狂ったしぃとアヒャ

Last-modified: 2019-12-12 (木) 00:52:03
462 名前: ナヒャ(yWVxXezQ) 投稿日: 2003/03/01(土) 21:05 [ IKlKjK5I ]
虐殺というより、単なる狂気な話になってしまいました。
お食事中の方やアヒャが好きな方は、読まない方が宜しいかと。

「ミテ ミテ!! シィノ ウンチサン、オイシインダヨ!!
 スコシダケナラ タベテモイインダヨ!!」
頭の狂ってしまったしぃが、肛門からムリムリと茶色の糞を押し出している。
そのしぃに近づく者がいた。アヒャだった。
「ハニャーン。ネェ ウンチサン タベルノ?」
しぃは屈託のない笑顔で尋ねた。
「アヒャヒャッヒャー。食べてみたいアヒャ。ここじゃ何だからアヒャの家に来るアヒャ」

アヒャの家に招かれたしぃは、早速アヒャのために糞を出そうとした。
「アヒャッ! ちょっと待つアヒャ。アヒャは新鮮なのが好きアヒャ」
「ウン ワカッタ。シィ ガマン スルネ」
しぃは素直に頷いた。
アヒャは、柳刃包丁を取り出した。
「ハニャ? ナニスルノ?」
アヒャは、しぃの問いに答えずに包丁をしぃの腹に突き立てた。
血が、噴水のように勢い良く噴き出した。アヒャの顔に大量の血がかかる。
内臓を傷つけぬように、慎重かつ大胆に包丁を滑らす。
「シィノ ウンチサン タベナイノ?」
狂っているため、痛みに動じないしぃが首を傾げた。
「食べるアヒャ。新鮮なのを食べるアヒャ」
腹を裂くと、カラフルな臓器達が現れた。
丸い物、細長い物、小さな物、大きな物。様々な内臓が、所狭しと詰め込まれていた。
アヒャはたくさんの内臓を掻き分け、ある臓器を捜した。
腹の下の方にある、太くて目立つ内臓。大腸だった。
肛門とつながっている直腸の辺りを切り取る。
アヒャは大腸を両手で持った。子供がアイスキャンデーを食べるような格好だった。
「シンセンダカラ オイシサ バイゾウダネ!!」
今だ、しぶとく生きているしぃが明るく言い放った。口から血をゴボリと吹き出しながら。
「アヒャーッヒャヒャッヒャー!」
狂気の雄叫びをあげると、アヒャは猛獣のごとく大腸に貪りついた。
大腸の中には、糞が詰まっていた。
腸と糞を一緒に噛みちぎり、飲み込む。
アヒャの口から、赤茶色の唾液がほとばしった。
クチャクチャと、アヒャが肉と糞を咀嚼する音が響く。
やがて、腸の中身が糞ではなく、消化途中の食べ物になってきた。
アヒャは、腸を食べるのを止め、口を手の甲で拭った。
さすがに、しぃは息絶えていた。ただし、その顔は満足そうに笑っていたが。

狂っていたしぃと、狂っているアヒャ。
この病んでいる社会を象徴するかのように、彼らは存在する。

 完