propertiesファイルとは
おおざっぱに言うとJavaで扱うことのできる設定ファイルです。
キー=値の形式で、ファイルに記述することで
Javaから、キーを指定することで、対応する値を取得することができます。
下記のようなプロパティファイルがあった場合
hoge.code = 10 hoge.value = ほげ
Javaから
Properties p = new Properties();
p.load(new FileInputStream("hoge.properties"));
System.out.println(p.getProperty("hoge.code"));
System.out.println(p.getProperty("hoge.value"));とすると
出力結果は
10 ほげ
となります。
propertiesファイルを扱うクラス
propertiesファイルを扱うには、javaの標準ライブラリの
java.util.Propertiesクラスを使用します。
このクラスを使って、propertiesファイルの読み込みや
書き込みを行います。
2種類の読み込み方法
propertiesファイルの読込方法は、２つあります。
１つは、上記の例のファイルシステムパスからの読み込み。
もうひとつは、クラスパスからの読み込み。
ファイルシステムパスからの読み込み方法は
要するにC:\java\properties\hoge.propertiesのような
OSのパスでの指定方法です。
クラスパスからの読み込み方法は、クラスパス上にある
propertiesファイルを読み込む方法です。
どちらの場合も、Properties.load()メソッドを使用します。