ダンジョンアーティファクト非公式Wiki

Last-modified: 2025-09-08 (月) 05:44:10
 

いとこん氏及びExertion Game製作の ダンジョンアーティファクトSteamストアページ)の非公式wikiです。

 

現在EA(アーリーアクセス)中ということもあり、今後とも頻繁にアップデートが行われることが予想されます。
当wikiの情報が古くなっている可能性も踏まえて、閲覧は自己責任でお願いいたします。


 

どんなゲーム?

  • ジャンルはデッキ構築ローグライク。いわゆるStS(Slay the Spire)フォロワー。
    • ただしStSには無い独自要素として「マス目」の概念があり、敵の攻撃をただ防御するだけではなく移動して回避という戦術も取れるようになっている。
      • …まあ移動をせず防御だけで受けるStS式のデッキの組み方もできるが。移動系のカードはあくまで選択肢。
      • さらに攻撃カードには射程の概念があり、近距離でインファイトを仕掛けるか、遠距離から安全に削っていくかといったデッキの方向性が生まれた。
  • カードゲームとしての性質はMTG(Magic the Gathering、トレーディングカードゲーム)からも着想を得ている模様。
    • 「墓地」「除外」といったシステムの他、MTGで言うところの置物にあたるパーマネントカードやスタックといった概念、極めつけはゲーム名にもなっている「アーティファクト」。
    • 敵もカードを使って戦うという点もどこかTCGっぽい。
    • 結果としてStSにMTGの魂を融合させたかのような味わいとなっている。
  • TCG繋がりで、一部のカード名は遊戯王やシャドウバースにもある。偶然かもしれないが。
  • その実態は「ぶっ壊し系ローグライク」とも言うべき壊れコンボの組みやすさ。というかむしろ壊れコンボを組むことを前提としている難易度設計で、うまいことデッキが回り出したときの爽快感が半端じゃない。
    • 具体的には、このゲームのタイトルに含まれている「アーティファクト(持っているだけで発動する常時効果、StSで言うところのレガシー)」を1ゲーム中で沢山(10~20個以上)集めることができ、しかも同種のものを幾らでも重ねられるという大盤振る舞いっぷり。
      • そもそも全体的にStSのレガシーに比べ強力な効果が多い。何ならアーティファクト同士でコンボを組むことさえできる。
      • カードで戦っているというよりもカードを使って大量のアーティファクトからなるエンジンを回しているという感じすらある。
    • カード自体も使い勝手の良いお手軽なものだけでなく、お膳立てすれば普通のカード何十枚にも化けるみたいなスケールの大きいものが多い。
      • むしろ使い勝手の良いだけのカードが終盤になると腐りがちになってしまうぐらい、「お膳立て」をすることが前提となっている。
      • いわゆる無限コンボも多数存在する。
    • その分敵も強く、終盤にかけての敵のインフレ具合はなかなか。
      • とりわけ難易度VH(Very Hard)でボスやエリートが引っ提げてくるアーティファクトは凶悪なものが目白押しで、迂闊に戦うとあっさり敗北の憂き目を見る。ぶっ壊れにはぶっ壊れを。
      • 仮に無限コンボが完成しても理不尽なアーティファクト一枚に崩壊させられることだってある。自身のデッキの弱点を見極めた対策が必須と言える。
      • 移動といった要素もあり、通常敵との戦闘が展開に富む。どんなに強力な攻撃だろうと当たらなければどうということはない!
  • リディアとスミルナの2人から選んでゲームを進める。それぞれカードプールが大幅に異なり、したがって得意とする戦術も完全に違う。
    • 魔法使いのリディアは取り回しの良さがウリ。じっくり攻撃を凌ぎながらあの手この手でダメージを与えていく。
    • 対する銃使いのスミルナは爆発力がウリ。一歩間違えたら爆散やむなしだがコンボが回り出した時の出力はとてつもない。
  • 1プレイにかかる時間は1~2時間ほど。複雑度の高いコンボだと2時間を超すこともある。
    • RTSの記録はキャラクターや難易度にもよるが10分切るぐらい。
  • 全体的な難易度はStSと比べてあまり高くない。VHでようやくStSのノーアセンション相当とも。
    • 尤もぶっ壊し系ローグライクの特性上、伸るか反るかの瀬戸際を渡っていく繊細なパズルよりも、コンボをぶん回してあらゆる敵を一掃していく爽快感の方にゲーム体験としての主軸が置かれているからだろう。
  • やり込み要素について。クリア時に得られる経験値は、現状では各キャラクター4つずつの拡張セットの解放以外の使い道が無いが、ゲーム開始時の初期アーティファクトのバリエーション追加といった用途が今後増える予定とのこと。(参考