メイジ
メイジとは、魔法のエネルギーの使い手であり、それを具現化して呪文として投射するのである。そのために不思議な言語、よくわからない事象について勉強し、人生のほとんどを魔法の研究に捧げなければならない。生き残るためには、その知識と機転を武器にしなければならなく、ファイターや傭兵の従者抜きに冒険に出ることは滅多にない。魔法にはいくつもの種類(あるいはスクールという)があるため、メイジの種類も多様である。一般的なメイジはあらゆる種類の魔法について勉強していて、幅広く呪文を学ぶ。幅広く呪文を覚えているため、冒険中のあらゆる要求に対処できるであろう。
- 特殊能力:メイジ呪文詠唱
- 制限:鎧を着てはならない、ダガー、スタッフ、ダート、スリングしか使えない
スペシャリストメイジ
あるスクールに特化したメイジは、それぞれの使うことのできる呪文レベルにつき、1つずつ追加で呪文を記憶することができる。しかし、自分の特化したスクールとは逆のスクールの呪文を覚えることができなくなる。また、このクラスは、マルチクラスとして使うことはできない。(例外として、ノームのファイター/イリュージョニストのマルチクラスは認められている。)
- アブジュラー
防御の魔法に特化したメイジである。
逆のスクール:オルタレーション - コンジュラー
補助のためにものを作ったり生き物を召還したりする魔法に特化したメイジである。
逆のスクール:ディヴィネーション - ディヴィナー
探知と神に関わる魔法に特化したメイジである。
逆のスクール:コンジュレーション/サモニング - エンチャンター
知覚のある生き物の精神を操る魔法に特化したメイジである。
逆のスクール:インヴォケーション/エヴォケーション - イリュージョニスト
混乱や勘違いを引き起こす幻影を作る魔法の特化したメイジである。
逆のスクール:ネクロマンシー - インヴォーカー
インヴォケーション/エヴォケーションのスクールの魔法に特化したメイジである。エネルギー操作に長ける。
逆のスクール:エンチャントメント/チャーム、コンジュレーション/サモニング - ネクロマンサー
死を扱った魔法に特化したメイジである。
逆のスクール:イリュージョン - トランスミューター
物理的なものを変化させる魔法に特化したメイジである。
逆のスクール:アブジュレーション、ネクロマンシー
用途・解説
メイジ、いわゆる魔法使い。
INTを必要能力とし、魔法の威力もまたINTに依存する。
攻撃力・防御力ともに無いに等しいので武器を持たせるのならダーツかスリングが好ましい。
重要な能力値はINT>CON=DEX>WIS=STR>CHA。リーダーをやらせるのなら多少CHAに振ってもいい。
魔法の使い方(初心者講座)
・魔法の巻物(スクロール)を右クリックしスペルブックに書き写すを選択。(成功判定があるので事前にセーブ)
・書き写しに成功したらメイジスペルブックの空いているスロットに書き写した魔法を入れる。
・8時間寝る。
・下段のアクション欄から魔法を選んで使う。狂ったように笑いながら使うかどうかはお好みで。
一般評価?
完全な晩成型。序盤はとにかく逃げ回り立ち回ることが重要。
レベル上限の低いBG1ではなかなかいいところを見せられないが、マジックミサイルとファイアボールを覚えたメイジが二人いるといままでの苦労はなんだったのかと逆に悩むことに。