q Construct
◎ 概要
「q Construct」はAPRSが運用される中で、APRS-ISでの移送機構を使用する際、以下能力を追加する為の規格である。
- APRS-ISのエントリー識別
- 将来承認されるべきアルゴリズムのサポート
- ループ現象の検出のサポート
- 自動ループ現象からの保護のサポート
- 既存のI-Gateとクライアントソフトウェアとの互換性
- 実現に必要であるサーバだけサポートする
サーバー用
- qAC - APRS-ISへ直接接続された登録済みコールサインのクライアントソフトからパケットを受け取った場合。
(FROMCALL=ログインしている。)qACに続くcallSSIDは、サーバーのcallsign-SSID(又はサーバー名)です。 - qAX - 未証明のコールサインクライアントから直接接続でパケットを受け取った場合。(FROMCALL=ログインしている。)
qAXに続くcallSSIDは、サーバのcallsign-SSIDです。TCPXXとqAXはdepricatedされます。 - qAU - クライアントから直接UDP接続でパケットを受け取りました。 qAUに続くcallSSIDは、サーバのcallsign-SSIDです。
- qAo - (アルファベットのo)パケットは、クライアント専用ポートを介して受信されました。
FromCALLがログインと一致していない。I又はqARにマッチするIGATEは、ログインと一致する場所を構築します。 - qAO - (アルファベットのO)パケットは、クライアントのみのポートを通してパケットを受け取りました、
そして、FROMCALLはログインと不一致。 - qAS - パケットを別のサーバから受け取った物か、又はこのサーバで生成しました。
後者のケースはサーバによって生成された標識のためのものです。qASに続くcallSSIDは、最初の身元保証可能な
サーバのログインかIPアドレスです。 - qAr - 中継サーバーの役をするIGateを使いパケットを間接的に受け取った。 qArに続くcallSSIDは、IGateのcallSSID。
- qAR - 認証接続されているIGateを使用しパケットを受け取った。 qARに続くcallSSIDは、IGateのcallSSID。
クライアント用
- qAR - RFからのパケットをIGateが中継したパケット。qARに続くcallSSIDは、IGateのcallSSID。
- qAZ - Server/Client/IGateで作られるもので、伝播するべきではありません。
qAZに続くcallSSIDは、Server/Client/IGateのcallSSIDです。
通常、これはUSERLISTへのメッセージなどの接続メッセージに使用されます。 - qAI - パケットトレース。このパケットは、ログイン識別をパケットに加えるように各サーバに言います。
qAIに続いて、このパケットは発信局のcallSSIDから始まります。 (その他の詳細はアルゴリズムを参照。)
example
オリジナル パケット:
AE5PL>APRS,TCPIP*:payload
Packet leaving サーバーのトレース・オフ:
AE5PL>APRS,TCPIP*,qAC,AE5PL-JS:payload
又は、トレース・オン:
AE5PL>APRS,TCPIP*,qAI,AE5PL,AE5PL-JS:payload
類例で、RFからIGate中継したAPRS-ISパケット:
オリジナル パケット:
AE5PL>APRS,WIDE1*:payload
Packet leaving サーバーのトレース・オフ:
AE5PL>APRS,WIDE1*,qAR,AE5PL-10:payload
又は、トレース・オン:
AE5PL>APRS,WIDE1*,qAI,AE5PL-10,AE5PL-JS:payload
参考URL等
- http://www.aprs-is.net/q.aspx ― 著:Peter Loveall AE5PL氏