名古屋弁

Last-modified: 2023-02-21 (火) 07:03:50

愛知、岐阜、三重、静岡4県の「東海地方の紛らわしい方言」


名古屋弁講座

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【転勤者に捧ぐ】名古屋人しか意味のわからない言葉/言い回しまとめ

名古屋情報通
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  • えらい
    名古屋人が老若男女問わずナチュラルに使う方言としては最頻出語。
    「疲れた」「きつい」「だるい」という意味です。
    なお、ステレオタイプな名古屋弁としてよく挙げられる『どえらい』とは意味が違うので注意。
  • おみえになる
    標準語では「来る」「いらっしゃる」という意味ですが、名古屋の人はそれに加えて「そこにいる」「存在する」という意味で使います。
    ビジネスシーンにおいても電話などで『◯◯様、おみえになりますか?』と標準語のつもりで使う人もいるので、他の地方の人にガチンコで名古屋人だとバレる瞬間です。
  • しゃびしゃび
    食べ物や飲み物で、水分が多い、水っぽい状態を指す。
    カレー、ソース、アイスコーヒーなどで使うことが多い。
  • ときんときん
    鉛筆がとても鋭くとがっている状態のこと。
    なぜこんなピンポイントな所に固有の呼び方がついたのかよくわかりませんが、名古屋人はとにかく、とがった鉛筆を見ると『ときんときんだ!!』と言わざるをえないのです。
  • ちんちん
    沸騰している、とても熱いという意味。
    『チンチンなんて、んまぁ下品っ!名古屋の人って変態ぃぃっっ!!!』なんて思わないでください。
  • 鍵をかう
    「鍵をかける」という意味ですが、それが発展して『施錠されている』という意味も生まれ、
    『ドアかっといて!』『玄関かってあったっけ!?』などとさらに混乱を生む表現もあったりする。


お札を両替しよう! 石川県民→「こわす」他県民→「くずす」

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「くずす」は方言だけれど、結構使われている
47都道府県をすべて調べたところ、「こわす」は、北陸のほかに、九州の一部や群馬にも分布していました。

他には東北地方は「細かくする」、徳島などは「くだく」、兵庫などでは「かえる」と言うところがありました。

方言を研究している金沢大学の加藤教授によると、「こわす」は、北陸3県で使われており、もともとは愛知で使われていたものが、愛知→福井→石川→富山と広まっていきましたが、だんだんと「くずす」に標準化してきているところが多いそうです。

また、北陸の「こわす」と、九州や群馬の「こわす」とは別々に発生していると考えられています。大きなものを小さくするという共通の発想で「こわす」が生まれた偶然は、大いにありえます。

「こわす」は、江戸時代に広まったとされ、1930年の川端康成の浅草日記にも「両替してくれ」の意で「こわしてくれ」という文章が載っています。

そして、「両替する」という意味で辞典にのっているものもあるのです。

方言のようですが、立派に全国でも通用する言葉なのですね。(ライター:りえ160)