Nashmau<ナシュモ>
皇都を出港し、荒波の暗碧海を島伝いに北上すると、たどり着くアズーフ島。その濃霧に覆われた島にある唯一の町がナシュモである。かつては皇国海軍の補給基地として利用されていたが、疫病が流行した際に町ごと放棄されてしまい、今では人間に代わって住み着いた獣人キキルンが、港の一部を運営。アラパゴ諸島を訪れる漁師や流れ者相手に、細々と商いを営んでいる。町の東には「瘴霧の沼」と呼ばれる、底なしの泥濘地帯が広がる。
Caedarva Mire<カダーバの浮沼>
アズーフ島に広がる大沼沢地帯。「カダーバ」とはイフラマド語で「迷夢」の意。ほぼ一年を通して濃霧に覆われている陰鬱たる地だが、密生した灌木とマコモやハス等の挺水植物からなる植生は豊かで、両棲の動物が数多く棲息している。この一帯は、かつてアトルガン皇国とイフラマド王国の激戦が繰り広げられた古戦場としても知られるが、今ではそれらの国々に代わり、ラミア擁する死者の軍団とナシュモのキキルン、そして近東を拠点とするフォモルの一党が、隠然と勢力争いを繰り広げている。
Arrapago Reef<アラパゴ暗礁域>
昔から海の難所として知られ、多くの船が座礁してきた魔の海域。
そのため、かつてアトルガンに攻め滅ぼされた王国の最後の拠点となっていた。
海辺の海食洞には王国の莫大な財宝がいまだ手つかずで眠っていると云われているが、現在はラミアの根城と化し、不眠不休のアンデッド兵が放たれているため、侵入することすら容易ではないだろう。