駐輪場問題中間まとめ171207

Last-modified: 2018-07-21 (土) 16:09:24

駐輪場問題中間まとめ オーベル浦和レジデンス自転車駐輪場問題-中間まとめ.docx


事象
1.自転車を出し入れしにくい    
 ・スライドを動かすのが非常に重い
 ・左右の自転車が引っ掛かる
2.収納ラックが破損する
 ・車輪支えの曲がり11か所(2017/10/29現在)
 ・車輪支えに傷も
3.駐輪区画に空きが無い
 ・238区画すべて契約あり
 ・数年後にさらに需要増の見通し     


原因
1.自転車が大型化している             
 ・電動アシスト・子供座席付自転車、特に3人乗り自転車の登場(30kg超重量級も)        
 ・収納ラックは大型化対応する前の規格で、30kg以下のみ対応                   
2.子育て世代中心に自転車利用の需要高い    
 ・一部、申込だけで利用していない区画も?   
 ・1世帯2区画相当でも足りない計算       


考察
▽従来から電動アシスト・子供座席付自転車は大きく重かったが、特に前と後ろに子供を乗せられる3人乗り自転車(2009年7月法改正で合法化)の登場で大型化・重量化が進んだ。

▽こうした大型自転車は子育て世代に便利なため、当マンションでも利用者が多く、先日の調査では38台(18%)を占めていることが判明した。

▽この結果、重い自転車を載せたスライドラックを動かすのは力が必要となり、張り出した子供用座席は隣の自転車の出し入れを邪魔している。

▽一方で、当マンション駐輪場の収納ラックは、30㎏超自転車に対応する以前の製品であり、30kg以下までの自転車しか対応していない規格のもの。

▽スライドラックがラックストッパーに当たる際の衝撃が重なり、これも先日の調査で車輪支えの曲がりが11か所で確認された。小径前輪が車輪支えに傷もつけるようだ。

▽また駐輪区画に空きが無いことも問題となっている。238区画は1世帯あたり2区画に相当するが、これは標準的で収容台数が著しく劣る訳ではない(大成有楽不動産高橋氏)。

▽小学生以下、幼稚園生、未就学児が多い。小学生が常盤中学に進学して毎日自転車通学となり、幼稚園生、未就学児が数年の間に新たに子供用自転車を購入することで、駐輪場利用者は今後増える可能性がある。

▽20数台分の区画は自転車を確認できず、区画を確保しながら実際は駐輪していない方がいるのかもしれない。


【前回理事会】
駐輪場の改修・増設:30kg 超大型自転車へ対応

▽大型自転車は子どもを乗せても安定感があることから普及している。当マンション入居者には子育て世代が多いので、大型自転車の需要は高いと思われる。

▽駐輪場が使いにくく、破損も起きているので、問題解決のために、大型自転車に対応した区画を一部用意する。

▽その際、空きが無い問題も併せて解決できるような対応案を検討する。

▽これに伴い、30kg以下を想定している現行規約の改定も行う。

改装・増設に向けた準備
▽敷地内で増設可能な場所がないか、工事費含めて検討する。

▽屋内駐輪場平面区画の試験運用を行う。間引きが出し入れ改善に有効かの検証。


【今後の検討事項】
▽必要な自転車収容台数

▽駐輪場の改修・増設案の具体化

▽東入口脇の植栽を駐輪場に転換する

▽屋外駐輪場北側の植栽を駐輪場に転換する

▽屋内駐輪場の平面区画を活用する

▽屋内駐輪場を全面2層式駐輪場に増築する

▽駐車場に出た植栽+砂利を駐輪場に転換する

▽バイク置場の一部を駐輪場に転換する(バイク置場へのアクセス改善)

▽利用されていない駐輪区画の有効活用(有期レンタル等)

▽シェア自転車を導入する

▽屋外駐輪場の一部を35kg規格へ転換する

▽屋外駐輪場の一部上下2層化