ライブラリは、データやプログラム、マクロなどのオブジェクトを格納する場所です。
OS 上では、フォルダや、ディレクトリとして管理されます。
SAS ではライブラリを、フォルダの別名(エイリアス)として、割り当てを行い、SAS プログラム内で使用します。
ライブラリの割り当ては、LIBNAME ステートメントで行います。
下の例は、windows 版 SAS で、expense ライブラリを割り当てています。
LIBNAME expense 'x:\aaa\bbb\...' ;
毎回、同じライブラリを利用する場合は、SAS起動時に自動実行される、AUTOEXEC.sas に
LIBNAME を使ってライブラリを定義しておくことで、自動的に割り当てできます。
また、SAS のエクスプローラウィンドウでは、マウス操作でライブラリの割り当てが行えます。
ツリー構造のライブラリを選択 → 右クリックし新規作成を選択 → パスを指定