■GM名
マイキー
■シナリオトレーラー
片手を繋いだのは、思えば何故だっただろう
両手が塞がったのは、気付けば何時だっただろう
三つに結んだこの縁を 輪となり誓った魂を
分断つのは死よりも哀しき業の刃
故に、約束が果たされることはなく
既に、協定はその意味を失った
地に伏して未だ、繋いだその手で立上がるのなら
空を切って尚、解けたその手を伸ばせるのなら
せめてこの手で―――
人鬼血盟RPG ブラッドパス
「その誓いに血末を」
―――血の軛こそ、汝らの運命。
■ハンドアウト
ハンドアウトは[人間PC]と[吸血鬼PC]に分かれています。
・ハンドアウト:人間PC
推奨組織:なし
キミは病室で目を覚ました。
多少の傷はあるものの、手も足も繋がっている。どうやらまだ死んではいないらしい。
傍らには、相棒である[吸血鬼PC]の姿。覚醒する意識と共に、思い出すのは昨日の記憶。
見渡した病室には一人の姿が足りていない。
全ての覚悟を決めたキミに、牙を突き立てた吸血鬼。キミのもう一人の相棒、その姿が。
[シナリオテーマ:消えた血盟の行方を追う]
・ハンドアウト:吸血鬼PC
推奨組織:なし
突然の業血鬼の襲来。碌な準備も無い中での戦闘。
全滅しても何も不思議ではない状況で、それでもキミが生き残ったのは。
誰よりも早く“血契食い”を決断した相棒と、それに応じた[人間PC]の覚悟の末だ。
[人間PC]は、何の因果か命を拾った。もう一人の相棒は、業血鬼を追って姿を消した。
組織の上層部は、キミ達以外の血盟にその行方を追わせるだろう。
生き残ったキミに出来る事は、為すべき事は。一体何か。
[シナリオテーマ:生き残った使命を果たす]
■PL人数
2人(GM除く)
■初心者対応
ある程度世界観を把握している前提で作成したシナリオのため、申し訳ありませんがシステム初心者(初プレイ)対応は不可となります。
■ルールブック所持について
基本ルールブックを所持されている方のみ参加可能とさせていただきます。
■所要時間
制限時間いっぱい(4.5時間)の想定です。
場合によっては閉会式後に少し延長する可能性があります。
■レギュレーション
・ステージセット:東京UTM
・想定練度:1
・使用ルールブック
PL側は基本ルールブック(『BLP』)、スカーレッドナイト(『SRN』)ともに使用可能
ただし、参加者間で相談が必要な『対象:血盟』の『傷号』については、
PL両名が『SRN』を所持している場合のみ使用可能とします。
※また、GMは『BLP』のみ使用予定ですが、PL両名が『SRN』を所持している場合は
事前相談の結果生まれたボスエネミーの設定と、PLの方々との相談を踏まえ、
『エネミー傷号』を使用する可能性があります。
■特記事項
このシナリオは、「3人パートナーの血盟から、一人の吸血鬼(連血鬼)がその姿を消す」というシチュエーションのシナリオです。
シナリオの性質上、元相棒の命は失われる可能性が高いため、そのようなシチュエーションが苦手な方はご注意ください。
いわゆるハッピーエンドには着地しにくいシナリオになります。
また、通常のセッションに比べて、事前のPC作成に時間がかかることが想定されます。
本シナリオでは一部、「GMCルール(公式HP掲載)」を導入しています。
PC作成に際し、通常のPC2人の作成に加えGMCルールに基づき、GMが3人目のキャラクターをPCと同様に作成します。
但し、作成するGMCは「吸血鬼(連血鬼)」として作成します。
作成した[連血鬼GMC]は設定等をそのままに、[最終血戦フェイズ]において「分類:ボス」として登場します。
■ペア参加について
知り合い同士でのペア参加!対応可能です!
ただし、3人組の血盟を作成する前提のため、
血盟(PC)は新規作成が望ましいです。
■使用するオンセツール
ディスコード+ユドナリウムの予定です。ココフォリアでも対応可能。
■GMからの一言
「シナリオを自作しやすい!!」と自分の中で話題のブラッドパスですが、
ボスエネミーの設定を考えている時、たまに不安になることがあります。
「このボスはきちんとPCのことを刺せているだろうか。
情緒に多少なりともダメージを与えられているだろうか」と。
そして閃きました。凶器がPCに刺さらないのなら、
PLと相談してPCに刺さる凶器をオーダーメイドすればいいのだと。
今回のシナリオではボスエネミーとなる業血鬼のパーソナリティはほとんど定まっていません。
確実に決まっていることは、"PC達にとって最高の相棒たる吸血鬼だった”という点です。
年齢、性別、出身、起源、流儀、趣味、人間との『約束』、連血鬼間の『協定』、etc...
すべてはこれから決まります。
「三人寄れば文殊の知恵」とも申します。最高の凶器(R:相棒)を共に協力して作り上げましょう。
共犯者の皆様のご参加を、心待ちにしております。

