ローマを使ってスパムの練習！

このページを作るきっかけ

• 初心者にはスパムのイメージ自体が難しい。
• 都市スパムについての考察は中級者以上でないと難しいというご指摘メール。
• メールなどでスパムの仕方の質問を貰った時に、"ここ"と紹介できる便利なページがほしいという要望メール。
• ローマは最初から法律持ちなのでスパム練習がし易い。
• 何といっても筆者がローマに愛着がある。
• ローマはロマン！

注：かなりサムイ展開です、ご了承ください。
　　スパムは戦略としては安定しません、数ある戦略のなかの１つです。ご利用は計画的に。
　　

序章

では今回の主人公我等がローマのリーダー、カエサルの登場です。

ローマ帝国のすごい部屋

カエサル：我がローマ帝国もそろそろ革変が必要だろうか、既存の市民団体の代表者ファルコン・タロウ様の支持率の低さを耳にするな。
カエサル秘書：事前の井戸端会議投票の結果、本日の選挙で市民団体の代表者はポッポ・マウンテン様（以下ポッポ）に移りそうですね。
カエサル：やはりそうか、この国はどこへ向かうのか。フリーダム党踏ん張れるか…。

カエサル秘書：カエサル様、選挙の結果が出ました。
カエサル：そうか。構わん、結果を。
カエサル秘書：カエサル様の憂慮されていた通り、ポッポ様が代表者になりました。
カエサル：うん、やはりそうか。
カエサル秘書：ポッポ様との面会は２時間後になります。準備をお願いします。
カエサル：あぁ、わかっている。
　　　　　（ポッポは目が怖いんだよな、絶交とか言って人殺してるみたいだし。

第１章　絶交

謁見の間

ポッポ：カーサエール君、遊びましょ♪
カエサル：…。
ポッポ：これは失礼、ついいつもの癖で。この度代表に選ばれましたポッポです、今後ともよろしくお願いいたします。
カエサル：こ、これはポッポ殿、なにはともより当選オメデトウゴザイマス。
ポッポ：ありがとうございます。ところでカエサル様、今後のローマ帝国の方針なんですが。
カエサル：ポッポ殿は気が早い、今後の方針はまた今度でよろしいのでは？今日は当選の喜びに浸ってもよろしいのでは？
ポッポ：カエサル様！
カエサル：ふぁ、ふぁい！
ポッポ：この国の方針転換は急務です、その為に私が選ばれたのです。今まででとは違う新しいローマを一刻も早く作り上げるのが私の使命。
ポッポ：使命を全うできないようであれば我等の友愛党に投票してくれた国民に会わせる顔がありません。
カエサル：これは失礼。ポッポ殿の情熱、分かっていたつもりですがそこまでとは。それではポッポ殿の考えをお聞かせ願えますか？
ポッポ：お分かり頂けましたか、それはよかった。それではお聞きください。
ポッポ：まずは友愛精神で世界を平和に導く為に、他文明に我等の共和制の拡大に努めるべきです。
カエサル：何を言うか。共和制はローマ帝国が長年かけて築き上げた努力の結晶。そう易々と他文明に共和制を伝えるわけにはいかない。
ポッポ：カエサル様、共和制はローマ帝国だけの所有物ではありません。この星の為にあるんです。
カエサル：ポッポ殿、何を言っているんだ？気は確かか？
ポッポ：カエサル様にはご理解頂けませんか？残念です。当選初日に「絶交」の対象者が出てしまうとは。
カエサル：あ、そういえばそうだ。共和制はこの星の物だよ。うん、今いきなり分かった！
ポッポ：それはよかった、カエサル様が賢い方でこちらも助かります。では自身で各文明のリーダーに伝えてきてください。
カエサル：何？！私自身が各文明のリーダーに直々に伝える必要があ…
ポッポ：カエサル様！ぜっこ…
カエサル：あ、あ、あー。そうだそういえば各リーダーに用事あったんだっけ。借りてたファミコンのカセット返さなきゃだった！ちょうどいいから行く！
ポッポ：ポッポッポッポｗそれはそれは、借りたものは返さないといけませんね。それではお願いしますよ。

第２章　手紙

カエサル：あぁー、全然ダメだ。みんな全然話を聞いてくれない、独裁制の文明は飛びつくと思ったのに。
カエサル秘書：まさかの予想外でしたね、歓迎されると思っていたのに拒否されるとは。
カエサル：アラブ、ギリシャ、イギリスは予想できてたけどな。日本は鎖国で会えないし、中国は人口多いからそれで十分とかさ。
　　　　　アステカ、ズールーは門番に言葉通じないし、ドイツは戦士作りで忙しい、インドは好戦的すぎて話してくれない。
　　　　　モンゴルは蛮族狩りで忙しい、フランスは文化圏出すぎで近づけない、アメリカは中世まっしぐらで忙しい。
　　　　　スペインは「ネーミングライツ！」とか言って気持ち悪いし、ロシアとエジプトは乳見てたら追い出されるし。
カエサル秘書：本当に困りましたね、このままでは完全に絶交ですよ。ま、最後の２文明はカエサル様が悪いんですけどね。
カエサル：だってお前あの乳は見るだろjk。絶交だけは嫌だしどうしよう、みんなに広めないと。
カエサル秘書：私達の共和制は非常に優れた政体です。みながそれを理解できていないだけでしょう。
カエサル：そうだな、みなに共和制の素晴らしさを知ってもらう為に手紙を送ろう。
カエサル秘書：では早速。

全文明リーダー各位

拝啓

木の葉も一枚一枚枯れ落ちていくこのごろ 、ますますご隆昌のこととお喜び申し上げます。

突然にお手紙を差し上げる非礼をお許しください。

私どもはローマ帝国は、皆様に「共和制」の素晴らしさをご理解いただきたいと切に願っております。

「共和制の特徴」を別紙に纏めさせて頂きますので、一読頂けますようお願い申し上げる次第です。

また、後日研究成果をまとめた「共和制の運用（都市スパム）の為の講演会」を開催する予定でございます。

近日中にキャラバンにて出席確認をさせて頂きますが、何卒ご参加頂きたく存じます。

まずは書中にてお願い申し上げます。

敬具

別紙

共和制の重要さを説明します。
まず皆様が目指すのは勝利ですね。
勝つ為にはどうするか、一般的には"総人口の増加"が大きな鍵となります。
総人口が多ければビーカーもハンマーもGも多く手に入れることが出来ます。
では総人口を増やす為にはどの方法が効率がいいのか？
それは都市スパムです。
例えば首都の人口を増やして行く時、人口が１増える度に次の人口増加に必要とされるリンゴ量が+１０されます。
総人口を１０にする場合、首都だけで人口１０にするには草原で２人延々と頑張っても２００ターン以上必要です。
一方人口５の都市を２つ作るとすると開拓民製作期間を考慮に入れても多めに見積もっても３５ターンで済みます。
この例のように総人口を増やす為には都市を多く作ることが重要になってきます。
当然都市を作る為には開拓民が必要になりますね、開拓民をなるべく低いコストで作りたい。
ここで共和制の出番なのです。

共和制と独裁制の比較

共和制のメリットは唯一「開拓民の消費人口が２→１になる」事だけです。
では「開拓民の消費人口が２→１になる」事がどれだけの意味のある事かを順をおって説明します。

人口消費が２→１に下がるので都市の人口が"２"のままで開拓民を作れる。
　　　　　　　　　　　　　↓
人口を３にしなくて済むのでリンゴ２０の節約が出来る。
　　　　　　　　　　　　　↓
ハンマーで開拓民×２を作る場合、独裁制では２０ターン、共和制では１５ターン。
緊急生産で開拓民×２を作る場合、独裁制では１６ターン、共和制では６ターン。

どうですか？独裁制より共和制が優れているのは火を見るより明らかですね？

それでは皆様の講演会へのご参加、心よりお待ち致しております。

第３章　講演会初世紀

カエサル秘書：カエサル様、各リーダー会場にお集まり頂いております。
カエサル：うんうん、みんな参加してくれて本当によかった。だがこの講演会で絶交かどうかが決まる。
カエサル秘書：そうですね、私もカエサル様に最後まで付いていく所存です。微力ですが尽くします。
カエサル：ありがとう、心強いよ。さて、いくとしようか。
カエサル秘書：はい

講演会会場

カエサル秘書：皆様長らくお待たせいたいたしました。本日司会を勤めさせて頂きますシドと申します。
　　　　　　　早速ですが本日の講師カエサルよお呼びいたします。
カエサル：ご紹介に預かりましたカエサルです。本日の講師を勤めさせていただきます。
　　　　　分かりやすい説明を心がけますのでよろしくお願いします。
　　　　　では早速スパムの運用についての話に移らせていただきます。
　　　　　先日手紙で書きました通り共和制は開拓民の産出コストを大きく下げる事が出来ます。
　　　　　本日は実際の都市スパムの運用についての説明をさせて頂きます。

• まずは何より練習

カエサル：都市スパムはなんとなく都市を増やす戦略だという事は理解できていると思います。
　　　　　では実際の動きの説明に入ります。
　　　　　何はともあれ兎に角体感してください、開拓民を作りまくって下さい。
　　　　　その為にシングルの酋長で練習してみましょう。
　　　　　体感する事が大事なので天帝ではなくて酋長でいいです。
　　　　　いいですか？酋長選びましたね？
　　　　　では最初に何をしますか？はい、そこの小麦きょにゅ、いやクレオパトラさんどうですか？
クレオパ：あたしは～、最初に砂漠を求めて歩きます。
カエサル：うんうん、そうだよね、砂漠は最高だよねｗ
　　　　　って、それはエジプト使ったときですね。
　　　　　では次は家康さん。
家康　　：開拓民を作る為に草原でリンゴ確保でしょうか？
カエサル：70点といったとこでしょうか、確かにその方法もいいかもしれません。
　　　　　では正解ですが「普通に戦士を作る」です。
クレオパ：思わせぶりな質問しやがって、ロードス出たら騎兵Rで速攻してやる。
カエサル：それは普通に止めてください、騎兵Ｒとガレオン奇襲は大嫌いです。では戦士を作る理由を説明します。

　　　　　
開幕戦士の重要性

①簡単な事ですが１００G貯めると理由は分からないがいきなり開拓民が勝手に沸く。
②貯めたお金で開拓民や弓の緊急生産ができる。
③視界の確保ができるので、初手騎兵の文明がいたらいち早く弓を用意できる。
④視界の確保ができるので、都市を建てる時の目安になる資源の確認ができる。
⑤道を封鎖してこちらへのアクセスを海上だけに制限できたりする。
⑥１００Gまで後少しの時に解体する事でGに変換できる。

カエサル：この通り開幕戦士はいい事がいっぱいあります。立地次第では４体あってもいいと思います。
　　　　　例えば立地が大陸の４隅だった場合は２体で十分かもしれないですね。
　　　　　大陸の真ん中でスタートなら４体は必要でしょう。
　　　　　これに関しては"センス"もしくは"個性"ですので正解はありません。
　　　　　私は平均すると３が多いです。
　　　　　では戦士を３体生産後首都は開拓民の生産に入ります。
　　　　　草原に町の人を２人共配置しまして３ターン（リンゴ１２）、その後森に２人で５ターン。
　　　　　これで開拓民ができます、蛮族狩りがうまく進めば同じ頃に開拓民が自動で沸きます。
　　　　　１００Gどうしても貯まらなくてあと少しならAIに法律を売ったり、あまり重要でない戦士を売る。
　　　　　最悪首都の町の人を海に出してGに振ります。できるだけ１００円は貯めてください。
　　　　　はい、ここで質問。この開拓民を使ってどこに都市を建てますか？はい、クレオパトラさん。
クレオパ：さ、砂漠…。
カエサル：はい、ご丁寧に天丼アリガトウゴザイマス。では次リンカーンさん。
リンカー：我が国は国庫のGに２パーセントの利子がつく。
カエサル：はい、それはよかったですね。では次に建設地の優先順位の説明です。
　　　　　チンギスさんはよくお分かりかと思いますが都市はリンゴの確保が出来なければ育ちません。
　　　　　かつ、基本的には交易力を伸ばして行かなければ勝ち残る事ができません。
　　　　　ですので海沿いでかつリンゴも確保できる土地、これが基本になります。
　　　　　それをふまえて建設地の優先順位考える上で私の考える"ローマにとっての資源の価値"を。

　　　　　
ローマにとっての資源と建設地の順位

１位　牛：海３以上もしくは森がある事が前提。海沿いなら交易都市、森なら首都っぽい都市。
２位　魚：リンゴと交易力がセットになっている。どの文明でも安定して上位だろう。
３位　海３以上付いてくる草原：人を草原に振って人口３にした後は３人とも海へ。
４位　染料：これは使えるのが遅いのでここに町を建てるのはスパムの後半。
５位　鯨：これは染料よりもっと使えるのが遅いので他に都市を作る土地が無い時に。

カエサル：このような感じで順位をつけてみました、これは私の意見なので８０％間違っている。
　　　　　参考にしたい方だけ参考にしてみてくれ。
　　　　　これと開幕戦士達の必死に作ってくれた地図をもとに都市を建ててみましょう。
　　　　　戦士達のおかげで魚都市ができたと思います。この都市で青銅の研究を始めましょう。
　　　　　今回は酋長相手にしてますので青銅研究は２ｎｄ都市で開始でOKです。
　　　　　もしも首都での生産開拓民完成より前に１００G貯まった場合はＡＩ文明から青銅買える場合があります。
　　　　　相場は３０Ｇなので買ってしまって問題ないです。
　　　　　自分で研究すると交易20で買うと交易30、でも5ターン早く人口が3になるので差し引き0です。
　　　　　これで１００円貯まって魚都市も出来て青銅も終わりましたね？準備は整いました、後は開拓民を量産するだけです。
　　　　　開拓民をハンマーとGを使ってどんどん作ります、交易都市はGに全振りです。
　　　　　そんな感じで開拓民をどんどん出して都市が5つ6つになってきましたね？
　　　　　そうすると首都から近いイカシタ土地からどんどん埋まっていきます。
　　　　　そこで何か問題が出てきましたか？どうですか？ではイザベルさん。
イザベル：首都から目的の都市までが遠くなるので紅茶が冷めてしまって開拓民の不満がたまります。
カエサル：そうですね、正解です。紅茶が冷めないようにする為に首都以外の都市からも開拓民を出してみましょう。
　　　　　この為に３つ目か４つ目で首都から離れたところで草原２森２が確保できる首都っぽい都市を用意しておくと安心です。
　　　　　他にも問題はありますか？モンテスマさんどうですか？
モンテス：開拓民ばかり作って生贄が足りない、生贄がイケニエガイケ
カエサル：お前が生贄にサレテシマエ。
　　　　　ではシャカさんは？
シャカ　：鍛え抜いた我がインピと同じ速度で走る開拓民、怖いよコワイヨコワイヨ
カエサル：お前のが怖いよ
　　　　　ではビスマルクさんどうですか？
ビスマル：われ等ドイツよりも早く敵のレギオンがうろついているが大丈夫だろうか。やはり重要なのは鉄血政策ではないか？
カエサル：確かに鉄血政策も重要でしょうが時期尚早です、スパムは最初我慢の戦略なのです。
　　　　　ですが当然スパム中に領土も広がりAIの首都も近くなり、敵の戦士やレギオンがうろうろしだします。
　　　　　当然だけどなにもユニット置いておかなければ攻められて取られてしまいます。
　　　　　そんな為に敵から都市を守る方法は2つあります。
　　　　　弓かか戦士を配備するか、最初の戦士で通路を塞いで自分の領土に立ち入らせない。
　　　　　どっちが楽かってそりゃ後者ですね？でも通路がうまく塞げる事なんてまれです。
　　　　　だから敵の領土との境に当たる前線都市にだけ弓を配備しておくのが一般的です。
　　　　　ここではスパムの感覚を掴む為に酋長で練習の為なのでマルチを想定していません。
　　　　　シングルでは同盟結んでおいて首都に１ユニットで凌ぎます。
　　　　　凌ぎながら今回は１２都市を目指してスパムしましょう、あくまで練習の為に目安での設定です。
　　　　　以上でシングルでのスパム練習は終わりです。
　　　　　後は町の人をビーカーに全振りして好きにテクを開発して下さい。
　　　　　農業用水が残っていたら美味しすぎるので是非いただきましょう。
　　　　　それでは本日の講習会は終了します。各自シングルでスパム練習していただき感覚を掴んでください。
　　　　　

とりあえずここまで。
スパムに興味がない人、飽きっぽい人でも読めるように工夫してみた。
異常なほどサブい仕上がり。
自分でも泣けてくる、ユーモアのセンスがないんだよ。
結構頑張ったんだけどなんだかね悲しい。

書きかけ、途中
書きたい事はたくさんあるんですがここに雑に纏めました。
有志の方是非続きの作成お願いします。

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