ARK2とは

Last-modified: 2024-02-15 (木) 15:19:40

ゲームの内容

超現実的な知能を持つ恐竜、攻撃的で異質な動物相、未知の惑星のエキゾチックな環境。
『ARK2』は、常に脅威に立ち向かい、獣と人間の両方からの原始的な生き残りを賭けた、残酷な新しい世界へとプレイヤーを誘う。サバイバーは、この次世代のサンドボックス サバイバル体験を通じて、人類の進化を描いたドラマチックな『ARK』の物語を紡いでいく。

ストア

SteamのARK 2ストアページ

共同開発元

Studio Wildcard
Grove Street Games

ゲーム情報

注意現時点(2023年4月1日時点)の情報である。

発売日

2024年末予定(2022年からの二回目の延期)

ゲームエンジン

Unreal Engine 5以降と発表された。

UE4.5.1からUE5への進化

野生動物の通過に反応する葉、障害物の周囲を流れる水、ボリューム感のある嵐雲、局所的な気象システム、物理的な力の影響を受ける煙や粒子など、さまざまなものを見ることができます。照明システムの基本的な進歩により、よりフォトリアルな昼と夜のサイクルが実現し、自然環境とプレイヤーが構築した環境の両方でリアルタイムの環境照明と影が生成されます!

ジャンル

オープンワールド型SF系古生物サバイバルアクションゲーム

対応機種

対応機種は、まだXbox Series X|S、Windows 10/11(Steam)であるが、ARKのように幅広いハードに対応するだろう。
ちなみにUE5の対応プラットフォームは下の通り。
Windows PC、PlayStation 5、PlayStation 4、Xbox Series X、Xbox Series S、Xbox One、Nintendo Switch、Google Stadia、macOS, iOS、Android、ARKit、ARCore、OpenXR、SteamVR、Oculus、Linux、SteamDeck

メインストーリー

ARK 2の主な物語は、父サンティアゴとしてヴィン・ディーゼル(「ワイルド・スピード」)を主演し、古代の過去の幽霊と新たな未来の幻影から、Auli'i Cravalho(「モアナ」)が声を担当した娘のミーカを守ろうとしながら、時代を及ぶ冒険を体験します。
裏切りと守られなかった約束、家族の絆の強さ、そしてもちろん、最高にかっこいい巨大な恐竜の物語。
しかしさらに重要なことに、これはプレイヤー自身の物語についてです。良き永続的オープンワールド型オンラインサバイバルゲームのように、ARK 2の「サバイバー」は、それぞれ独自のトライブを形成し、自分のフレンドを作り、生物を用いた独自の文明を構築するといった自分なりの道を歩むこともできます。

戦闘システム

サバイバーはソウルライクなアクションが多く採用されており、PvPサバイバルというジャンルの中では珍しく回避やブロック、弱攻撃と強攻撃、コンボなど、プレイヤースキルを重視した内容になる。
また、恐竜に関しては第一作目のように攻撃したら、ノックバックとダメージを与えるのではなく、しっかりとした物理エンジンやモーションの組み合わせによって、より直感的な表現になった。

移動性の向上

『アサシン クリード』シリーズの自動的に発動するパルクールや『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』のクライミング アクションなどのゲーム システムから着想を得て、移動性に大幅な向上となっている。
特定の条件下及び制限の中で、『ARK』に登場したクライムピッケルや壁に捕まる生物などがなしでも登ることができるようになるだろう。

ワールドイベントシステム

水場の集まり、傷ついた生物、進化した獲物の痕跡の追跡、スタンピード、群れ、絶滅危惧種を保護して信頼を得る、親生物の巣とその子供の発見などの前作のような予想しやすい繰り返し起きるものではなく、多種多様なイベントがこの世界では常に発生し続ける。

スキルツリーシステム

ゲームプレイで得られる経験値と、実績を達成したりミッションを克服することで得られる知識ポイントの両方を獲得し、『ATLAS』のように新しい活動的な能力、特典などの利点に満ちた巨大なスキルツリーを進めていくことができます。

アイテムクラフトシステム

何百万通りもの武器や道具の外観や機能をカスタマイズするために、様々なモジュールを作成することができます。また、世界各地に点在する資源を利用することで、アイテムの外観を変化させることができます。

建築システム

土台判定等、スナップのシステムが一新。
また即席化されたレンダリングと最適化されたネットワークにより、クライアントとサーバーのパフォーマンスが向上し、プレイヤーが建設した大規模な建造物の描画距離が延長されました。
それによりサバイバーは、『PixARK』のように自分の好みの建築テンプレートを設定・コピーし、それを共有し、見込みのあるテンプレートのレイアウトを自分の世界にペーストし、連帯して建築を行うことができます。

索敵システム

従来のように距離や触覚での察知ではなく、生物のAIは視覚、聴覚、嗅覚で追跡し、狩りをするようになりました。視覚的なカモフラージュや環境上の障害物で捕食者から身を隠し、匂いを隠す方法を学ぼう! 効率化された経路探索により、生物は障害物やサバイバーが作った建造物の周りを華麗に避けて追跡することができます。

Players vs Enemies

初めて通常湧きの人型AIの「アラタイ」と呼ばれる敵対勢力は、人間を世界から追い出そうと、自分たちで飼いならした生き物に乗って、あなたを狩ったり、襲ったりします。

家庭用ゲーム機のMOD対応

『ARK 2』では家庭用ゲーム機プレイヤーにとって、とても画期的な新機能を追加します。mod.io の公式 MOD サポートが行われることにより、非公式なサーバーを含めてユーザーが作成した MOD を使ってプレイすることができるようになりました。つまり、PC 版『ARK 2』で作成した MOD をクラウドにアップロードして、すべてのプレイヤーに楽しんでもらうことができるのです。これにより、PC 版の第一作目である『ARK』で見られたような新しいクリーチャー、新しいゲーム タイプ、新しいマップ、新しい武器とアイテム、メカニックなど、ゲーム内のすべてを効果的に変更、改善、再設計することができます (MOD の作成を行うプレイヤーは設定から一人称視点のモードを復活させることも可能です)。Unreal Engine 5 のパワーをもってすれば、コンテンツ制作者のイマジネーションが唯一の制限となるでしょう。そうしたユーザー コンテンツのすべてが『ARK 2』ユーザーでプレイ可能になり、クロス プラットフォームのサーバー統合が実現すれば、このジャンルに大きな革命を起こすことになることを確信しています。

目標

簡単に言ってしまえば『ARK2』では、時間やリソース、そして知識を得た今、Studio Wildcardやユーザーの全員が望んでいる「ARK」を作ることだ。

これまでのARKストーリー

※注意 これはかなり省いて書かれています。詳しくはご自身でこの世界の物語を御確認してください。
 我々の時代からそう遠くない未来*1に流星群が地球に衝突した。その隕石にはエネルギーに満ちた高度な物質が多く含まれており、クレーター内にもその物質が溢れかえっていた。こうして人類はエレメントを発見した。*2*3
その後、地球連合共和国(URE)と地球連邦(FRB)という勢力がTEK技術*4を研究し、社会の発展と技術の進化に貢献した。
 理由は定かではないが、この2つの勢力は必然的に戦争に巻き込まれ、最終的に両者を滅ぼした。
サンティアゴは戦争を起こす常習犯である政治家だと指摘し、HLN-Aは両者とも、思想や目指すものに違いはなかったが、その対立は2匹の犬が死骸の1つの肉を奪い合うように限られたエレメントをいかに入手するかの競争が起こったとされると述べている*5
 後にサンティアゴ2.0によると、エレメント戦争の主因ではないにしても、その原因のひとつは、地球連邦が国民に神経学的な改造を施し、未知のものと交信すること*6を阻止するために重い制限を加えているといっていたり、コロニーシップの土の科学者であるニダが読んだ報告書によると、当時の地球は汚染が進み、資源が枯渇している。同レポートによると、そのため地球連邦は新しいエネルギー源(エレメント)を使って地球のグランドエンジニアリングを行い、修復やハッキングを行使しようとしたことも示唆されている。

地球連合共和国はライバルとして同じエネルギー源を使って人体を操作し、
人間以上*7の存在になって生き残ろうと考えて、紆余曲折*8ありつつも成功されたりなどの両者の切磋琢磨が垣間見える。

 資源が目的で始まってしまったこの戦争では、地球連邦は「ヒドラ計画*9」、「メタルレイン作戦*10」などを行なっていたが、サンティアゴの死によってエレメント戦争は終結し、地球連合共和国が勝利したが、大きな犠牲を払ったことを暗示している。サンティアゴのメモによると、エレメント戦争は116年から17年続き、開戦の2年前に緊張が高まったという。
 2347年に、エレメント戦争終結。
西ユーラシア州スイスにてNeoUN結成された。これで世界が平和になると思われたが、先の戦争によりエレメントの特性*11が悪い方向へと事態が動いてしまい、超巨大怪獣が生まれたり、汚染された生物などが跋扈する世界となり、世界はまた、混乱に陥った。そう、エレメントは意志を持っていた。
翌年、東ユーラシア、ニジニにてエレメント危機管理会議開催され、「Genesisプロジェクト」「ARKsプロジェクト」の計画が始動した。
TEK技術による遺伝子操作、蘇生技術、生死を問わず全ての人類の記憶を保存化、現実とほぼ同じシミュレーション技術、ホモ・デウス化などの人類の叡智を集め、秘密裏に計画は進んでいった。

そんな努力虚しくエレメントは地球のコアに侵入し地中深くの大量の熱エネルギーで増殖し、遂には地球の自転が止まってしまった。エレメントは太陽からのエネルギー安定確保のために止めたのだ。
人類は極寒の日陰に建てたアラット・プライムという施設を用いて、ARKsを地球の周りへ、ジェネシスシップを別の宇宙へ送ったのであった。生き残った数少ない人類は、自らをホモ・デウスに進化させて、精神生命体となった。

 そして時は過ぎて、人類は死滅した。本来のARKsは動植物の遺伝子配列を計算し、エレメントのTEK技術を利用して人間や太古の生命体を復元する観察施設として計画されていた。宇宙に飛ばすようになんて設計されてないし、そんな予定もなかった。しかし、人類の終焉が間近に迫った時、最後の希望を託して、ARKsを打ち上げる計画を実行した。ARKsの計算システムが誤作動を起こす可能性は天文学的に低かった。
が、急遽衛星軌道上に打ち上げられ、人間の手を離れ何十億回、何兆回とシステムを稼働させた結果バグが積みあがっていき、歪な生態系が構築され過酷な弱肉強食の世界となっていった。現実に存在した恐竜と少し性質が違ったり、ファンタジーな生き物が存在するのはこのためである。
しかしそれでも、本来の目的に沿って、クローン人類が地球を救うべくシステムが動いている。
この過程で生まれたのが、ヘレナやロックウェルそれにサンティアゴ、最後に我々サバイバーもだ。
そしてヘレナの助力などによって我々サバイバーはエレメントの中心核とされるKing Kaiju、正式名称メカ・コロッサル・タイタンをメガMEKで倒し、ARKsプロジェクトの最後のキーが解除され、エレメントを一定数まで浄化させるシステムが起動し、自転が回復し、地球を救った。

 しかし、ここで一つのミスをしてしまう。エレメントの魅力に取り憑かれ、自身にエレメントを注入し変異したロックウェルも地球に降り立ってしまったのだ。それにより、アラットプライム経由でジェネシスシップに侵略を仕掛け、サバイバーもそれを追うように乗り込んだ。
サバイバーは、四苦八苦*12しながら、ロックウェルを完全に排除したが、船は彼の死が原因で崩壊を始めるほど脆くなっていた。
HLN-Aは、エクソMEKに乗ったサバイバーを逃し、ロックウェルに侵略されていないリングを切り離すハッキングでバックアップを取れるような時間もなくロックウェル共々爆発していった。侵略されていないリングにあった蘇生装置からサンティアゴ4代目が登場し、サバイバーとサンティアゴは地球ではないARATという居住可能な星に落ちてゆくのであった。

君は聞く。
君は何者だ?
君は君だ。
それも一度きりではない。
君は何度も何度も君を繰り返す。
言い換えよう。
我々のアイデンティティが我々の行動によって定義されるなら、
君はなんだ?
君は「無力な木々を拳で殴る者」か?
違う。
君の定義は挑戦し続けることだ。
飢えたらもう一度挑戦する。
崖から落ちたらもう一度挑戦する。
捕食者に消化されてしまっても、
もう一度挑戦する。
そして君は、地球、人類、生命…
全てのものにもう一度挑戦するチャンスを与えられる。
なぜなら空から落ちてきた君と君の兄弟たちは全員、
「挑戦し続ける者」だからだ。


*1 22世紀あたり
*2 Extinctionにある荒廃した都市【サンクチュアリ】は、かつて飛来したエレメントを大量に含む流星群の落下地点の上に建造された
*3 一応ローマ帝国時代あたりにエレメントを用いた宗教が存在することから、微量ながらエレメントがあったことが確認される。
*4 エレメントを用いた技術のことを指す
*5 エレメント戦争
*6 つまり反乱や革命など
*7 正式名称:ホモ・デウス 別名:トランスヒューマン
*8 2329年のヌーベルギウムで起こったトランスヒューマン純血主義支持者紛争や2331年のトランスヒューマンの権利に関する暴動
*9 大規模なエレメント弾の製造を自動化
*10 地球連邦が低軌道爆撃を行い、ニュージーランドの全都市とUREの基地を破壊した。追記によると、UREは地球連邦に報復したが、そのためにある国の西海岸全体が失われたらしい
*11 変異、集合精神、エネルギー変換、増殖、放射性物質など
*12 ミッションや最後の試練など