ATSプラグイン一覧

Last-modified: 2022-06-08 (水) 07:45:52

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  • NNN2氏の京成系列・京急・浅草線向けプラグインとC-ATS・1号形ATSプラグイン 2022/03/20 更新 -- 2022-03-21 (月) 07:45:31
  • CT氏のATS-Pブラグイン、ATC/Pプラグイン 2021/05/06 更新 -- 2021-05-12 (水) 00:08:57
  • bve-plugin-bridge 2021/03/15 公開 -- 2021-03-17 (水) 03:06:12

保安装置プラグイン公開サイト

車両に組み込んで使える保安装置プラグインを公開されているサイトを紹介。

C-ATS・1号形ATSプラグイン

公開先作者名更新日
蒼風重工NNN2氏2020/06/21
保安装置
京成・京急・都営浅草線C-ATS・1号形ATS・EB装置
脚注
BVE6向け評価版。京成系列・京急・浅草線向けプラグインとセットで使うのが望ましい。

京成系列・京急・浅草線向けプラグイン

公開先作者名更新日
蒼風重工NNN2氏2022/03/20
保安装置
京成系列・京急・浅草線の車両機能
脚注
ATS・EB・出発合図の機能は「C-ATS・1号形ATSプラグイン」を併用するとよい。都営5500形用ATSプラグイン内包

D-ATCプラグイン(Mi5000氏)

公開先作者名更新日
TwitterMi50002020/06/21
保安装置と主な機能
D-ATC・転動防止・開通情報
脚注
64bit版。パネル・サウンド端子台は新系列統合型プラグインに準拠

各種機能プラグイン公開サイト

車両に組み込んで使える保安装置以外のプラグインを公開されているサイトを紹介。

京成系列・京急・浅草線向けプラグイン

公開先作者名更新日
蒼風重工NNN2氏2020/06/21
車両機能
抑圧・保安・非常増圧ブレーキ・架線電圧計・インバータ入力電流計・停車駅予報装置・モニタ表示・列車無線・ワイパー・勾配起動など
脚注
BVE6向け評価版。複数のDLLを読み込ませる機能を有する。C-ATS・1号形ATSプラグインとセットで使うのが望ましい。

回生開放プラグイン(東海道くん氏)

公開先作者名更新日
東海道くんのブログ東海道くん2020/06/29
車両機能
回生開放

bve-plugin-bridge(まじかんと氏)

公開先作者名更新日
GitHubまじかんと2021/03/15
機能
Bve5用のプラグインを BVE6で使うための変換プラグイン

bve-autopilot(まじかんと氏)

公開先作者名更新日
GitHubまじかんと2020/10/25
脚注
TASCやATOのプラグイン。使用方法はWikiに掲載。

ATSプラグイン類(CT氏)

公開先作者名更新日
データおきばCT2021/10/01
車両機能
ATS-Ps、ATS-Sn、ATS-P、ATC-6、ATACSといった保安装置の他にTIMS/MON表示器、車掌機能などのプラグインが個別に公開されている
公開プラグイン
プラグイン名プラグイン内容脚注
ATS-PsプラグインATS-Ps型保安装置の動作をシミュレート
ATS-PプラグインATS-P型保安装置の動作をシミュレート
E233系ATC/P装置プラグインATC-6型とATS-Pの統合型保安装置の動作をシミュレート
ATC-10型プラグインATC-10型保安装置の動作をシミュレート
汎用マスコンキープラグインマスコンキーの挿入/抜取と任意のpanelインデックスへの出力ができる
ATS-SnプラグインATS-Sn(+ATS未投入防止装置)の動作をシミュレート
車掌プラグインドア扱い、出発合図、ワンマン運転、ドア半自動、ホームドア連携、出発指示合図、閉扉時機合図等を機能させる
MON/TIMS/INTEROS表示器プラグインJR東日本の車両のMON/TIMS/INTEROS表示器とメーター表示器の動作をシミュレートE233系TIMSプラグイン及びTIMS/MON表示器プラグインと互換性あり
交直流電車主回路プラグイン交直流電車の主回路と表示灯の動作をシミュレート
JR東日本車両むけTASCプラグインJR東日本の車両に搭載されているTASCの動作をシミュレート
国鉄車向けATC-6型プラグイン205系と103系向けのATC-6型プラグイン
ATC/P/ATACS装置プラグインATC-6型、ATS-P、ATACSの統合型保安装置の動作をシミュレート
非常ブレーキ投入/緩解音再生プラグインEB投入時の音声と緩解時の音声を再生

保安装置プラグインを作る

プログラミング未経験者にとっては難易度が高いかもしれません。

  • Let's create BVE
    ノ付氏のDLL作成の解説。更新は長く止まっておりますがヒントにはなるかと。
    VisuelStudio2008EEのダウンロードはこちら(無料)
    BVE本体から呼び出す関数の名前(Initialize:変更不可)が原因で、VisuelStudio2010以降でコンパイルするには設定を弄る必要があり初心者には扱いにくい。慣れないうちは最新バージョンでは無く、上記リンクからDLできるVS2008を使ってみるとよいと思われる。
  • ATSPI作成講座的なもの
    VC++2010での実践例。

とかくプログラミングは未経験者にとっては難解というイメージが付きまとうが、一個人の経験としては、ただ解説サイトや書籍を見るだけでなくまずはサンプルソースを少しずつ弄ってトライ&エラーで慣れていくことをお勧めしたい。高度なプログラミング知識はATSプラグインの作成に必須ではないので、とにかくC++の様式に慣れることが肝心。

ATSプラグイン制作小ネタ

  • paramsのBrake/PowerNotchCountセクションで設定した以上のノッチを返すことも可能。
    PressureRatesで定義しておけばその値になるので増圧ブレーキ、直通予備ブレーキなどの再現が可能
    また、電制/力行も同じように定義しておけば限流値増加や交直流の性能変化なども再現可能のはず。(by813kei)
    • RequiredNotch_Downを-1にしない限り必ず1ノッチから起動するので、ノッチ進段にタイムラグのある抵抗制御車で複数加速度を再現するにはStepDelay_Up/Downを0にし、プラグイン側でカム進段の機構を再現する必要がある。
  • サウンドを一回だけ再生させる場合、ATS_SOUND_PLAY(1回再生)を渡した次のフレームでATS_SOUND_CONTINUE(現在の状態を維持する)を渡すように処理しないと正常に再生されない。
  • ATSプラグインのサンプルソースではLoad関数とDispose関数に関する記述が一切ないが、このままでもBVE本体ではエラーを起こさないもののRock_On氏のDetailManager.dllを利用するとエラーになってしまう。これを回避するには、関数の中身は空で良いのでLoad関数とDispose関数をソース内に書いておき、さらにAts.defファイルのEXPORTS以下の関数一覧にLoadとDisposeを追記しておくと良い。(参考:ATSプラグインとモジュールの相性について | ATSプラグインを作る人の雑記帳
  • 公式のヘルプではBVE本体から取得する圧力値(BcPressure, MrPressure, ErPressure, BpPressure, SapPressure)の単位は[Pa]表記であるが、BVE5の場合、実際に取得する値は[kPa]単位となっている(BVE4ではヘルプ通り単位は[Pa])