設定用語集

Last-modified: 2023-03-26 (日) 23:18:19

この用語集は、特定のプレイヤー国家だけではなく、複数の国家の間で共有される設定事項についての用語集です。複数国家間で共有されている設定に関する、各プレイヤーによる編集も歓迎されます。

地名

カイヤナイト / Kyanite

地表の8割から9割が海洋に覆われる海洋惑星であり、このゲーム全体としての舞台。その名は藍晶石からとられており、かつては藍色に輝く広大な海に覆われていたことを象徴している。旧文明末期に起こった核戦争とその後の混乱により惑星は赤く染められている。1つの大きな衛星スタウロライト(Staurolite)と複数の小さな衛星が周囲を公転している。赤色巨星になりつつある太陽よりも大きな恒星カーディナイト(Cardinite)の周囲を細長い楕円軌道を描いて公転しており、地球より1年間が大幅に長いことに加えて公転軌道の歪みのために冬季が長い。
大陸がほとんど存在しないことから金属資源が恒久的な不足状態にあり、それは旧文明間の争いの原因ともなった。

エルナト / Elnath

カイヤナイトの旧文明の中心地であった海域であり、おうし座の青色巨星の名前を冠する。旧文明の大国が惑星中から集めた金属資源が鉄屑の形で眠っていると考えられているが、旧文明の核戦争の際には集中的な攻撃を受け、長年進入は不可能であった。海域内全域が完全に汚染されているわけではなく、交渉が絶えたままの人類が生き残っている島が存在する可能性も高い。ゲーム当初の舞台となる。

宗教

月十字教 / Staurolic

表面に十字の模様を有する月、スタウロライトを信仰する宗教。旧文明時代から受け継がれた主要宗教であるが、世界が汚染により分断される中で経典が散逸しており、詳細な教義については国や地域によって異なる。

赤陽教 / Cardinic

赤い太陽、カーディナイトを信仰する宗教。旧文明から受け継がれた主要宗教の1つであり、月十字教とは歴史的な対立関係にある。教義が散逸していることについては月十字教と同様である。

多月教 / Theory of Moons

スタウロライトのみならず、それ以外の無数の小さな衛星を信仰する多神教。衛星群は軌道が安定しておらず、天文学の知識が失われているためにいくつあるかすら定かではないが、これらの月々への信仰も二大宗教の裏で細々と引き継がれている。

言語

共通語 / Common Language

カイヤナイトの広範な地域で話されている言語で、外交交渉の際の標準言語として用いられる。国語として用いている民族も存在しており、かつて旧文明の大国が使用していた言語であると考えられている。
(現実世界の日本語に相当する)

西方語 / Western Language

共通語以外では最も幅広い地域で話されている言語。ただし、地域差が激しいため、「西方語」の範囲であっても意思疎通が可能であるとは限らない。
(現実世界のインド・ヨーロッパ語族に相当する)

東方語 / Eastern Language

共通語・西方語に次ぐ地域言語。地域差が激しいことは西方語と同様である。
(現実世界の東洋系言語に相当する)

艦艇

戦闘艇 / Armed Boat

機関砲やミサイルで武装した小型艇。これらの兵器の製造技術は旧文明に属するものであり、現代の技術水準で製造することはほぼ不可能である。しかし、一部の氏族が兵器機構に関する知識を伝承しており、実物をリバース・エンジニアリングすることができれば製造することも不可能ではなくなると考えられている。戦闘艇は小型で航洋性に劣っており、特に長期間の航海には耐えられない。したがって、戦闘艇は常に都市に所在する基地に配備し、基地の周辺でのみ活動することができる。

輸送船 / Transportation Ship

単に貨物を積載することができるだけでは、核汚染が取り除かれたとしても危険な海域を航海することはできない。この輸送船は、周辺の大気中の汚染物質から身を守るための気密された乗員室と、大量の物資を安全に積み込むための設備を備えている、海域内で物資を輸送するために不可欠な船舶である。一方で武装はほぼ有しておらず、戦闘艇や同種の装備を備えた海賊船に対抗することはできないだろう。