ジョセフ・ジョースター

Last-modified: 2016-09-07 (水) 23:16:58

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ジョナサン・ジョースターの孫。
波紋使い。後に、念写能力を持つ茨状のスタンド「ハーミット・パープル」を発現させスタンド使いになる。
 
相手の裏をかくことが得意で、戦闘においてはマジックやイカサマを応用し、自分に不利な状況からも周到な罠を張り巡らせ逆転してみせる。
先読みの才能もあり、相手が次に口に出そうとする言葉を予測して先に言ってみせるという、心理トリックじみた台詞回しをよく行う(ジョセフ「次におまえは○○と言う」「次のてめーの台詞は○○だ」→相手「○○…ハッ!」)。
その一方、劣勢に陥った場合は正面からのぶつかり合いをあきらめ、一旦戦闘から逃走することで状況の打開を図ろうとする一面もある。
 
 
暴力的で気性が激しいが、仲間を守るためには自らを犠牲にすることも厭わない「正義の心」も持っている。
 
「乗り込んだ飛行機がしばしば墜落する」というジンクスを持っている。
 

来歴

ジョナサン・ジョースターエリナ・ペンドルトン夫妻の息子であるジョージ・ジョースターII世と、母エリザベス(リサリサ)?の間に生を受ける。
 
イギリス空軍のパイロットだった父は、ジョセフが生まれて間もない頃に軍に潜んでいた屍生人(ディオ・ブランドーの配下だったゾンビ)に殺害され、母もある事情から死んだことにされていたため、幼少期・少年時代は祖母エリナの手で育てられた。
 
 
18歳の時にリサリサの召使だったスージーQと結婚し、一人娘・ホリィ?をもうけた。
空条承太郎は、ホリィと日本人ミュージシャン・空条貞夫の間に生まれた孫である。
また、1980年代に日本で不倫関係にあった女子大学生・東方朋子との間に、隠し子・東方仗助がいる。

 

 

漫画・テレビアニメ「ジョジョの奇妙な冒険 Part2『戦闘潮流』」?

声優 杉田智和?
 
18歳(1938年)。
エリナと旧知の仲であるロバート・E・O・スピードワゴンを頼り、エリナと共にイギリスからアメリカ合衆国へ渡ってきた。
石仮面で吸血鬼と化したストレイツォとの戦いを機に、ナチスも絡んだ柱の男たちとの戦いへ巻き込まれる。
 
祖父ジョナサンとは違い先天的に波紋の能力に目覚めていたが、訓練を行っていなかったために技術的には未熟で、柱の男たちとの戦いでは苦戦を強いられた。
 
 
最初に戦ったサンタナについては辛くも倒せたものの、彼の上位種であるエシディシワムウについてはほぼ1か月後に毒が流出するリングを喉と心臓へ仕込まれ、彼らを倒してその身に着けている解毒剤を入手するしか生き延びる方法がないという羽目に陥る。
しかし、ヴェネツィアでシーザー・アントニオ・ツェペリと共にリサリサに弟子入りして修業に励んだ結果、波紋の能力を完全に操れるようになった。
 
その後、エシディシやワムウとの戦い、親友シーザーの死を経て、波紋の戦士として大きく成長する。
究極生命体となったカーズ?との戦いでは、シュトロハイムの捨て身のサポートを受ける一方で左腕をカーズに切断されて失うが、エイジャの赤石によって引き起こされたヴォルガノ島の火山の噴火(とそれによって偶然カーズへ突き刺さった左腕)で、彼を宇宙空間へ放逐した。
 
 
その後、噴火に巻き込まれて死亡したと思われていたが、噴火の際に自分ごと打ち上げられていた岩盤が盾になって運良く海へ落下したところをヴェネツィアの漁船に救助され、スージーQに看病されていた。
しかし、スージーQがジョセフの生存を連絡することを忘れていたため、ニューヨークへ帰ってきた時には執り行われていた自分の葬儀にて、自らの帰還やスージーQとの結婚を報告する結果となった。
 

漫画・OVA・テレビアニメ「ジョジョの奇妙な冒険 Part3『スターダストクルセイダース』」?

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声優 大塚周夫?(OVA)・石塚運昇?(テレビアニメ)
 
69歳(1989年)。
ニューヨークにて「ジョースター不動産」を経営する不動産王となった。
その財力は、潜水艦を個人的な目的(エジプトへの旅)のために購入できるほどである。

カーズとの戦いで失った左腕には金属製の義手を装着し、その上に手袋を着けて隠している。
溺愛する愛娘ホリィに要請され、孫の承太郎の異変に対応すべく日本へ向かう。
当初はホリィが嫁いだ影響から、日本を毛嫌いしていた。
 
スタンド能力が心身に悪影響となり危篤状態へ陥ってしまったホリィを救い、祖父の代から続く因縁に決着をつけるため、仲間たちと共にDIOを倒すべくエジプトを目指す。
 
 
飄然とした言動で一行のムードメーカーを担い、世界を旅した経験を披露したりするが、しばしば調子に乗って失敗することもある。
 
スタンドはあまり戦闘向きではないものの、青年時代と同じく頭脳戦や駆け引きを得意とし、年月を経て得た様々な経験を用いて戦う。
運動能力も年齢と比較して非常に高く、街中を全力疾走してもそれほど息切れした様子も見られなかった。
波紋能力も失ったわけではなく、必要に応じて波紋の技を使用している。
 
 
DIOとの決戦においては、波紋を用いた策略によって正面から渡り合い、花京院の命がけの助言によりDIOのスタンド「ザ・ワールド」の謎を解くことに成功するも、喉元へナイフを突き立てられて敗北する。
その後、DIOに血を吸われた際には魂が天へ昇っていったような描写がなされていた。
しかし、承太郎がDIOを倒した後にはDIOの死体からの輸血とスタープラチナによる心臓マッサージを受けて蘇生し、承太郎と共にエジプトから日本への帰路に就いた。
 

漫画・テレビアニメ「ジョジョの奇妙な冒険 Part4『ダイヤモンドは砕けない』」?

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声優 石塚運昇
 
79歳(1999年)。
もしもの時のために自らの遺産を整理していたところ、かつて不倫関係にあった東方朋子との間に隠し子・東方仗助がいることが発覚。
仗助と対面するため、また音石明?をそのスタンド能力で追跡するため、M県S市杜王町を訪れる。
 
Part3終了からPart4までの10年の間に、様々な病気を患いめっきり年老いてしまった。
足腰も弱って杖をつかなければ歩行もままならず、認知症にかかっている様子すら窺わせたが、アクトン・ベイビーの事件をきっかけに認知症は改善し、少しずつではあるが往年の精気を取り戻していった。
 
 
周囲には「妻以外愛さない」と公言していたため、仗助と朋子の存在が発覚した時はスージーQに激怒されたという。
仗助と対面した当初は気まずい関係で、仗助から他人行儀に「ジョースターさん」と呼ばれていたが、様々な事件を経て打ち解けた後は「じじい」と親しく呼ばれるようになっていた。
アメリカに帰国した後はアクトン・ベイビーの赤ん坊を養子として迎え、静・ジョースター?と命名している。
 
なお、対面して余計な状況になるのが嫌だと考えた、ジョセフと仗助の都合により、劇中では朋子と再会することはなかった。
 

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