この狩場で経験値を稼げ

Last-modified: 2012-10-16 (火) 10:28:19

狩場選びの基本は、先制SPDと敵のレベル、そして効率

狩場を選ぶ際の基準は、先制に必要なSPと、出現する敵のレベル、そして効率です。
では、それそれの要素について、もう少し詳しく紹介しましょう。

SPD装備で狩場の選択肢を増やそう

狩場選びで最初に重視するのは、先制SPDです。
先制ができれば、自軍がダメージを受けることなく敵を倒すこともできるため、たいへん効率よく経験値稼ぎができます。
効率のいい狩場を探すためにも、ある程度のSPDを確保したほうがいいでしょう。

とはいえ、AGIに数値を振るのは危険なので、SPDは装備で補ってください。
SPD装備といっても、それほど難しく考える必要はありません。
最高SPD19の羽翼服、最高SPD21の空色の藤靴。序盤から手に入りやすいこの2点だけで、SPD40が確保できたりします。そこにプラスして、ネコミミなどがあれば◎

  • 序盤の代表的なSPD装備
    羽翼服/空色の藤靴/藍月の苦内/鉄布手袋/天界の靴/ネコミミ/薄緑色の翼

時計や符紋もあれば、もっといいのですが……。

装備が削れないギリギリの上位狩場に行く

このゲームでは装備の耐久度が減ることを「削れる」といいます。
装備が削れない狩場とは「自軍の一番低いキャラクターのレベル+19以内」です。
常に自軍のレベル+19程度の狩場に行くことができれば、レベルアップも早いでしょう。

  • たとえば、PCがレベル30、NPCがレベル27だった場合、27+19でレベル46を基準にします。
    狩場一覧を見ると、砂漠遺跡祭壇がレベル45~48ですが、これだと装備が削れてしまうので、ひとつ下の砂漠遺跡内部1に行きましょう。ここならば敵のレベルが41~44なので、装備が削れる心配がありません。

徒党を組んで上位狩場を攻める!

チームを組んだ状態で狩りをすることを、パーティ狩りなどと称します。
このゲームでは最大4プレイヤーでチームを組めるので、うまく活用すれば、かなり上位の狩場でも戦えるでしょう。
攻撃力が頭数のぶんだけ増えるので、武器をはずして素手の状態で戦っても、敵を一確できます。

狩場の効率について考えてみた

ここでの考察は、1ターンで敵を全滅させる狩り方(いわゆる「一確」)が前提となっています。

  • 敵の出現数で考えてみた
    一般的に1回の戦闘で、敵を数多く倒したほうがたくさんの経験値が入ります。
    とくに全体攻撃スキルを使うPCやNPC(秋乃、マイハートなど)は、出現数の多い狩場が、すなわり効率のいい狩場ということになります。
    狩場の出現数は1~5、2~5、2~4、1~4、3固定、1~2の6パターン。
    出現パターンがランダムで、なおかつ各パターンの出現割合が等しいと過程すると、平均出現数は下のような数字になります。
    • 出現数1~5 平均3.0
    • 出現数2~5 平均3.5
    • 出現数1~4 平均2.5
    • 出現数2~4 平均3.0
    • 出現数3固定 平均3.0
    • 出現数1~2 平均1.5

効率がいいのは、出現数2~5の狩場。出現数1~5、2~4は、3固定と変わりません。
同じ出現数の狩場だったら、単純に上位のほうが経験値は多く稼げます。
しかし、出現数が異なる場合では、上位よりも下位の狩場のほうが経験値が多い……ってこともありえるわけです。
ざっくりした計算を書いてみます。

  • 2~5→1~5 約86%(3固定、2~4も同じ)
      敵1体あたりの入手経験値が1.15倍にならないと、同量の経験値は確保できません。
  • 2~5→1~4 約71%
      敵1体あたりの入手経験値が1.4倍にならないと、同量の経験値は確保できません。
  • 1~5(3固定、2~4)→1~4 約83%
      敵1体あたりの入手経験値が1.2倍にならないと、同量の経験値は確保できません。

あくまでも計算上の話ですので、実際に狩場を変えてみて、経験値の変化を確かめてください。

ただし、これは全体範囲攻撃が使えるPCやNPCの話です。

  • NPC育成の観点から考えた効率
    狩場の効率をNPC中心に考えてみましょう。
    全体範囲攻撃が使えるNPCは前述の通りですが、それ以外のNPCは次のようになると考えられます。
    • 横3マス範囲のNPCの場合~サマンサ、ルーシアなど~
      サマンサに代表される横3マス範囲攻撃のNPCの場合、3体以上の敵が出現しても「3体」と計算されます。
      その方式で計算し直しましょう。
      • 出現数1~5 平均2.4
      • 出現数2~5 平均2.75
      • 出現数1~4 平均2.25
      • 出現数2~4 平均2.67
      • 出現数3固定 平均3.0
      • 出現数1~2 平均1.5

効率がいいのは3固定。次いで2~5の狩場ですが、2~4との差は僅かです。
つまり、最低出現数が2以上の狩場なら、ほぼ「敵レベル=効率」ということになります。

  • 縦列範囲攻撃のNPCの場合~イナ、スフィア、電気槍使用~
    SPD297を超えると移動距離が1マス増えます。もっとSPDを増やせば移動距離が増えるのですが、通常プレイだとこのへんまででしょう……。ということで、このSPDを前提に話を進めます。
    イナやスフィア、そして電気槍を使う場合など、縦列範囲攻撃では敵との距離が重要です。
    敵との距離が7マスだと敵の脇に回り込めますが、8マスだと回り込めないため、極端に効率が悪くなります。
    敵との距離が8マスの場合、攻撃対象は常に1体。「敵レベル=経験値の量」です。
    では、敵との距離が7マスの狩場で考えてみましょう。
    ソロの場合、回り込んで攻撃できるのは、敵が1~2体出現のパターンに限られます。
    パーティを組んで2番目にスフィアのいるチームが入った場合、1~3体出現のパターンで回り込むことができます。
    これを一覧にしてみましょう。
    • 敵との距離が8マス 全出現数 平均1.00
    •  ソロ /出現数1~5 平均1.20
    •  ソロ /出現数2~5 平均1.25
    •  ソロ /出現数1~4 平均1.25
    •  ソロ /出現数2~4 平均1.33
    •  ソロ /出現数3固定 平均1.00
    • パーティ/出現数1~5 平均1.60
    • パーティ/出現数2~5 平均1.75
    • パーティ/出現数1~4 平均1.75
    • パーティ/出現数2~4 平均2.00
    • パーティ/出現数3固定 平均3.00

理論上パーティ時の3体固定出現狩場の効率がいいのですが、3体固定の「ビースト洞窟」が敵との距離が8マスなので、実際には使えません。

  • 縦横範囲攻撃のNPCの場合~アイヴィー、ハンマス、ちゃむ、アルファなど~
    アイヴィーやハンマスの範囲攻撃スキルは、通常横3マスなので、上記の横3マス範囲と基本的に同じです。
    しかし、移動力が高い場合、敵の脇に回り込むことで4~5体同時に攻撃することも、理論上は可能であります。とくにハンマスは移動距離がほかのNPCよりも1マス多いため、横に回り込めるチャンスがあるのです。
    つまり、横3マス範囲と縦列範囲で、状況に応じて効率いい狩場を使い分ければいいわけで、なんか、ずるいですよね(笑)。

オススメ狩場を紹介するよ

序盤はフクロウの森で効率よく稼げ!

フクロウの森は出現数が3固定。
サマンサやアイヴィーなど、横3マス範囲スキルを持つNPCだと、1回の攻撃で敵を殲滅(一確)できるので、時間効率がいい。さらに、HP回復アイテムが要らないので、コストパフォーマンスも◎
先制に必要なSPDが確保できれば、レベル10台でも突撃しよう。

  • フクロウの森データ
    敵レベル29~30/先制必要SPD80/敵最大HP397/出現数3/トリ肉

死者達の逝く森は、数日間放置でも安心!

死者達の逝く森は、ドロップが「うなぎの蒲焼丼」。回復量がSP120、HP80と優秀なので、放置していても回復薬が減りません。というか、気がつくと蒲焼で荷物が一杯になります。
2~3日放置するようなときは最適でしょう。
ただし、出現数が1~4なので、経験値の効率はいまひとつ。
パーティ狩りには向かないと思います。ソロ推奨。

  • 死者達の逝く森データ
    敵レベル116~119/先制必要SPD425/敵最大HP3430/出現数1~4/ドロップ うなぎの蒲焼丼、錬金百科Ⅳ

SPD366になったら、万里の長城内部に吶喊せよ!

敵の最大レベルは127だが、先制に必要なSPDが366と低い。
安全にいくなら、レベル108以上だが、それではおもしろくない。
もっと低いレベルのうちに吶喊するのが吉。
武器をはずした状態で、平均SPD366以上が確保できるならGo!

  • 万里の長城内部データ
    敵レベル124~127/先制必要SPD366/敵最大HP3401/出現数1~5/ドロップ チャーシューご飯、錬金百科Ⅳ

定番のビースト洞窟は、SPD430から攻める!

ビースト洞窟の特徴は、敵が3体固定なこと。
3体固定なので、アイヴィーやサマンサで、無駄なく敵を倒せます。
敵の最大レベルは135だけど、武器をはずした状態でSPD430を確保したら、攻めてみるのも吉。
前後の狩場よりも敵のHPが低いため、低いレベルでも意外となんとかなるぞ。
それでも、不安なときはチームを組んで数の暴力で攻めてみよう。

  • ビースト洞窟データ
    敵レベル132~135/先制必要SPD430/敵最大HP3190/出現数3/ドロップ 赤肉、石塊、錬金百科Ⅳ

広範囲攻撃キャラなら、ビースト洞窟よりも聖人の村密林

聖人の村密林は、敵の出現数2~5。平均出現数が3.5なので、全体攻撃スキルを使えるNPCの育成には効率がいい。
レベル100そこそこでも、アクセサリーなどでSPDを上げて行ってみよう。
敵のHPは4000以上あるが、チームを組んで数の暴力で臨めば、なんとかなるぞ。
ただし、敵の出現位置が左側に偏っているうえ、敵との距離も8マスあるので、直線範囲攻撃のキャラクターを育てるのにはあまり向いてないかも?  

  • 聖人の村密林データ
    敵レベル139~142/先制必要SPD452/敵最大HP4148/出現数2~5/ドロップ 赤肉、錬金百科Ⅳ

深海の秘密の道も放置向き

深海の秘密の道は、ドロップが「サメの肉」。回復量はHP40、SP90。うなぎの蒲焼丼ほどではないものの、なかなか優秀。回復薬の節約になるぞ。
しかも、出現数が2~5で、敵との距離も7なので、経験値の稼ぎにも最適。

  • 深海の秘密の道データ
    敵レベル148~151/先制必要SPD481/敵最大HP4865/出現数2~5/ドロップ サメの肉、錬金百科Ⅳ

セベルのオススメ狩場

セベルは攻撃範囲が特殊です。
周囲5方向に放射線状の直線範囲攻撃が可能なので、うまくやれば、かなり効率よく狩れます。
ただ、普通に狩場に突っ込むと毎ターン1体しか攻撃しないとか、メチャクチャ効率が悪いことになるのも事実。そこで、いろいろ考えた結果がこれです。

  • 敵との距離が7マスの狩場を選びます。
  • まずSPDを297以上にして、移動距離を+1しましょう。
    これは、敵の横に回り込むためです。
  • 次に、パーティを組んでください。
    このとき、セベルがいるプレイヤーは隊長ではなく2番目に入るのがポイント。
    この方法だと、セベルは敵1体時は1体、2体時は2体、3体出現時に3体、4体以上だと2体を撃破します。
    3体出現パターンが多い狩場を選ぶと、効率的ってことですね。
    • というわけで、またもや一覧にしてみました。
      3固定が効率的に見えますが、ビースト洞窟は敵との距離が8マスのため、実際に使えるのはフクロウの森だけです。
      • 出現数1~5 平均2.00
      • 出現数2~5 平均2.25
      • 出現数1~4 平均2.00
      • 出現数2~4 平均2.33
      • 出現数3固定 平均3.00
      • 出現数1~2 平均1.5
  • セベル育成の秘策!~催眠の鐘を使え!?~
    セベルの育成は、敵との距離が7マスの狩場で、3体出現が多いと効率的です。
    実際には、そんな狩場はありません。
    なければ作ればいい!
    というわけで、課金アイテムの「催眠の鐘」を使いましょう。
    この催眠の鐘を使うと、敵が最高で3体までしか出現しなくなります。
    敵との距離が7マスかつ、2~5体出現の狩場で「催眠の鐘」を使うと平均出現数が2.75
    これならば、セベルのレベルアップが効率的にできます。
    催眠の鐘って、セベルのためにあったんですね……。

【番外編】オススメできない狩場

オススメとは逆に、あまり行く必要のない狩場を紹介しておきます。
レベル上げの際は、避けていくのが吉。

  • 広い草原
    遠い。出現数が1~4と効率も悪いうえ、前後の狩場より敵HPが高めなので、わざわざ行く必要はない。
  • ムカデの密林
    前後のレベルの狩場と較べて、あきらかに敵が強い。最大HPが3993もあるので、狩り残しが発生しやすく、効率が悪い。
  • 魍魎洞窟
    先制に必要なSPDが528と高い。行く必要なし。