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XXXⅧスレ268 氏_Drifters Select

Last-modified: 2011-02-25 (金) 03:08:09
 

C.E.77
ラクス・クライン、カガリ・ユラ・アスハという2人の女神を受け入れた人類が
ようやく平和への道へと歩み始めた頃、世界である噂が流れ始める。

 

「お化けMS?」
「ああ、ホントに出るらしいぜ」

それはネットワーク(仮想世界)で

 

「何でもラクス様の親衛隊の1つがたった1機に丸々潰されたとか」
「正体不明なんだろ?おっかねー」

それは街角で

 

「撃墜された親衛団員のMSは、すべて頭部を切断されていたそうです」
「これは、ラクス様に対する冒とく行為ですぞ!」

それは政庁で

 

「それで、付いたあだ名でそれッスか?笑えない冗談ッスね」
「冗談で済めばいいが…とにかく、出会わないように祈るだけだな」

それは戦場で

 

世界のありとあらゆる場所で、その噂は広まっていく

 
 
 

『おい、応答しろ……駄目か!!』
『くそっ、なんで当たらない!?』
響き渡る怒号と悲鳴。それと共にばら撒かれる銃弾。
しかし、『ソレ』はまるで弾幕をすり抜けたかの様に真っ直ぐ前進してくる。
『ちくしょう、化け物め!!』
錯乱したのか、部隊の一番先頭に居たザクがトマーホークを引き抜き『ソレ』に向かって突撃する。
「馬鹿、不用意に前に出るな!」
『うぁああああああ!?』
グフを駆る部隊長が叫んだがすで遅く、『ソレ』はトマーホークによる攻撃を避けると同時に
ザクの背後を取り、右手に持った『刀』を一線。ザクのコックピットが破壊される。
『レイリー!!』
『おまえ、よくも!』
戦友の断末魔を聞き、激情した残りのザクが猛然と切り掛かるが、『ソレ』を捕らえることは出来ない。
逆に、『ソレ』は一機、また一機と確実にコックピットだけを潰していく。
戦場には瞬く間にスクラップとなったザクの山が広がり、
動くものは『ソレ』と、後で指示を出していた隊長機のみとなった。
「そ、そんな……たった1機に……」
恐怖で動けずにいる隊長機を他所に、『ソレ』は奇妙な行動に出る。
スクラップと化したザクの頭部を、先程の『刀』で切断し始めたのだ。
「まさか……本当に……」
異様な光景を眼にした隊長は、世界中に広まる噂を思い出す。

 

たった1機で戦場を駆け巡り、倒したMSの『頭部』を持ち去る異形のMS。

 

『くっ、くくくく…』

 

相対した部隊は当てる事も触れる事もできずに蹂躙され、
何処から来るかも分からず、何処へ行くかも分からない。
目的・正体共に一切不明。

 

『くくく……ははははははは!!』

 

それらの事から付いたあだ名……
「Guillotines Ghost…!」

 

『首置いて!なぁ大将首だ 大将首だろう!なぁ大将首だろおまえ!なぁ首置いてけ!!』

 
 
 

……続くか!!