MBOD メッセージボード機能

　ＴＮＣ内部機能にあるメッセージボード機能についての記事です。　

KENWOOD社製 TM-D710をPacketモードで使用していて、普通にMBOD機能も搭載している事に気付き、
APRSに限定した利用でなく、APRSも楽しみつつ、ちょっとパケット通信も･･･という意味でコマンドについて調べてみました。

TM-D710の取扱説明書にはコマンド一覧は載っていますが、詳細な使い方が書いてありません。
「 W 」コマンドが書き込みと分かったのですが、書き込み終了コマンドを知らなかったので
元に戻らねぇ～～！！（´д｀；）　という罠に堕ちました（苦笑

同じ痛手をAPRSからパケット通信を始めて、改めてパケット通信に興味を持ち同じ事をしようとしてた人は
踏んでいると思いますので、記事を残しておきたいと思います。（汗


データはTASCO TNCシリーズ　コマンド説明書 1.1.5TJ を参考に書いています。

　下準備が必要なのです！

まず、メッセージボードが使えるようにします。
APRSをしつつもメッセージボードで遊びたい場合、TM-D710の場合はAPRSモードではなくPacketモードを使う形になります。
その際、周波数を本来なら144.66MHz(1200bps)や144.64MHz(9600bps)以外で運用を願いたいものですが、
夜中にこっそり遊ぶのよん★　の人の為にコッソリ教えます（笑

とりあえず、メッセージボードのコールサインを設定しないと動きません。
SSID-0～SSID-11までは色々APRSで使ってる事もあるし、貴局がキャンプ地とかでラップトップPCを使って運用しないのであれば、
SSID-12を割り当てるのがベストかと思います。
それか、メッセージボードはAPRSビーコンとは全く無関係なパケットを出すので、
APRSでは未設定とされている SSID-13 を使うのも手かもしれません。

この辺り、実際運用してクレームが来るか、まだ経験が無いので JAPRSX のOM各局に相談してみると
安心して運用出来るかもしれません。(^_^;;

　(1) 書き込み

入力終了方法　（TM-D710 で動作確認済み）

　(2) メッセージ一覧を見る

　(3) メッセージの内容を見る

　(4) メッセージを消去する

※ TNCへ繋いだターミナルでは、どのメッセージも削除可能（他人→他人宛ても削除可）
※ RF経由の場合は、自分が書いた物か、自分宛のメッセージのみ削除可能（他人→他人宛ては削除不可）

　RF経由のその他のコマンド

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