 名前: 耳もぎ名無しさん 投稿日: 2003/06/02(月) 21:29 [ W7WrtgKk ] また同じしぃが言う。 「しょうがねぇなぁ」 モララーが自分の荷物に手を伸ばす 「サイショカラソウスレバイイノヨ!マッタクモララーハアフォナンダカラ」 別のしぃが見ているだけで不愉快になる大口あけた笑いを浮かべながら言う。 「君には鉛玉二個」誰にも聞こえないような声でモララーが呟く。 モララーが荷物に手を入れて少したった後に、 ドドォォォン ほとんど一発にしか聞こえない二つの轟音が森に響く。 木の上に集まり始めた鳥がまたも高い空に散る モララーの両腕が白い霧のような靄に包まれる、しかしそれも風によってすぐ晴れる。 彼がもっていたのは二挺の拳銃であった。 彼のはなった二発の弾丸は、左腕の銃から放たれた弾はすぐ近くにいた さっき彼をののしっていたしぃのもろい胸の皮膚を突き破りそのまま 血管を引き千切り、骨を砕き、そして心臓を破壊する、そのまま背中の皮膚を突き破り、 後ろの気に凹みをつけ止まる。 右腕の銃から放たれた弾は大口開けて笑っていた同じしぃの口の中に入り、 そのまま下の歯を砕き上の歯茎に穴をあけ脳に侵入するそして脳髄をぐちゃぐちゃにし、 そのまま頭を突きぬけ空に消えていった。 そのまま痛みに顔をゆがめる暇もなく息絶えて倒れる、 体に新しくできた四つの穴から少しの間鮮血がほとばしり、水と混じりそして出血は止まった。 315 名前: 耳もぎ名無しさん 投稿日: 2003/06/02(月) 21:30 [ W7WrtgKk ] ほかの五匹はこの光景を少しの間ビビリながら見ていたが、 銃を持ったしぃが突然悲鳴をあげながら銃をモララーに発射する、 しかし気が動転していたせいか弾は木をへこませるだけに終わる。 しぃはもう一発撃とうとするがすばやく近寄ったモララーの蹴りがその銃を吹っ飛ばす、 そして彼は自分の銃を近くに降ろし銃と一緒に出したロープを両手に持ちしぃの首に巻く、 そして容赦なく思いっきり引っ張り首をしめ一本背負いのように持ち上げる、 「君にはリボンをあげるよよーく似合ってるよ」 彼がしぃを持ち上げながら言う、 しぃが足をバタバタさせ無駄な抵抗を試みるそして暫くして息絶える。 そしてモララーが手を離し自分の銃を取ろうとする、 そして残ったしぃの内二匹があの棍棒を振り上げモララーの頭を襲う。 ガキィィン 彼がとっさに銃で両方からくる棍棒から頭を守る、そのまま少し銃を引いて勢いをつけて棍棒を叩く、 その勢いで両方のしぃの手から棍棒が落ちる、 「詰めが甘かったねしぃちゃん、でも僕はお人よしだから君たちにもちゃんとあげるよ、 だからそんなに慌てなくていいのに」。 彼は銃を棍棒を取り直そうとしゃがみかける二匹に言う、 そしてそのまま轟音を響かせ二匹のしぃの喉に銃弾を打ち込む。 倒れこんでくるに二匹のしぃの死体をかわしながら逃げようとする一匹の足に銃弾を打ち込む、 そのまま倒れこんだしぃにモララーが近寄る。 316 名前: 耳もぎ名無しさん 投稿日: 2003/06/02(月) 21:31 [ W7WrtgKk ] 「ツミモナイシィチャンタチニナニスルノヨォ コノギャクサツチュウ!!」 逆切れしたしぃが叫ぶ、 「やだなぁ君達が僕の荷物欲しいって言うから全部は無理だけど一部だけでも分けてやろうとしてんのに、 感謝されこそすれ、虐殺厨なんて呼ぶとは恩知らずだなぁまぁぼくはやさしいからそんな君にもあげるよ」。 「ヤ・・ヤメテ」 しかし彼は両方の銃から弾を撃ち込む。 しぃはそのまま少し痙攣しそして息絶える。 「さて・・確か後もう一匹いたな・・ん?」 彼が振り返るとさっきまで今殺したしぃの真正面にいたはずのしぃがはるか遠くに見えた。 彼は両腕の銃の弾をそのしぃに放つが遠すぎるためかすべて外れる。 「ヤーイシィハマターリノカミサマニマモラレテイルンダヨ!!アフォモララーナンカノタマハアタンナイヨーダ」 それを見たしぃが舌を出しアカンベーをする。 「しょうがないなぁ」 モララーがまた荷物の中からまた何かを取り出し組み立てた。 その後しぃの出していた舌に何か赤い光があたる、しかししぃはそれに気付かない。 バァァァン ガチャ さっきまで森に響いていたのとは別の銃声が響く、銃弾はさっきまで出していた舌にあたり、 舌ごと顎を砕く。 317 名前: 耳もぎ名無しさん 投稿日: 2003/06/02(月) 21:33 [ W7WrtgKk ] 「シィィィィィィ!!」 しぃはそう叫んだつもりだったが顎が砕かれたため、 「ギィィィィィ!!」 と彼女らが嫌うでぃの悲鳴そのものであった。 しかしモララーは容赦なくその新しく組み立てたスナイパーライフルのスコープ越しにしぃを狙い そして、撃つ。 手を撃つ、足を撃つ、顔をもう一発撃つ、 腹を急所をはずして何発も打つ。 「ウギィィィ ヤメ・テ・ダコ・・スルカラ」 もはや完全にでぃと化した、血を全身から流してもなおまだ生きている 元しぃと、ほかの五匹のしぃを見ながら モララーは二挺の愛銃と分解式のスナイパーライフルに 整備した後弾を込めた後バイクに乗りながら 「まったくしぃどものせいで折角のいい水が真っ赤に染まっちまったじゃねぇかYO もっと上流に逝くか」 そういった後でバイクを急発進させ上流を目指す。 彼の旅は続く・・・。 終わり やべぇコマ数つけんの忘れた 後句読点の位置間違ってて読みにくいかも これで終わりです