売木の史実

Last-modified: 2020-05-30 (土) 18:49:21

立地

標高1,000m級の山地に囲まれた山村であり、天竜川支流・売木川沿いの小盆地に集落が分布しています。中心集落の標高は約800mです。

行政区画の変遷

一度和合村と合併するもその後分立。

アピールポイント

長野県売木村は信州最南端の村の一つで、南を愛知県豊根村に接し、愛知県最高峰の茶臼山北麓に位置します。
1000~1300メートルの山々と、売木峠、平谷峠、新野峠など4つの峠に囲まれた小さな盆地は、まさに「ふるさとの原風景」という表現がぴったりなのどかさです。
村面積の88%を森林が占め、天竜奥三河国定公園の中心をなす茶臼山高原をはじめ、豊かな自然が売木の特徴です。恵まれた森林資源を背景に、江戸時代にはろくろで椀や盆などをつくる木地師が活躍。
村人たちは米の代わりに「くれ木」を年貢として納め、昭和初期までは炭焼きなども盛んでした。まさにうるおう木の村-それが売木村なのです。