爽快感が支配する虐殺小説

Last-modified: 2019-12-12 (木) 19:51:21
491 名前: シィキャビク(hGnt/ICE) 投稿日: 2003/03/07(金) 02:41 [ M1XKYzRE ]
 「ハニャーン! ダッコダッコダッコダッコダッコーーーー!!」

 幾重もの黄色い声が山のように迫る。
 モラ寺ニ曹率いる分隊が手持ちの9ミリ拳銃で応戦するも、
その大量のしぃの軍団を転覆せしめることはどだい不可能
であった。
 銃弾が表面のしぃを血達磨にするが、生き残った大多数
のしぃがそのなきがらを乗り越えて進撃してくるのだ。





        ― 爽 快 感 が 支 配 す る 虐 殺 小 説 ―





 「くそっ、はやく車に戻れ!」
 モラ寺は、精神のもっとも深い部分を抉られたかのような、
悲鳴じみた指令を下す。
 直後、彼を取り巻く数人の陸士たちが火器を抱えて、もう
ほんの10数メートルにまで迫ったしぃの団子から後ずさり、
後方の装甲車へ向かった。

 「ハニャ!? マッテヨゥ! ダッコシテヨゥ!」
 「ダッコシナイヤシハ 虐殺厨ダヨ!」

 しぃ軍団は、大地をとどろかせながらモララーたちへと迫った。

 無数の(*゚ー゚)が、凄まじい勢いで迫り、その一つ一つが
「ダッコ、ダッコ」と喚いているのだ。
 これほどの恐怖が、ほかに存在しようか。

492 名前: シィキャビク(hGnt/ICE) 投稿日: 2003/03/07(金) 02:41 [ M1XKYzRE ]
 「早く乗れ! 捕まるぞ!」

 彼らはそれぞれの車両のドアに取り付くと、シートへ飛び込
んだ。

ドン、ドン、ドンドンドン

 平素の数倍の大音量で、装甲車のドアが締まる。

 「ダッコシテ! シィヲ ダッコシナイト マターリデキナイヨ!」
 「ハニャーン! シィモ ノル! アケテヨゥ!」

 隊員達を捕らえられず、車体につんのめったしぃ達は、助手
席のモラ寺と運転手の大モラ陸士長に視線を合わせる。
 その様子は、眼を合わされた当人だけでなく、後部座席のほ
かの隊員の背筋をも震わせるものであった。

 「冗談じゃない…!」
 「おい! 大モラ、早く出せ!!」

 しぃ達のおぞましさに動揺する大モラに、モラ寺が大喝を入れ
る。

ギシギシ…

 大モラが慌ててギアを突き入れるさなかも、しぃ達は彼らをダッ
コすべく、装甲車をこじ開けようと圧力をかけた。





 強化ガラスの向こう側には、びっしりとしぃが張り付いている。

493 名前: シィキャビク(hGnt/ICE) 投稿日: 2003/03/07(金) 02:41 [ M1XKYzRE ]
 車両に張り付いたしぃ軍団のうち、ボンネット部を占めていた
しぃ達は、内蔵をかき回されるような不快感を覚えた。

 「ハニャーン!? シィノ オナカガ ヘンダヨゥ!」

ぶりゅっ ぶりゅりゅりゅりゅっ…

 しぃの脆弱な腸は、内に蓄えられた大量の便を、堰をきったよ
うに溢れさせた。
 大モラの踏み込んだアクセルが、装甲車の眠れる獅子を呼び
覚まし、その熱と振動がしぃに襲い掛かったのだ。

 「ハニャ!? クサイヨ、キタナイヨ! オモラシシナイデ!!」

 ほかの仲間が、自分も運が悪ければ同じ目に遭っていたにも
かかわらず罵倒した。






 ごつごつしたタイヤが、巨体を支えているとは思えぬ加速で、辺り
の地面を抉り取りながら大回転を始める。
 装甲車のエンジンが唸り声を上げ、車体に無数のしぃを乗せたま
ま走り始めた。

 大モラは、まるで不吉な物事に対しかぶりを振るかのようにハンド
ルを右へ左へさばいた。

 「シィィィィィ!?」

 しぃ達の絶叫が、密閉された車内にも飛び込んでくる。先ほどまで
は恐怖以外の何者でもなかったしぃ達の顔が、そのときは彼らに快
感をもたらした。

 凄まじい勢いで、しぃ達は車から振り落とされる。完全に埋め尽くさ
れていた車体が、あっという間にあらわになった。

 地面に落ちた者は、次々とその巨体に踏み潰されていく。

 「シィィィィィ!? ヤダヨー コンナノ マターリジャ ナイヨォォォォォ!!」
 「ヤメテェェェェ!! ダッコ スルカラ タスケテェェェェェ!!」

 「ハニャーン! チョット ソノ オテテ ドキナサイヨ! シィガ オチチャウデショ!」
 「ダメダヨゥ! ココカラ オテテ ハナシタラ シィガ オチチャウヨゥ!!」
 「ウルサイ!」
 「シィィィィ!(ぐちゃっ)」

 ハンドルを握る大モラの顔には、久しぶりの肉にかぶりつく肉食獣の
ような笑みが浮かんでいた。

494 名前: シィキャビク(hGnt/ICE) 投稿日: 2003/03/07(金) 02:42 [ M1XKYzRE ]
 「シィィィィィィ!!」

 やがて、運良くタイヤの餌食となることを免れたしぃ達が、仲間を
見捨てる醜態を晒して逃げ始めた。

 「ハニャーーーン!! コンナトコロニイタラシンジャウヨゥ!!」

 地面に這い蹲っていたものが、それに気付き、「マ、マッテェ!シィモイク!!」
と、起き上がりというより、ばたつきながら、後を追う。しかし、突然
装甲車が、土と血肉の混じりあったものを巻き上げてスピンターンを
決め、彼女の下半身をひき潰す。

バシャァァァッ グチャッ!!

 「シィィィィィィーーーーーーーーーーーーッ!!
  シィノアンヨオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!」

 足を失ったしぃは、もはや逃げることもかなわない。始末を後回しに
され、気が付くと全身をまったいらにされていた。

 モラ寺は、一部のしぃが仲間を見捨てたと見て取るや、血染めのス
ケートの最中であることもお構いなく、モラ岡ニ曹以下7名の陸士たち
に追撃を命じた。

 全隊員の心理状態は、まさに一心不乱の大虐殺。モラ岡たちは敬礼
もそこそこに、嬉々として軽機関銃を抱え上げる。そして、スライドドアを
払いのけ、血肉でびちゃびちゃになった地面に飛び降りる。

 「ハニャーン!? オッテクルヨゥ!!」
 「待てぇい!!」

 「ハニャーン!! マッテ!! コロサナイデ!! ダッコスルカラタスケテェ!!」

 モラ岡達は、軽機関銃の弾幕を、逃げ惑うしぃ達の背中に浴びせる。

 「ハニャーーーーン!! コンナノマターリウンレsjgrジウゲdsjgthルワ」

 弾幕はしぃの頭蓋骨を砕き、血を撒き散らし、四肢をもぎ取った。

495 名前: シィキャビク(hGnt/ICE) 投稿日: 2003/03/07(金) 02:42 [ M1XKYzRE ]




                    
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496 名前: シィキャビク(hGnt/ICE) 投稿日: 2003/03/07(金) 02:43 [ M1XKYzRE ]
 当初は10000をゆうに超えていたと思われたしぃ軍団は、既に
その数を100程度にまで減じていた。
 とどめを刺してやる。そう考えたモラ寺は、無邪気な少年のよう
に装甲車を暴走させる、隣の大モラを向いた。

 「おっ、隊長。いよいよやっちまいますか?」

 その言葉づかいは、陸士の陸曹に対するものではあるまい。だ
が、例にもれず昂揚感に浸っているモラ寺にそれを咎めることは
できなかった。

 助手席のシートを押し倒し、ルーフ・ウィンドウへ腕を突き上げた。
軽快な音を立てて、天井から空が覘く。
 そして、ヘッドレストの辺りに右手をついて身体を支え、後部座席
のシートの下に頭から突っ込み、左手でそこらをまさぐる。無機質な
重さと冷たさ。
 金属の質感を握りしめ、それを引きずり出した。

 それは、ロケット・ランチャーだった。

 悪魔のような笑みをかみ殺すと、モラ寺はルーフ・ウィンドウから顔
を出した。

 しぃ達が、地獄のような苦しみ、あるいは恐怖に泣き叫んでいる。
その様子に、折角押さえ込んだ笑みがぶり返す。

 「(゚∀゚)ハッシャ━━━━━━━ッ!!」

497 名前: シィキャビク(hGnt/ICE) 投稿日: 2003/03/07(金) 02:43 [ M1XKYzRE ]







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   と と ヽ ≡ ≡3 "~^ ''/)"~;^  ((;彡(⌒)`^~iヾ^ヾ⌒));・ミ;´⌒;、(⌒;;)⌒)`∴⌒)彡‘゙           ⊂  ⊂
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     @ @ ≡ ≡3 ∧ ∧´ /彡 @;;,、 λ_,,, 、,,.⊂,,と⌒@#。;;^゚) "'' ' ;゜’ |,、,;);;;;"'' ;;;;;∝ξ@;;;;;つ||TO)つ⊂∪,,
            と(゚0T;とノ  し'  (゙0;,`::)@;:┃  "''  ;~~゙ ‘∴{{λ_,,, }}         8         从
             " ww`        `゙゙;;"' ` ;;,[と@;;、 ;`∵@> {{ (#゜;0゙)ヾ;,}}.
                              lL (、p;,,メ)、;;`゙;' . {{ (/"Uy';∞。o∝、,,._
                               と;';メ;つ@;;っ

498 名前: シィキャビク(hGnt/ICE) 投稿日: 2003/03/07(金) 02:43 [ M1XKYzRE ]





 「こちら第一分隊。作戦成功せり」



       ,;,;;@つ
        .   λ∴
       ξ,;.;:0;;゙*);;,,
      ※ ,,;;

 モラ寺はその言葉を無線に吐き棄てると、
足元に転がる生首を踏み砕いた。




                       終