砲弾の種類

Last-modified: 2025-10-16 (木) 11:12:05

AoTで扱える各種砲弾の特性について解説する。


徹甲弾(AP)

Armour-Piercing

装甲貫通力のある、対戦車戦闘向きの弾。
貫通力に対して装甲が厚すぎたり、浅い角度で着弾して弾かれたりすると、ダメージが全く入らない事がある。
購入しなくてもミッション開始時に無料で補充され、他の砲弾より搭載数も多い。
大口径・高弾速なほど貫通力が高い。

硬芯徹甲弾(APCR)

Armour-Piercing Composite Rigid

装甲貫通力のある、対戦車戦闘向きの弾。徹甲弾より高い貫通力がある。
ゲーム開始時点で既に100発保有しているが、シルバーで購入しないと補充できない。保有している砲弾は全車両共通で使えるので、車両ごとに購入する必要はない。
単純に徹甲弾の上位互換となるが、搭載量は徹甲弾より少ない。主に厚い装甲を持つ敵や、徹甲弾の数が足りない時に使う。
この砲弾も貫通力に対して装甲が厚すぎたり、浅い角度で着弾して弾かれたりすると、ダメージが全く入らない事がある。
AP弾と同じく、大口径・高弾速なほど貫通力が高い。
現実では装甲の傾斜によって弾かれやすく、弾頭重量が軽い為に空気抵抗の影響を受けやすい欠点があった。

発煙弾(WP)

White Phosphorus*1

視界の妨害となる煙幕を発生させる弾。
ゲーム開始時点では20発保有している。シルバーで購入する事で補充可能。
APCR同様に所有している砲弾は全車両で共通して使用可能。搭載量は少ない。
発射すると、着弾地点を中心に煙幕が発生する。CPUは煙越しに敵を認識する事ができないので、目くらましとして利用できる。
敵に命中させてもダメージは与えられない。

榴弾(HE)

High-Explosive

着弾すると爆発する弾。
大口径の榴弾砲を主砲とする車両のみ搭載可能。
榴弾砲が使用できる砲弾で、戦闘ごとに自動で補充される。
着弾地点を中心として爆風が発生し、直撃させなくても爆風によるダメージを敵に与えられるが、着弾地点から遠くなるほどダメージは減衰する。
着弾時に爆発するという特性上、装甲に弾かれることはほぼ無いが、着弾時の角度によっては信管が作動せず不発になる事がある。
威力に弾速は関係なく、大口径なほど大ダメージを与えられる。
徹甲弾と違い距離による貫通力減衰がないが、弾速が低く弾道も山なりであるので遠距離で当てるには練習が必要。

対戦車榴弾(HEAT)

High-Explosive Anti-Tank

v4.0.2で実装された。
モンロー/ノイマン効果を利用した砲弾。徹甲弾より初速が低い。
大口径で弾速が遅いほど貫通力が高い。
ゲーム開始時点、もしくはアップデート時点で20発保有する。シルバーで購入する事で補充可能。



*1 直訳すると「白リン弾」。史実における白リン弾には発煙の他、焼夷弾の効果もあった。